2026年10月10日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
Brevet の数学・単元ごとの分析|104 回のうち 34 回に出題
累乗の計算と、とても大きな数・小さな数を a×10ⁿ の形で書く単元です。選択式や正誤の短い問いの中に入ることが多い単元です。このページでは、南数塾が Brevet の数学の過去問 104 回・2,835 問を 1 問ずつ読んで分けた台帳から、この単元の出題の数・型・難易度をまとめました。数は南数塾が数えたもので、公式の統計ではありません。
フランスの課程で学ぶお子さまへ
南数塾が読んだ 104 回(2016〜2026年・全会場)のうち、この単元の小問があった回と、小問の数です。
104 回のうち 34 回(33%)に、この単元の小問がありました。小問は 41 問で、全部の小問 2,835 問の 1.5% です。19 に分けた単元の中で、小問の数は 19 番目です。この単元の小問がある大問は 34 題でした。[1]
| 年 | 読んだ回 | この単元が出た回 | 小問の数 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | 9 回 | 3 回 | 3 問 |
| 2017年 | 11 回 | 2 回 | 4 問 |
| 2018年 | 11 回 | 4 回 | 4 問 |
| 2019年 | 12 回 | 4 回 | 6 問 |
| 2020年 | 5 回 | 3 回 | 3 問 |
| 2021年 | 9 回 | 3 回 | 4 問 |
| 2022年 | 10 回 | 1 回 | 1 問 |
| 2023年 | 9 回 | 3 回 | 3 問 |
| 2024年 | 9 回 | 4 回 | 4 問 |
| 2025年 | 11 回 | 2 回 | 2 問 |
| 2026年 | 8 回 | 5 回 | 7 問 |
2016年は前の課程の最後の年、2017年は配点の形がちがう年です。2020年は、読んだ回が 5 回だけです。2025年の回には、2026年からの形の見本の問題(sujet zéro)2 回をふくみます。
2016〜2020年の 48 回では 16 回(33%)、2021〜2026年の 56 回では 18 回(32%)でした。出る回の割合に、大きな変化はありません。
| 会場 | 読んだ回 | この単元が出た回 |
|---|---|---|
| アジアの会場 | 11 回 | 4 回 |
| フランス本国 | 22 回 | 8 回 |
| そのほかの会場 | 69 回 | 22 回 |
| 見本の問題 | 2 回 | 0 回 |
そのほかの会場は、北アメリカ・南アメリカ・ポリネシア・ニューカレドニア・外国の会場(centres étrangers)などです。お子さまの学校がどの会場の問題を受けるかは、在籍校に確かめてください。
2026年からの形の 10 回(見本の問題 2 回をふくむ)では、5 回にこの単元がありました。第 1 部(電卓なしの短い問い)に 4 問、第 2 部に 3 問です。新しい形の回はまだ少ないので、この数は目安です。
小問を、何をさせる問いかで分けた数です。型の分け方と名前は南数塾が付けたもので、公式の分類ではありません。
| 型 | フランス語での言い方 | 小問の数 | 割合 | 難易度の平均 | 出た年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 累乗の計算 | Calcul avec des puissances | 14 問 | 34% | 1.71 | 2016〜2025年 |
| 科学的な表記 | Notation scientifique | 13 問 | 32% | 1.62 | 2016〜2026年 |
| 大きな数・小さな数を場面で使う | Grands et petits nombres en situation | 10 問 | 24% | 2.10 | 2018〜2026年 |
| a×10^n を小数で書く | Écriture décimale de a × 10^n | 4 問 | 10% | 1.25 | 2018〜2025年 |
いちばん多い型は「累乗の計算」で、14 問(34%)でした。次が「科学的な表記」の 13 問です。5 問以上ある型の中で、難易度の平均がいちばん高いのは「大きな数・小さな数を場面で使う」(2.10)でした。
難易度は、南数塾が小問 1 つずつに付けた 5 段階の目安です(1 がやさしく、5 がむずかしい)。Brevet の中での物さしで、学年の物さしではありません。
難易度の平均は 1.73 で、全部の小問の平均 2.07 より低いです。
2025年の回は、選択式や短い問いのならびも「複合」に入っています(寄せ集めの印を付ける前に分けた年のため)。
フランス国民教育省の資料(3e の終わりにできること・学年ごとの進め方)と、cycle 4 の課程の本文をもとに、南数塾のことばでまとめました。課程の文の写しではありません。
cycle 4 の課程は、2026年に新しい版が出ています。学年ごとに順に切り替わるので、お子さまの学年がどちらの版で学んでいるかは、在籍校に確かめてください。この表の「フランスで学ぶ学年」は、それより前からの版の資料によるものです。
問題の文と授業でよく出ることばです。読み方は、カタカナでの目安です。
| フランス語 | 読み方の目安 | 日本語 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| puissance | ピュイサンス | 累乗 | — |
| exposant | エクスポザン | 指数 | — |
| carré/cube | カレ/キューブ | 2 乗(平方)/3 乗 | — |
| notation scientifique | ノタシオン・シアンティフィック | 科学的な表記 | a×10ⁿ の形。日本は中 3 |
| puissance de 10 | ピュイサンス・ドゥ・ディス | 10 の累乗 | 10³=1 000、10⁻³=0,001 |
| écriture décimale | エクリチュール・デシマル | 小数の形の書き方 | 2,5×10³ の écriture décimale は 2 500 |
| ordre de grandeur | オルドル・ドゥ・グランドゥール | およその大きさ(けた) | — |
| préfixe | プレフィクス | 単位の前につくことば | kilo・méga・giga・milli・micro・nano |
日本語の訳は南数塾によるもので、公式の訳ではありません。ほかの単元のことばは「フランスの数学のことば 日本語との対訳」のページにまとめています。
書き方・ことば・習う順のちがいから来る、つまずきです。
小問の難易度で 3 つの段に分けました。基本は難易度 1、標準は難易度 2、発展は難易度 3〜5 です。
進め方は、南数塾の見方です。お子さまの学校の進み方と、いまの理解に合わせて、順番を決めてください。南数塾では、この単元の説明と練習、過去問を使った演習を、フランス語の授業で 1 対 1 で行っています。
調べ方のくわしい説明と限界は、「Brevet(DNB)の数学」のページの「どう調べたか」に書いています。
南数塾が読んだ 104 回(2016〜2026年・全会場)のうち、34 回(33%)にありました。小問は 41 問で、全部の小問の 1.5% です。数は南数塾が読んで数えたもので、公式の統計ではありません。
「累乗の計算」(Calcul avec des puissances)で、14 問でした。次が「科学的な表記」の 13 問です。
南数塾が付けた 5 段階の難易度の平均は 1.73 で、全部の小問の平均 2.07 より低いです。難易度 1 が 18 問、難易度 2 が 17 問、難易度 3 以上が 6 問でした。
南数塾が読んだ新しい形の 10 回(見本の問題 2 回をふくむ)では、5 回にあり、電卓なしの第 1 部に 4 問、第 2 部に 3 問でした。
数を、1 以上 10 未満の数と 10 の累乗のかけ算で書く書き方です。たとえば 25 000 は 2,5×10⁴ です。日本語では、科学的な表記と言います。
学びません。日本では高校で学ぶ内容です。フランスの課程では、Collège で 10⁻³ のような負の指数を使います。
2026年の回から、数学の第 1 部(20 分・6 点)は電卓なしです。南数塾の台帳では、この単元の問いは、第 1 部の短い問いにも入っていました。
Brevet の数学の累乗と科学的な表記について相談する
学年・在籍校・いまの成績と、困っていることを伺い、授業の進め方をご案内します。授業はフランス語で行い、保護者への連絡と相談は本部が日本語で行います。料金は、学年・科目・授業時間を伺ったうえでのご相談です。受講のご相談は無料です。
2026年10月10日に各出典を確認して整理しました。試験の形・日程・課程は年ごとに変わります。正しい情報は、必ずフランス国民教育省・Service Public(フランス政府の案内)と、在籍校の案内で確認してください。出題の数・型・難易度は、南数塾が APMEP の版を読んで付けたもので、公式の統計ではありません。