大学が最低ラインとして見るのは 5 科目以上(英語・数学を含む)。多く取るより、志望に直結する科目を A/A* にする方が効きます。
言語・人文社会・理科・数学・創作技術実務の 5 群。バランスよく取るのが原則ですが、志望が決まっているなら寄せて構いません。
どれだけ科目があっても、取れるのは学校が開講しているものだけです。まず在籍校の option リストを手元に置いてください。
Cambridge の 5 グループごとに、代表的な科目と南数塾の対応状況を並べました。Edexcel を採用している学校向けに、対応するコードも併記しています。
南数塾の本軸です。IGCSE の数学は 3 種類あり、どれを取るかで A-Level・IB での伸び方が変わります。
必修に近い科目です。Core(最高 C)と Extended(A*〜E)に分かれ、上級課程へ進むなら Extended 一択です。
微分積分の入門・対数・二項定理まで入ります。A-Level 数学との段差がいちばん小さくなるのがこの科目です。取れる学校なら取ってください。
グラフ電卓を前提とした設計で、IB の Mathematics(AA/AI)に接続しやすい科目です。IB 校で採用されていることが多いです。
「1 科目ずつ別々に取る(Triple)」か「まとめて 2 科目分にする(Coordinated/Combined)」かが最初の分岐です。
計算量が多く、数学の力がそのまま点数に出ます。A-Level Physics(9702)・工学系へ進むなら単独で取ります。
モル計算・結合・有機の基礎はここで固まります。医学部・薬学部志望は必須と考えてください。
暗記量が多く、英語の用語で覚え直す負荷が大きい科目です。日英併記の教材が効きます。
物理・化学・生物を薄く 3 つ学び、2 科目分の成績になります。理系に進まないなら合理的ですが、医学部志望には不足します。
1 科目分の成績になります。上級課程で理科を使わない前提の選択です。
英語をどの科目で取るかは、後の大学出願で効いてきます。日本語を第一言語として取れることも見落とされがちです。
英語ネイティブ相当を前提とした科目です。英国大学の英語要件をこれで満たせる場合があります。
海外の日本人生徒が取ることが多い科目です。大学によっては英語要件として認められず、IELTS が別途必要になります。
日本語話者にとって最も確実に成績を稼げる 1 科目です。開講している学校なら取らない理由がありません。
第一言語として取れる力があるなら 0507 を選びます。学校の開講状況で 0519 しかない場合の選択肢です。
文系の進路や、大学の出願書類で「幅」を見せたいときに効く科目群です。経済は数学が得意な生徒ほど有利で、南数塾が力を入れている科目のひとつです。
グラフと数式を扱うため、数学が得意な生徒と相性がよい科目です。A-Level Economics・大学の経済学部へ直結します。
資料読解と記述が中心です。英語の記述量が多いため、英語力と相談して決めます。
英語の長文記述が最も重い科目のひとつです。英語が優位な生徒向きです。
調査とレポートで評価されます。IB の TOK・EE に近い訓練になります。
会計・ビジネスがここに入ります。学校ごとに開講の差が最も大きい群でもあるので、取りたい科目は在籍校に開講があるかを先に確認してください。
簿記の型をそのまま英語で学ぶ科目です。仕訳の考え方さえ入れば、日本語話者でも短期で伸ばせます。南数塾がもっとも自信を持って教えられる商業系科目です。
計算は軽めで、記述の型を覚えれば安定します。経営・商学系を考えているなら経済・会計と組み合わせます。
アルゴリズムと擬似コードが中心です。数学が得意な生徒なら得点源にできます。
実技課題の比重が大きく、学校の設備と課題スケジュールに沿って進める必要があります。
作品提出が中心のため、学校の指導が主体になります。南数塾では時間配分・他科目との両立の設計をお手伝いします。
※ ここに載っていない科目もご相談ください。実際に受講できるかは、在籍校の開講科目と担当講師の空き状況で決まります。 月謝はIGCSE コースの料金表のとおりです(数学 0580 ほか 月 42,000 円/Additional Mathematics 0606 月 45,000 円・税込)。
授業はすべて完全個別のオンライン指導、1 回 90 分 × 月 4 回・英語標準です。科目群ごとに、授業で実際にやること・使う教材・到達目標を公開しています。
南数塾の本軸です。日本式の体系で「なぜその式になるか」を入れたうえで、英語の設問形式に載せ替えます。
0580・0606 とも A* を取り切り、A-Level 数学に初日から入れる状態にすること。ここが南数塾のいちばん強い領域です。
英語の用語でつまずいて内容そのものを落としている生徒が非常に多い領域です。日本語で概念を入れ直してから英語に戻します。
英語が原因の失点をゼロにして A* を取り切り、A-Level の Chemistry 9701・Biology 9700・Physics 9702 と医学部進学に耐える土台をつくること。
読解・要約・記述の型を先に入れます。感覚で書いている状態から、採点基準に沿って書ける状態に変えます。
A* を取り切ったうえで、0500 なら海外トップ大学の英語要件をそのまま満たせる水準まで。志望校の要件から逆算して決めます。
南数塾が力を入れている領域です。用語と型が決まっているので、日本語で構造を理解してしまえば短期間で伸ばせます。とくに会計は、仕訳という一本の型さえ入れば伸び方が速い科目です。
評価(evaluate)まで書き切って A* を取ること。A-Level Economics・大学の経済/経営/会計へ直結させます。
日本語話者にとって最も確実に 1 科目を積める科目です。「日本語ができる」から「試験の形式で書ける」へ引き上げます。
確実に A* を取り、他科目に使える時間を増やすこと。
どの科目でも、授業のあとに 1 週間ぶんの個別宿題を配信し、提出された答案を採点・添削して苦手として記録します。毎週の流れ・専用アプリ・本部との連絡についてはIGCSE コースのページに掲載しています。
科目名を並べる前に、この 3 つを決めてください。あとから変えるのが難しく、進路の選択肢を直接せばめるのがこの 3 つです。
数学 0580 と理科は、2 段階の難度に分かれています。
Core は範囲が狭いかわりに最高評価が C 止まりです。Extended は A*〜E まで取れます。学校によっては Year 10 の途中で決まり、あとから上げるのが難しいことがあります。
A-Level・IB・大学進学を少しでも考えているなら Extended。迷っている段階では、まず Extended で走らせて後から下げる方が安全です。
物理・化学・生物を 3 科目別々に取るか、Coordinated Sciences(0654)で 2 科目分にまとめるか。
Double は学習量が減るぶん他科目に時間を回せますが、A-Level で理科を深くやるときの土台が薄くなります。医学部の要件を満たせないこともあります。
医学・薬学・歯学・工学のどれかが視野にあるなら Triple(別々に取る)。文系に進むことがほぼ確定しているなら Double で問題ありません。
First Language English(0500/0990)と English as a Second Language(0510/0511)のどちらで受けるか。
0510 の方が負担は軽いのですが、英国をはじめ一部の大学では英語要件として認められず、別途 IELTS などが必要になります。0500 は難度が上がるかわりに要件を満たせる場合があります。
志望校の英語要件を先に調べてから決めます。決めきれないうちは 0500 を目標に準備しておくと、あとから 0510 に落とす判断ができます。
行き先が決まっているなら、組み合わせはほぼ定型です。まずここから外れていないかを確認してください。
| 目標 | 科目の組み合わせ | 外してはいけない点 |
|---|---|---|
| 医学部・歯学部・薬学部 | English・Mathematics 0580(Ext)・Additional Mathematics 0606・Biology・Chemistry・Physics + 1〜2 科目 | 理科は必ず Triple。化学は事実上の必須です。 |
| 工学・情報・理学 | English・Mathematics 0580(Ext)・Additional Mathematics 0606・Physics・Chemistry・Computer Science | 0606 と Physics の 2 つが土台です。ここが薄いと A-Level で失速します。 |
| 経済・経営・会計 | English・Mathematics 0580(Ext)・Additional Mathematics 0606・Economics・Business Studies・History か Geography | 経済学部は数学を見ます。文系だからと 0606 を外さないでください。 |
| 日本の帰国生入試 | English・Mathematics・First Language Japanese 0507 + 得意科目 | 0507 で日本語を成績として残せます。出願要件は大学ごとに違うため、早めに確認します。 |
| IB Diploma へ進む | International Mathematics 0607(または 0580 Ext + 0606)・理科 2 科目・English・日本語 | 0607 はグラフ電卓前提で、IB の進め方に近い科目です。在籍校が採用していれば有力な選択肢です。 |
IGCSE から A-Level への繋がり方はIGCSE から A-Level へにまとめています。
南数塾に相談が来る内容は、ほとんどこの 4 つのどれかです。いずれも Year 9〜10 の時点で防げます。
IGCSE から A-Level への段差が最も大きいのが数学です。0580 だけで 9709 に入ると、微分積分・対数を初見で処理することになり、Year 12 の前半をまるごと取り返しに使うことになります。
Core は最高評価が C です。Year 10 の途中で決まってしまい、進路を考え直したときには上げられない、という相談が毎年あります。
ESL は大学によって英語要件として認められません。気づくのが Year 12 の出願期だと、IELTS の準備を A-Level と同時に走らせることになります。
10 科目以上を取る生徒もいますが、大学が見るのは主要科目の評価です。数を増やすより、志望に直結する科目を確実に A/A* にする方が効きます。
多くの学校がこの学年で IGCSE の科目選択(option choices)を行います。ここが実質の分岐点です。この時期までに、数学を Extended で走らせられる状態にしておきます。
IGCSE 1 年目。範囲の 6 割前後をこの 1 年で進みます。0606 を取る場合、負荷が一気に上がるのもこの学年です。
5〜6 月(または 10〜11 月)に本試験。1 月ごろから過去問の通し演習に入るのが標準です。結果は Sixth Form への進学条件になります。
学校ごとに開講科目も進度も違います。お子様の在籍校・学年・現時点の志望をお聞かせいただければ、Zoom 30 分の無料カウンセリングで、取るべき科目と優先順位をその場で整理します。