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フランスの学校ガイド
Baccalauréat のフランス語は、Terminale ではなく、Première の終わりに受けます。筆記と口頭の 2 つで、合わせた重みは 10 です。フランス語を母語とする生徒と同じ試験です。このページでは、2026-2027年度からの通知で形を確かめたうえで、家で日本語を使う生徒の準備の進め方を書きます。
フランスの課程で学ぶお子さまへ
正式には épreuves anticipées de français といい、EAF と略します。
「先に受ける試験(épreuves anticipées)」という名前のとおり、Baccalauréat のフランス語は、Lycée の 2 年目(Première)の終わりに受けます。一般の課程と技術の課程の生徒全員が対象です。筆記と口頭があり、どちらも重み 5 です。合わせた重み 10 は、学年末の試験の重み 60 の 6 分の 1 にあたります。[1][2]
Première のフランス語の授業では、国が決めた作品の一覧(programme d'œuvres)にある作品を読みます。筆記の dissertation と、口頭の前半は、授業で読んだ作品と、作品に結び付けて読んだ文章がもとになります。[1]
どの年の決まりか
一般の課程では、2 つの種類の文章のどちらかを選んで書きます。20 点満点です。
| 種類 | 何について書くか | 書き方 |
|---|---|---|
| commentaire(コマンテール) | 文学の文章 1 つ。国が決めた一覧の作品からは出ない | 読んで受け取ったことを整理し、文章の細かい分析で自分の読みを裏付ける[1] |
| dissertation(ディセルタシオン) | 授業で読んだ作品と、その作品に結び付いた学習についての、文学の問い | 3 つの題から 1 つを選ぶ。題はそれぞれ、一覧の作品の 1 つに対応している。作品の知識と、自分で読んだものをもとに論じる[1] |
技術の課程では、commentaire か、文章の要約と小論(contraction de texte suivie d'un essai)のどちらかを選びます。
前半と後半が続けて行われます。20 点満点です。
dissertation の 3 つの題は、国が決めた作品の一覧(programme d'œuvres)の作品に、1 つずつ対応しています。授業でどの作品を読むかで、選べる題が決まります。[1]
作品の一覧は、このページには載せていません
フランス本国の日程です。
ここからは、公式の決まりではなく、南数塾の考えです。
Seconde
読む量を増やし、段落で書く
文学の文章を読み、読み取ったことを 10〜15 行で書く練習を続けます。文法のことばを、フランス語のまま言えるようにします。
Première の 9 月〜
授業の作品を、1 つずつ自分のものにする
授業で読んだ文章ごとに、explication linéaire の筋を自分のことばでまとめ、声に出して説明します。作品ごとに、使える引用と場面を控えておきます。
Première の 1 月〜
commentaire と dissertation を、時間を計って書く
はじめは 2 時間で組み立てだけを作り、次に 4 時間で通して書きます。書いたあとに、つづりと一致を見直す時間を必ず取ります。
Première の 4 月〜
口頭を通す
準備 30 分・前半 12 分・後半 8 分の形で、通して練習します。後半で話す作品を決め、選んだ理由を自分のことばで言えるようにします。
南数塾では、Première のフランス語を、フランス語の授業で 1 対 1 で教えています。筆記の直しと口頭の練習の様子は、保護者に本部が日本語でお伝えします。Collège のフランス語の試験は「Brevet(DNB)のフランス語」のページにまとめています。
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| épreuves anticipées de français(EAF) | エプルーヴ・アンティシペ・ドゥ・フランセ | Première の終わりに受けるフランス語の試験 |
| commentaire | コマンテール | 文学の文章を分析して書く文章 |
| dissertation | ディセルタシオン | 作品についての問いを論じる文章 |
| explication linéaire | エクスプリカシオン・リネエール | 文章をはじめから順に説明すること |
| objet d'étude | オブジェ・デテュード | 学習のまとまり |
| parcours associé | パルクール・アソシエ | 作品に結び付けて読む学習 |
| programme d'œuvres | プログラム・ドゥーヴル | 国が決めた作品の一覧 |
| récapitulatif | レカピテュラティフ | 1 年間に読んだ作品と文章の一覧 |
| lecture cursive | レクテュール・キュルシーヴ | 授業の外で通して読む作品 |
| contraction de texte/essai | コントラクシオン・ドゥ・テクスト/エセ | 文章の要約/小論(技術の課程) |
Baccalauréat のフランス語の試験です。正式には épreuves anticipées de français(EAF)といい、Lycée の Première の終わりに受けます。筆記(4 時間)と口頭(20 分)があり、どちらも重み 5 です。
Première の終わりです。2027年のフランス本国の日程では、筆記が 6 月 15 日の 8:00〜12:00、口頭が 6 月 21 日から 7 月 9 日までのあいだです。点は、次の年の Baccalauréat に入ります。
一般の課程では、commentaire(文学の文章の分析)か、dissertation(授業で読んだ作品についての問いを論じる文章)のどちらかを選びます。dissertation は、3 つの題から 1 つを選びます。
準備が 30 分、試験が 20 分です。前半の 12 分で、授業で読んだ文章を声に出して読み(2 点)、20 行ほどを順に説明し(8 点)、文法の問いに答えます(2 点)。後半の 8 分で、自分で選んだ作品を紹介し、試験官と対話します(8 点)。
同じ試験です。フランス語を書く力は答案全体で評価され、どの面でも大きく足りない答案は 20 点中 10 点に届かない、と決められています。早い時期から、書く量を増やす準備が要ります。
国が決めた作品の一覧(programme d'œuvres)があり、授業ではその一覧にある作品を読みます。作品の名前は、このページでは確かめていません。お子さまの学級で読む作品は、フランス語の先生の案内で確かめてください。
筆記 5 と口頭 5 で、合わせて 10 です。全体の重みの合計は 100 なので、1 割にあたります。数学の先行試験(重み 2)と合わせると、Première の終わりの試験だけで 12 です。
できます。Première のフランス語(筆記と口頭)を、フランス語の授業で 1 対 1 で教えます。保護者への連絡と相談は、本部が日本語で行います。Terminale のフランス語はご相談ください。
フランスの学校の勉強について相談する
学年・在籍校・いまの成績と、困っていることを伺い、授業の進め方をご案内します。授業はフランス語で行い、保護者への連絡と相談は本部が日本語で行います。料金は、学年・科目・授業時間を伺ったうえでのご相談です。受講のご相談は無料です。
2026年10月10日に各出典を確認して整理しました。試験の形・日程・課程は年ごとに変わります。正しい情報は、必ずフランス国民教育省・Service Public(フランス政府の案内)と、在籍校の案内で確認してください。「南数塾の見方」「準備の目安」と書いた節は、公式の決まりではなく、南数塾の考えです。