2026年10月25日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
出口シリーズ・学部から選ぶ
工学部を目指す A-Level・IGCSE の生徒とご家庭へ。国ごとの入り方を並べました。
工学部はどの国でも数学が必須です。物理を必須にするかどうかが国と大学で分かれます。
| 国・地域 | 入り方 | 条件の例 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| イギリス | A-Level で直接入る | 機械工学は A*A*A〜A*AA が多い(Edinburgh はオファーを受けた人の幅が AAA〜ABB)。数学・物理(Imperial・Cambridge・Oxford・UCL・Southampton は物理が必須) | Imperial は ESAT・面接、Cambridge は ESAT か TMUA、UCL は TARA(2027年入学から) |
| マレーシア | A-Level で直接、または IGCSE → Foundation(1年) | Foundation は「5科目で C 以上(数学と理科を含む)」が基本。Nottingham Malaysia の工学系は数学・Additional Maths・物理を含む5つの C(Additional Maths が無ければ数学 B 以上) | Monash Malaysia には自前の Foundation が無い=Sunway College の MUFY から |
| シンガポール | A-Level で直接入る | 留学生の A-Level は4科目。NUS の工学は数学が前提。NTU は4科目を1回の試験で | NTU は回を分けた科目を認めない |
| 香港 | A-Level で直接入る | HKU の工学は 3A が目安 | 大学へ直接出す(11〜1月) |
| オーストラリア | A-Level で直接入る(上位3科目を点数にする) | Monash の工学は10点、UNSW の工学は13点が目安 | 入学は2月と7月 |
| ヨーロッパ(オランダ・ドイツ) | A-Level で入る英語の課程がある | TU Delft は GCSE 6科目+A-Level 3科目(学科によって4)で、数学は全課程で必須。TUM は3科目で C 以上+分野ごとの科目 | ドイツは uni-assist の審査が要る。英語だけで学べる課程は限られる |
| 日本 | 日本国籍なら帰国生入試 | 東京大学(理科各類)は数学(150分)と理科2科目(150分)の学力試験。一般選抜と同じ問題 | A-Level の成績だけでは決まらない=日本の数学・理科の準備が要る |
イギリス・マレーシア・シンガポール・日本は大学の公式ページ(出典)、香港・オーストラリア・ヨーロッパは南数塾の大学情報(各大学の公式ページから作成)によります。イギリスは機械工学の条件です。
| A-Level の組み合わせ | 開いている道 | 狭くなる道 |
|---|---|---|
| 数学・Further Maths・物理(+化学か CS) | ほぼすべての国の工学部。4科目ならシンガポールにも出せる | 生物が要る医学部 |
| 数学・物理+もう1科目(Further Maths なし) | 多くの工学部 | Cambridge(学校にあれば Further Maths を求める)など上位校で不利 |
| 数学・Further Maths+CS(物理なし) | Bristol の機械など一部・CS | 物理が必須の工学部(Imperial・Cambridge・Oxford・UCL・Southampton など) |
| 数学+DT・Engineering | UCL の機械(DT は推奨の3科目目)・Edinburgh | 物理の代わりにしない大学が大半 |
Russell Group は、理系は「理科(化学・生物・物理)と、Further Maths を含む数学から始めるとよい」としています。Cambridge は、STEM の強い出願者はふつう Further Maths を4科目目に取ると書いています。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| ESAT・TMUA | Imperial の機械工学は ESAT、Cambridge の工学は ESAT か TMUA。10月と1月の年2回で、出願の年にどちらか1回だけ申し込める |
| 実験 | Imperial の機械工学は、オファーに入る理科すべてで実験の合格が要る。CAIE の理科は AS の Paper 3 が実験室での実技=実験室のある会場で受ける |
| 再受験 | Cambridge は「多いと心配」、Bristol は初回と同じ基準で見る。数学は1回で高い成績を取る前提で計画する |
| 4科目を1回で | NTU は4科目を1回の試験で受けることが条件。NUS は12か月の間に2回まで |
Year 11 の5〜6月に IGCSE、Year 13 の5〜6月に A-Level を受ける場合の例です。
| 時期 | やること | 南数塾の授業・受験サポート |
|---|---|---|
| Year 10 | IGCSE を始める。数学・Additional Maths・物理を軸に | 授業で数学・物理の型を固める。受験サポート(IGCSE の時期)で科目の優先を決める |
| Year 11 | Mock と本番。A-Level の科目を決める(数学・Further Maths・物理が軸。シンガポールに出すなら4科目) | Mock の対策と振り返り・A-Level の科目選びのご提案 |
| Year 12 | A-Level の1年目。出す国を絞る。イギリスなら夏に ESAT・TMUA の申し込み | 授業で数学・Further Maths・物理を進める。受験サポート(A-Level の出願の時期)が始まる |
| Year 13 の秋〜冬 | イギリスは ESAT・TMUA と UCAS(Oxford・Cambridge は10月15日、ほかは1月中旬)。香港・シンガポールは大学へ直接 | 入学試験の過去問・志望理由書・締切の管理 |
| Year 13 の5〜6月・8月 | A-Level の本番と結果 | 本番までの学習計画と過去問 |
イギリスの上位校(Imperial・Cambridge・Oxford・UCL・Southampton)の機械工学は物理が必須です。Bristol の機械は物理が無くても出せ、Manchester は Further Maths があれば個別に審査します。工学部を考えるなら物理を取ることをお勧めします。
マレーシアの Nottingham Malaysia の工学系では、Additional Maths が無い場合は数学で B 以上が要ります。A-Level の数学・Further Maths に進むためにも、取れるなら取っておくのが安全です。
留学生の A-Level は4科目です。NTU は4科目を1回の試験で受けることが条件です。4科目を早めに決めて計画します。
日本国籍なら帰国生入試の枠があります。東京大学の理科各類は、一般選抜と同じ問題の数学・理科の学力試験があります。A-Level と並行して、日本の数学・理科の準備が要ります。
2026年10月25日時点の情報です。事実は各大学・試験団体・国の機関の公式ページで確かめました(確認した日は出典ごとに書いています)。入学の条件は毎年変わります。正しい情報は各大学の公式ページで確かめてください。