2026年10月25日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
出口シリーズ・学部から選ぶ
医学部を目指す A-Level・IGCSE の生徒とご家庭へ。国ごとの入り方を並べました。
同じ医学部でも、A-Level をどう使うか、何科目要るかが国で違います。
| 国・地域 | 入り方 | A-Level の条件の例 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| イギリス | A-Level で直接入る(5〜6年) | 3科目。AAA が多く、Oxford・Imperial・UCL などは A*AA、Cambridge は A*A*A | UCAT・面接・10月15日の出願。留学生の枠は小さい |
| アイルランド | A-Level で直接入る | Trinity は A*A*A(複数回の成績の合算は不可)。RCSI は EU 外で AAB(化学+生物か物理) | 学費は EU 外で年 €50,000 を超える(南数塾の調べ) |
| オーストラリア | A-Level で直接入る | UNSW は 17点+UCAT ANZ か ISAT+面接(予測成績では出せない)。Sydney は4科目すべて A* | 結果が出てから出すので、卒業の翌年の入学になりやすい |
| ニュージーランド | 1年目を終えてから選抜 | — | 留学生の枠はごく少数。医学部に直接入る国ではない |
| シンガポール | A-Level で直接入る(NUS) | 留学生の A-Level は4科目。化学+生物か物理 | NUS の医学部は、出願の締切までに最終成績が要る |
| 香港 | A-Level で直接入る | HKU の医学部は 4A* が目安。CUHK の医学部は4科目 | 大学へ直接出す(11〜1月) |
| マレーシア | A-Level で直接、または IGCSE → Foundation(1年) | A-Level は BBB・ABC・AAC(生物・化学・物理か数学)=国の最低条件。大学はこれより高く決められる | Foundation から進むなら IGCSE の 5B が要る(下の IGCSE の欄) |
| アメリカ・カナダ | 大学を出てから医学部に入るのがふつう | — | 高校から直接入る医学部はほとんど無い |
イギリス・マレーシア・シンガポール・香港は大学と国の機関の公式ページ(出典)、アイルランド・オーストラリア・ニュージーランドは南数塾の大学情報(各大学の公式ページから作成)によります。
どの国でも、医学部の軸は化学と生物です。4科目が要る国に出すなら、4科目目を早めに決めます。
| A-Level の組み合わせ | 開いている道 | 狭くなる道 |
|---|---|---|
| 化学・生物・数学(か物理) | イギリスのすべての医学部・マレーシア(国の最低条件の科目に合う)・アイルランド | 4科目が要る NUS・Sydney、4A* が目安の HKU |
| 化学・生物・数学・物理(4科目) | 上に加えて、シンガポール・香港・Sydney | 負担が重い。4科目とも高い成績が要る |
| 化学・数学・物理(生物なし) | イギリスの一部の医学部(調べた23校のうち15校) | マレーシア(国の条件に生物が入る) |
| 生物・数学・物理(化学なし) | イギリスの一部の医学部(23校のうち7校) | Monash Malaysia(化学が必須)・NUS(化学が必須)など多く |
Russell Group は「化学・生物と、数学か物理のどれか1つを取れば、すべての医学部に出せる」としています。迷ったらこの組み合わせです。
IGCSE の成績は、A-Level の科目に入れるか、Foundation から医学部に進めるかを決めます。
| 行き先 | IGCSE で求められること |
|---|---|
| マレーシア(Foundation から医学部) | 生物・化学・物理・数学か Additional Maths+もう1科目の5科目で B 以上(国の最低条件)。Monash・NUMed・IMU・Sunway も同じ文言で載せている |
| マレーシア(A-Level から医学部) | 上の 5B の決まりはかからない(国の最低条件) |
| イギリス | 大学による。Edinburgh は生物・化学・英語・数学で A/7、King's は英語・数学 6/B |
| 決まり | 例 |
|---|---|
| 同じ回で3科目 | Oxford は同じ学年度に3科目。初回で A*AA に届かず受け直す人は出願できない。Imperial・UCL も同じ回で |
| 再受験を受け付ける | Bristol は再受験を受け付け、3科目を1回でそろえる必要もない(2027年入学の方針) |
| 結果が出てから出す | NUS の医学部は締切までに最終成績が要る。UNSW は予測成績では出せない |
| 実験 | CAIE の理科は AS の Paper 3 が実験室での実技=実験室のある会場で受ける。Pearson の International A Level(IAL)は筆記だけ |
1回で取り切る計画にする
Year 11 の5〜6月に IGCSE、Year 13 の5〜6月に A-Level を受ける場合の例です。
| 時期 | やること | 南数塾の授業・受験サポート |
|---|---|---|
| Year 10 | IGCSE を始める。生物・化学・物理・数学(+Additional Maths)をそろえる。どの国で医師として働きたいかを話し始める | 授業で理科・数学の型を固める。受験サポート(IGCSE の時期)で科目の優先を決める |
| Year 11 | Mock と本番。A-Level の科目を決める(化学・生物+数学か物理。4科目の国なら4科目目も) | Mock の対策と振り返り・A-Level の科目選びのご提案 |
| Year 12 | A-Level の1年目。出す国を絞る。イギリスなら夏に UCAT | 授業で化学・生物を進める。受験サポート(A-Level の出願の時期)で国と大学を絞る |
| Year 13 の秋〜冬 | イギリスは10月15日までに UCAS、面接。香港・シンガポールは大学へ直接 | 志望理由書・面接の準備・締切の管理 |
| Year 13 の5〜6月・8月 | A-Level の本番と結果。結果で出す国(NUS・UNSW など)はここから出願 | 本番までの学習計画と過去問 |
医学部なら生物です。マレーシアの国の最低条件には生物が入り、イギリスでも化学・生物があればすべての医学部に出せます。4科目が要る国に出すなら、物理を4科目目にします。
マレーシアの Foundation から医学部に進むなら、生物・化学・物理のそれぞれで B 以上が要ります。医学部を考えているなら、3科目を別々に取ることをお勧めします。
できます。シンガポール(NUS)やオーストラリア(UNSW)は、結果が出てから出す形です。その場合、入学は卒業の翌年になりやすくなります。
日本国籍なら帰国生入試の枠を使えます。理系の帰国生入試には大学ごとの学力試験があります。仕組みは「日本の大学の理系(帰国生入試)」のページにまとめています。
2026年10月25日時点の情報です。事実は各大学・試験団体・国の機関の公式ページで確かめました(確認した日は出典ごとに書いています)。入学の条件は毎年変わります。正しい情報は各大学の公式ページで確かめてください。