2026年10月25日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
進路のご案内
IGCSE で土台をつくり、A-Level で大学が決まります。

Year 10〜11
IGCSE(2年)
科目ごとの資格。本番は Year 11 の5〜6月です。
Year 12〜13
A-Level(2年)
3〜4科目にしぼります。本番は Year 13 の5〜6月です。
Year 13 の秋
大学に出願
入学は A-Level の結果が出たあとです。
出願のとき、A-Level の本番はまだ
学校の成績表の成績は「いまの力で本番を受けたらこのくらい」という学校の予想です。本番の結果ではありません。
数学・理科・英語(0510)などは、基本の範囲だけの Core(成績の上限は C)と、発展の範囲までの Extended(A* まで取れる)があり、どちらで受けるかは学校が決めます。A-Level や大学の条件で B 以上が要るなら、Extended で受ける必要があります。科目ごとの細かい違いはシラバスでご確認ください。
IGCSE も A-Level も過去問のある試験です。問題の型が決まっているので、過去問で型を覚えるほど点が取りやすくなります。「その場で考える試験」より「決まった型を、時間内に正確に書く試験」です。
| 科目(例) | 試験 | 点が取りやすいところ |
|---|---|---|
| Business | 2本 × 90分 × 80点 | 定義・計算は英作文なしで取れる。判断の問題は「ポイント → 事例 → 結論」の型 |
| Computer Science | 2本 × 1時間45分 × 75点 | Paper 2 の約半分は英作文なしで取れる。説明の問題は決まった言い回しがある |
| English | 0500:読む・書く 各2時間/0510:読み書き+リスニング | 0500 と 0510 で対策がまったく違う=どちらを受けるかを先に確かめる |
Cambridge International のシラバスと過去問(2021〜2025年)を南数塾で分析したものです。
| 場面 | どう使われるか(例) |
|---|---|
| A-Level の科目を選ぶとき | 学校が、A-Level の科目ごとに IGCSE の成績の条件を決めていることが多い(例:その科目で B(6) 以上) |
| 大学に出願するとき | イギリスの大学は GCSE・IGCSE の成績も見る。例:LSE 経済は英語・数学 B(6)、Warwick 経営は数学 A(7)、Birmingham 歯学は英語・数学 A(7) |
| 英語力の証明 | IGCSE の English で IELTS の代わりにできる大学がある。例:King's は 0500 で B+スピーキング・リスニング 2。UCL は ESL 0510 だと上位のレベルの学部には使えない |
| マレーシアの Foundation | Foundation に入る条件も、医学部に進む条件も IGCSE で決まる |
全科目に同じ力をかけず、出口から逆算して優先する科目を決めます。
目標の成績は、行きたい国・学部と学校の条件でお子さまごとに決めます。学部ごとの条件は A-Level からの出口戦略 にまとめています。
科目をしぼる=行ける学部がここで決まります。A-Level の科目は、行きたい学部から逆算して選びます。
Year 12 の夏
医学部は UCAT(適性試験・年1回)
Year 13 の秋
UCAS で出願
医学部・Oxford・Cambridge は10月15日、ほかは1月中旬が締切です。
冬〜春
面接・大学の試験 → 条件つきの合格(例:AAA)
5〜6月 → 8月
A-Level の本番。条件を満たせば入学
出願で大学が見るのは、IGCSE の結果・A-Level の予想の成績・志望理由書・推薦状です。予想の成績は Year 12 の学校の成績から付く=IGCSE のあと、すぐに勝負が始まります。
| 試験機関 | 理科の実験の見方 | 実験の合格の欄 |
|---|---|---|
| イギリス国内の A-Level(AQA・OCR・Edexcel) | 最低12の実験を授業の中でこなし、先生が判定する | 別の欄に合否が載る(Practical Endorsement) |
| Cambridge International(CAIE) | AS の Paper 3 は実験室での実技の試験。A-Level の Paper 5 は実験の計画を問う筆記 | なし(試験の点に含まれる) |
| Pearson Edexcel International(IAL) | 実験の力は筆記の試験で問う。実技の試験も先生の評価もない | なし |
インター校の多くは CAIE か IAL で、どちらにも「実験の合格の欄」はありません。CAIE の理科は、実験室のある会場で受ける必要があります。
| 大学の書き方 | 大学の例 | 国際版(CAIE・IAL)の人への影響 |
|---|---|---|
| 実験の合格はイングランドの A-Level だけに求める | Durham・UCL・King's | 条件はかからないと読める |
| オファーの理科で実験の合格を求める(国際版の扱いは書いていない) | Imperial・Oxford・Cambridge・Manchester 医学・Sheffield 医学 | 出願する前に、大学へ書面で確かめる |
| 実験の合格を条件にしない | Bristol | 影響なし |
日本などで A-Level を自分で受ける場合、CAIE の理科の実技を受けられる会場は限られます。IAL は筆記だけで受けられますが、「実験を受けていない」と見られることがあります。
| 試験機関 | AS の比重 | AS の持ち越し | 受け直し |
|---|---|---|---|
| Cambridge International(CAIE) | A-Level の 50%(数学 9709 は P1 30%+P4 か P5 20%) | 13か月以内に2回まで。AS は同じ回の点でそろえる | AS を全部受け直して、良いほうを使う |
| Pearson Edexcel International(IAL) | 50% | シラバスが続く間は有効 | 単元ごとに何回でも。直近2回のうち良いほう |
| イギリス国内の A-Level(2015年からの形) | 0%(AS は別の資格) | — | — |
CAIE と IAL は、1年目の AS の点がそのまま A-Level の点の半分になります。AS で落とすと、2年目だけで上げられる幅には限りがあります。数学 9709 は P1 と P3 が 30% ずつで、いちばん重い試験です。
CAIE なら、Year 12 の AS が悪くても Year 13 に受け直せます(数学は P1+P2 の AS だと持ち越せません)。ただし、どの回の結果も、大学への出願ですべて書きます(次の節)。
| 大学の見方 | 例 |
|---|---|
| 全部の結果を出す | UCAS:再受験・不合格も含め、すべての成績を書く決まり。Leicester 医学:1回目と再受験の両方を申告。King's:別の資格で受け直しても再受験として扱う |
| 1回で取ることを重く見る | Oxford 医学:同じ学年度に3科目。Imperial・UCL 医学:再受験は不可。Edinburgh 医学:1回の試験で。King's 法学:再受験は受け付けない。LSE:初回・1回でそろえた人を好む。Cambridge:1回の試験期間で見る。NTU:4科目を1回の試験で |
| 再受験も同じに見る | Bristol:初回と同じ基準で見る。Durham(化学):不利にならない。Exeter:医学部を含め、再受験した人も受け付ける |
受け直しは「出願の締切」に間に合うかで考える
南数塾では、Year 12 のうちに取っておくのが理想と考えています。出願の時点で英語の条件を満たしていれば、Year 13 は A-Level と出願の準備に集中できます。IGCSE の English(0500 など)で IELTS の代わりにできる大学もあるので、志望校の条件を先に確かめます。
CAIE なら Year 13 に AS を受け直し、良いほうを使えます。ただし再受験の結果も出願ですべて書き、1回目を重く見る大学もあります。志望校の決まりと出願の締切を確かめてから決めます。
同じ A-Level ですが、試験機関(CAIE・IAL など)で AS の比重・受け直し・実験の扱いが違います。この違いが大学の条件にかかわることがあるので、出願先の決まりを確かめます。
2026年10月25日に、各大学・試験団体の公式ページで確かめました。入学の条件は毎年変わります。正しい情報は、必ず各大学・試験団体の公式ページでご確認ください。