2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|ラトビア
ラトビアの医学部は2校で、どちらも首都リガにあります(世界の医学部の名簿 WDOMS)。2校とも筆記の入試が無く、高校の成績などで選びます。そのかわり、ラトビアで医師として働くにはラトビア語 C1 が要り、専門研修はラトビア語だけで、国費の研修の席には EU の長期居住者などでないと出せません。英語で入り、6年でラトビア語を C1 まで上げて、その国で医師になる国=南数塾の分け方では Tier 1b です。
各大学の公式の頁で確かめた値です。学費は大学が出すユーロのまま(円の額は為替しだい)。細かい条件と出典は、学校の名前から1校ずつのページへ。
| 学校 | 選び方 | 日本の高校・A-Level | 英語の条件 | 学費(年) | 出願 |
|---|---|---|---|---|---|
| RSU | 高校の成績(生物か化学・数学。医学は 70% 以上)・推薦状2通・志望理由書(RSU の書式)。EU の外の国籍の人は Zoom の面接。自費の席 374 | 日本:5段階で 3 以上。英国:A-Level 3科目以上・最低 C と GCSE 3科目以上(数学は物理で代えられる) | B2 以上の証明 | €13,500(2026/2027・6年とも)+登録の事務料 €1,800 | 日本などビザなしで入れる国の人は 3月1日〜7月1日 |
| ラトビア大学 | 英語 20%・化学 40%・生物 40% の成績。EU の外の国籍の人はオンラインの面接(10〜15分)が必須。席 35(2026/2027) | EU の外の国籍:生物・化学 8/10 以上・全科目の平均 6/10 以上。EU の外で高校を出た人は SAT 1200 以上。A-Level の直し方は書かれていない | IELTS 6.0・TOEFL iBT 80 など | 頁で額が違う:課程の頁 €13,600(EU の外の国籍)、出願の頁(2026/27)€11,850(1年)〜€14,610(6年)・6年で €77,340 | 2027年入学の期間は確かめられていない(2026/27 は結果が7月初め) |
推薦状と志望理由書が合否を分ける
日本国籍(EU の外の国籍)の卒業生が、ラトビアで医師として働くまでの道を、国の機関と大学の書類で確かめました。
| 段 | 決まり | 日本国籍の人への影響 |
|---|---|---|
| 卒業 | 6年・360 ECTS。RSU は6年目が臨床の実習の年で、最後に研究の発表と国の試験 | 国籍に関係なく卒業 |
| 言葉 | 医師はラトビア語 C1(閣議規則 No.157・国の学術情報センター AIC の説明) | 6年で C1 まで |
| 監督の下で働く | 卒業生は資格のある医師の監督の下で病院などで働ける(ラトビア大学) | 医療者の登録の国籍・在留の条件は確かめられていない |
| 専門研修 | RSU とラトビア大学の共通の入学。研修はラトビア語だけで、出願に C1。国費の席は EU・EEA・スイスの国民か、EU の長期居住者の地位とラトビアの永住許可を持つ人だけ(RSU の案内 2026年2月) | 日本国籍の人は国費の席に出せない。一時の在留許可だけの人が自費の席に出せるかは書かれていない |
南数塾の判断
EU の指令 2005/36/EC は、医師の基礎の資格を加盟国のあいだで自動で認め合う仕組みですが、適用されるのは加盟国の国民です(第2条1項)。大学の頁にも「欧州の中の移動を可能にする」と書かれていますが、日本国籍の人がほかの EU の国で医師の免許を得る条件は、その国の国内法で決まります。卒業で得るのは学位で、ラトビアの中でもラトビア語 C1 が要ります。
南数塾の判断:予備試験の見込み
日本語の留学の案内・エージェントの頁で見かける言い方を、公式の資料で確かめました(会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| RSU の医学部は生物と化学のオンラインの入学試験を受ける | RSU の 2026/2027 の入学規程は、医学を高校の成績・推薦状2通・志望理由書・英語の証明で選ぶ(筆記の入試なし) | 誤り |
| 英語の医学の課程は EU の認定を受け、卒業生は EU 全域で医療を行える | EU の自動の承認は EU の国民の権利。ラトビアの中でもラトビア語 C1 が要る | 誤り |
| ラトビアの医師免許は他国でも通用する | 卒業で得るのは学位。働くにはラトビア語 C1 と、その国ごとの手続き | 誤解を招く |
| 筆記の試験は無く、英語・生物か化学・数学・物理の成績が最低 70% | RSU の英語の課程の条件の頁と同じ(医学は必須の科目で 70% 以上) | 正しい |
| ラトビアの医学部の学費は年 13,500 ユーロ | RSU は年 €13,500(2026/2027)。ほかに登録の事務料 €1,800 | 正しい(RSU) |
| ラトビア大学の医学は初年度 9,750 ユーロ | 出願の頁(2026/27)は1年 €11,850、課程の頁は €13,000〜13,600 | 誤り(古い・低い) |
入学の条件・学費・卒業後にどの国で医師になれるか・南数塾の出口戦略・日本語の案内でよく見る言い方と実際を、1校ずつまとめました。
2校です(リガ・ストラディンシュ大学 RSU・ラトビア大学。世界の医学部の名簿 WDOMS)。どちらもリガにあり、英語の6年の課程があります。
2校とも筆記の入試はありません。RSU は高校の成績・推薦状2通・志望理由書、ラトビア大学は英語・化学・生物の成績で選び、EU・EEA の外の国籍の人は2校ともオンラインの面接があります。ラトビア大学は EU の外で高校を出た人に SAT 1200 以上を求めます。
医師にはラトビア語 C1 が要り、専門研修はラトビア語だけで、出願に C1 が要ります。国費の研修の席は EU の国民や EU の長期居住者などに限られます。英語のままラトビアで医師になる道はありません。
厚労省の1人ずつの審査で決まります。本試験には当該国の医師免許が要り、ラトビアではラトビア語 C1 が前提です。登録まで進めなければ予備試験の道になります。厚労省が公表した学校の所在地別の数に、ラトビアの名はありません。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。