2026年10月23日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|しくみ
「英語で医学部に通える」ことと「卒業後にその国で英語のまま医師として働ける」ことは、別の話です。調べてみると、英語のまま研修医・医師になれるのは英語圏のごく一部の国だけでした。多くの国では、授業は英語でも、研修と診療はその国の言葉です。外国籍だと、そもそもその国で医師になれない国もあります。

| 型 | どんな国か | 例 |
|---|---|---|
| ① 英語のまま、その国で医師になれる | 授業も研修も英語。外国籍でも研修医の選考に応募できる | イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・アメリカ(どの国も研修医の枠や順番の決まりがある) |
| ② 英語で学べるが、働くのはその国の言葉 | 授業は英語。卒業後に、その国の言葉の試験や面接を通れば研修・診療に進める | チェコ・ポーランド・ハンガリー・スロバキア・ブルガリア・リトアニア・ラトビア・イタリア・ポルトガル・ドイツ・ギリシャ・エストニア・トルコ・ジョージア・香港 など |
| ③ 英語で学べても、外国籍はその国で医師になれない | 法律や医師会の決まりで、医師になれる人を国籍・永住などに限っている | ルーマニア・キプロス・台湾・タイ・マレーシア(研修医になれない)・クロアチア(大学の資料。法令は未確認) |
国ごとの細かい条件は、医学部進学ガイドの国のページにまとめています。この表の②③は、南数塾が各国の公式の文を読んで分けたもので、一部の国はまだ公式の文で確かめ切れていません(国のページに「未確認」と書いています)。
「EU の学位ならEUのどこでも働ける」は、日本国籍には当てはまらない
日本の医師国家試験の受験資格の認定で、本試験を受けるには「その国の医師免許を持っていること」が条件の1つです。その国で医師になれない国(③)や、言葉の壁で免許まで進めない場合は、本試験ではなく予備試験の道になります。予備試験に受かったあとは、1年以上の実地修練も要ります。
働けません。英語のまま研修医・医師になれるのは、英国・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・米国など英語圏の一部です。ほかの国では、その国の言葉の試験や面接が要るか、外国籍は医師になれません。
日本国籍の人には、そのままは当てはまりません。EU の自動承認は加盟国の国民が対象です。EU の長期居住者になると、資格の承認で国民と同じ扱いになります。
2026年10月23日時点の情報です。このページの内容は、2026年10月23日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。