2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
セント・アンドルーズ大学 医学部(3年の BSc のあと提携校で臨床)(University of St Andrews)の医学の課程です。学位は BSc は University of St Andrews。医師の学位(MBChB)は提携校が出す。留学生の学費区分(Overseas)の人は University of Manchester(「If you’re classed as Overseas for fee purposes, you’ll complete your training at the University of Manchester, our designated partner medical school for all international students for this programme.」)(イギリス(BSc はスコットランド、MBChB はイングランド))が出します。学ぶ場所は「1〜3年はスコットランドの St Andrews。4〜6年はイングランドのマンチェスター。Manchester は St Andrews の卒業生を5年の MBChB の3年目に受け入れる(「St Andrews University, Scotland: Around 90 graduates annually from the 3-year Bachelor of Medical Sciences Honours degree. Application is via St Andrews University.」)。英国の人は Scotland の4校・England の学校などから希望を選べるが、留学生は Manchester だけ」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | 1〜3年:BSc (Hons) Medicine(St Andrews・UCAS コード A100)→ 4〜6年:提携校の MBChB(医師の学位) |
| 学位を出す大学 | BSc は University of St Andrews。医師の学位(MBChB)は提携校が出す。留学生の学費区分(Overseas)の人は University of Manchester(「If you’re classed as Overseas for fee purposes, you’ll complete your training at the University of Manchester, our designated partner medical school for all international students for this programme.」)(イギリス(BSc はスコットランド、MBChB はイングランド)) |
| 年数 | 6年(St Andrews で3年+Manchester で3年) |
| 学ぶ場所 | 1〜3年はスコットランドの St Andrews。4〜6年はイングランドのマンチェスター。Manchester は St Andrews の卒業生を5年の MBChB の3年目に受け入れる(「St Andrews University, Scotland: Around 90 graduates annually from the 3-year Bachelor of Medical Sciences Honours degree. Application is via St Andrews University.」)。英国の人は Scotland の4校・England の学校などから希望を選べるが、留学生は Manchester だけ |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:医師の学位を出すのは Manchester で、GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に The University of Manchester が載っている。St Andrews だけの名前はこの一覧に無い(Dundee と組む大学卒の課程 ScotGEM としてだけ載る)=A100 の BSc だけでは医師の学位にならない。St Andrews は「a university degree that automatically allows you to progress to your clinical training at a separate institution」と書く(BSc を修めれば提携校の臨床に進む)。なお GMC の審査中の一覧にある「The University of St Andrews (Scottish Community Orientated Medicine (ScotCOM) Programme)」は別の新しい課程で、この A100 とは別。オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(席の数は公表なし)。留学生の席の数はページに無い=未確認。面接は全体で約650人(「The School has a limited number of interview places (approximately 650).」)。留学生の A100 が2026年入学で面接に呼ばれた UCAT の最低点は 1710/2700。Manchester が受け入れる St Andrews の卒業生は毎年約90人(全部の学費区分)。カナダに住む留学生向けの別の道(A990・臨床は Edinburgh)もある。スコットランドの留学生の上限の決まりは未確認 |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 6年とも英国(スコットランド3年+イングランド3年)で学び、Manchester の MBChB=英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人だけが外れる)。第1条で、研修医の2年(UK Foundation Programme)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無く、2027年以降も続く)。UKFPO は、この優先は国籍・在留の資格を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された。Manchester も「International students are currently considered in the same way as UK nationals in the allocation of Foundation Training posts.」と書く。F1 を終えると GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。ビザ:研修医は Health and Care Worker ビザ(医師の職業コード 2211)。Student ビザから英国内で切り替えられる。Graduate ビザは 2027年1月1日以降の申請だと18か月で、2年の研修には足りない(判断) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国の認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認 |
| アイルランド | 枠が狭い | 医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医(intern)の登録の対象にした。ただし HSE の研修医の配属の順番で、働く許可の証明が無い EEA 外の人は後ろの段で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろ(判断)。席は保証されない。英国で F1 を終えてからアイルランドの本登録に移る道は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | AAA。化学が必須+生物・数学・物理のどれか1つ。生物・数学・英語を A-Level で取らないときは GCSE か AS で 5(B)以上。GCSE は A(7)以上を5科目、1回の受験で。A-Level は2年かけて学び、13年生で終える。3科目とも同じ回の試験で受ける(早く受けた・遅く受けた科目は数えない)。再受験:「Applicants who re-take their advanced level studies to meet the entry requirements for Medicine will not normally be considered.」=ふつうは受けない(大きな事情があり、成績が1段だけ足りない人だけ例外)。学校の資格は入学の前の3年以内に取ったものだけ。AAB の条件は英国の決まった事情の人だけ。実験の評価・国際版(CAIE・Pearson IAL)・私費の受験生の扱いは書かれていない=未確認 |
| IB | 38点(HL 6,6,6+SL 6,6,6)。HL で化学と、生物・数学・物理のどれか |
| 日本の高校の卒業資格 | 医学の国ごとの資格の一覧(International qualifications)に日本は載っていない(2026-11-04 に確かめた)。南数塾の判断:日本の高校の卒業資格だけでは A100 に直接は出せない。大学は、直接入る資格を学べなかった留学生に International Pre-Med(下の準備課程)を案内している |
| ファウンデーション | Medical Sciences(International Pre-Med):2027年9月6日開始・9か月・学費 £30,080・出願の締切 2027年7月19日。A100 に進む条件:1学期の生物と化学で 7.0 以上、2学期の有機化学と人体の生物で 1回目に 12.0 以上、医学の英語の科目でも決まった点(20点満点の評価)+UCAT で競える点+MMI の面接に合格+IELTS どの技能も 7.0(英語の証明が要る人)。進学の保証ではない。高校を出て3年以内の人だけ。A-Level など直接入る資格を学んだ人は受けない。化学が足りない人向けに 18か月か2年の Extended International Pre-Med もある。日本の高校の成績の条件は未確認 |
| 英語 | IELTS Academic で、4つの技能すべて 7(1回の受験で)。ほかの英語の資格があっても同じ。2年以内のもの。英語で教える学校で中高の最後の4年を学んだ人は1人ずつ考える |
| 試験・面接 | UCAT 必須(出願の年に受ける)。条件を満たした人を UCAT の合計点で並べ、上の約650人を面接。2026年入学で面接に呼ばれた最低点:A100 の留学生 1710/2700(スコットランドの人 1500・英国の人 1640)。面接は MMI(小さな面接を約4つ・1つ約6分・少なくとも1つは俳優との演技)。2026年入学は、スコットランドの学費の人は St Andrews で対面、ほかの学費区分の人はオンライン(2027年入学の形は未確認)。面接は12月初め・1月・2月・3月。合否は面接の点で決め、同じ点なら UCAT で分ける |
| 入学の時期 | 9月(2027年9月開始) |
| 出願の締切 | UCAS 2026年10月15日(木) |
1〜3年(St Andrews):留学生 年 £41,600(2027年入学のコースのページ)。4〜6年(Manchester):Manchester の留学生の学費になる。Manchester は臨床の学費を臨床に入る年の額で決め、2026年に臨床に入る人は年 £60,900(2026/27)。2030年に臨床に入る額は未定=未確認。南数塾の判断:6年で約 £31万以上(£41,600×3+£60,900×3≒£307,500。実際は上がる)。St Andrews の留学生の学費には、スコットランド政府の新しい「NHS の臨床の教育の費用(levy)」が入っている。学費は毎年最大 5% か levy の分まで上がりうる(「Fees may increase annually during your studies by up to 5% or up to the amount of the levy.」)。実験と教材の費用 最大 £70、PVG(子どもや弱い立場の人と関わる仕事の確認)の費用は別。生活費・ビザ・医療の上乗せ料(IHS)は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| St Andrews で2年間の基礎医学を学んだのち、マンチェスター大学・エディンバラ大学などの提携校に編入して臨床を行う(日本人の医学生の体験談のページ) | St Andrews で学ぶのは3年(BSc)。留学生の学費区分の人の臨床は Manchester だけ(「our designated partner medical school for all international students」)。Edinburgh はカナダに住む人向けの A990 の道 | 誤り(年数と、留学生の行き先) |
| BSc+提携校での MBChB で合計6年(同じページ) | コースのページ「A100 Medicine is a six-year programme with three years at St Andrews and three years of training with a partner medical school.」 | 正しい |
| 英語は IELTS 7.0 以上(各セクション 6.5 以上)(同じページ) | 医学は IELTS Academic で4つの技能すべて 7、1回の受験で(「must achieve seven in all four components ... to be taken at one sitting」) | 誤り(各技能 6.5 では足りない) |
| A-Level で AAA・化学必須(同じページ) | AAA で、化学+生物・数学・物理のどれか1つ | 正しい |
| セント・アンドリューズ大学の医学の留学生の授業料は約 £38,500〜(2026/27 年度の参考値。医学コースの一覧ページ) | 2027年入学の St Andrews の3年は年 £41,600。後の3年は Manchester の臨床の学費(2026/27 は年 £60,900)になり、この額には入っていない | 誤解を招く(6年の半分だけの額) |
| 日本の高校生向けに St Andrews の International Pre-Med(1年・授業料 £28,650)がある(英国の医学部の進学の案内ページ) | 準備課程はある。2027年9月開始は9か月・学費 £30,080。A100 に進むには成績・UCAT・面接・IELTS 7.0(全技能)が要り、保証は無い。£28,650 がどの年の額かは確かめられない | 一部正しい(課程があるのは正しい。2027年の学費は £30,080) |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。