2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
クイーンズ大学ベルファスト 医学部(Queen's University Belfast)の医学の課程です。学位は Queen's University Belfast(イギリス(北アイルランド))が出します。学ぶ場所は「5年とも英国。ベルファストの大学と、北アイルランド全体の病院・診療所で実習。5年目の初めに国内か海外で選んで行う実習(elective)がある」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MB BCh BAO(医学士・外科学士・産科学士)・UCAS コード A100 |
| 学位を出す大学 | Queen's University Belfast(イギリス(北アイルランド)) |
| 年数 | 5年(全日制・2027/28 入学) |
| 学ぶ場所 | 5年とも英国。ベルファストの大学と、北アイルランド全体の病院・診療所で実習。5年目の初めに国内か海外で選んで行う実習(elective)がある |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に The Queen's University of Belfast が載っている。コースのページ「The award of the MB BCh BAO degree means that you are eligible to apply for provisional registration with the General Medical Council (GMC).」オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(留学生 36席)。2027年入学の入学の決まり:「The University has a quota of 36 Medical places for International students」。英国・アイルランドの人の席は 236。合格のあとで学費の区分が変わると、区分ごとの席の数が決まっているため合格を取り消すことがある |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 5年とも英国(北アイルランド)で学び、英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人だけが外れる)。第1条で、研修医の2年(UK Foundation Programme)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無く、2027年以降も続く)。UKFPO は、この優先は国籍・在留の資格を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された(優先されない 738人は補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった)。F1 を終えると GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。ビザ:研修医は Health and Care Worker ビザ(医師の職業コード 2211)。配属が決まってから国ごとのスポンサーの担当が CoS を手配する。Student ビザから英国内で切り替えられる。Graduate ビザは 2027年1月1日以降の申請だと18か月で、2年の研修には足りない(判断)。北アイルランドの配属にこの法がどう効くかの条文(適用範囲)は未確認(南数塾の判断:UK Foundation Programme は英国全体の募集なので同じ扱いと読む) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国の認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認。先に英国で F1 を終えることが前提 |
| アイルランド | 枠が狭い | 医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医(intern)の登録の対象にした。ベルファストはダブリンに近いが、制度は英国の卒業生として同じ扱い。HSE の研修医の配属の順番で、働く許可の証明が無い EEA 外の人は後ろの段で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろ(判断)。席は保証されない。英国で F1 を終えてからアイルランドの本登録に移る道は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 留学生への条件:AAA(化学と生物(人間生物)を含む)、または AAB+4つ目の AS で A(A-Level の化学で A+生物・数学・物理から1つで A。生物を A-Level で取らないなら AS の生物で A、または5つ目の AS で B)。数学と上級数学は A-Level で両方は数えない。英国の人への条件は A*AA など1段高い。A-Level は GCSE の後の2年以内に終えるのがふつう。再受験:席が限られるので絞る。ふつうは1回目にこの大学に出して第1志望で持っていた人だけで、1回目に A*AB/AAA などを取っていることが条件。A-Level は2回まで。医学への出願は全部で4回まで(ほかの大学を含む)。実験の評価・私費受験生・CAIE・Pearson IAL の記載は無い=未確認 |
| IB | 留学生:36点で HL 6,6,6(化学と生物を HL に含む) |
| 日本の高校の卒業資格 | 医学部の国ごとの資格の表に日本は載っていない。大学の日本の国のページは、日本の高校の卒業証明書(評定 4/5 以上)+認められた準備課程で学部に出せることがある、と全体の話として書く。ただしこの大学の留学生向けの準備課程は建築・ビジネス・工学で、医学に進む課程は書かれていない=日本の高校の卒業資格だけでは医学に出せない読み(判断) |
| ファウンデーション | 公式の資料で確かめられていません(医学に進む準備課程の記載なし) |
| 英語 | IELTS Academic 7.5(話す・聞くは 7.0 以上、読む・書くは 6.5 以上・2年以内)。1技能だけの受け直し(One Skill Retake)は元の試験から60日以内なら可。IGCSE の英語 C(話す・聞くの評価を含むもの)も可 |
| 試験・面接 | UCAT 必須。面接の前の点は、GCSE(ないし同等の成績)の点と UCAT の点(十分位で最大9点)を足して決める。GCSE などの公的な試験を受けていない人は、高校の成績表で見る。2026年入学の面接の線は 45点中 32点(毎年変わる)。SJT は点が並んだ人の判断に使う。面接:留学生はオンラインの MMI(7つの部屋)(「Interviews will be online for applicants to the 36 international places.」)。合格は面接の点の順位だけで決める。GCSE の数学・英語・物理(C/4)か同等の資格も、上の段で取っていなければ必要 |
| 入学の時期 | 公式の資料で確かめられていません(英国の医学部はふつう9月入学) |
| 出願の締切 | UCAS 2026年10月15日 18:00(2027年入学。コースのページは「for 2026 entry」と書くが、2027/28 入学のページ)。UCAT は締切の前に受ける |
留学生:年 £39,990(2027/28 入学のコースのページの額)+北アイルランドの臨床実習の課金 £12,133(2026/27 の額)を5年とも毎年払う。合わせて年 約 £52,123、5年で約 £260,600(南数塾の判断:毎年同じ額なら)。課金は北アイルランドの保健省が 2019/20 入学から留学生の医学生に課すもので、学費の表に入っていない(「The clinical placement levy is not included in the tuition fee quoted above」)。課金の額は見直される。学費はふつう毎年物価に合わせて上がる。留学生は無犯罪の証明(Certificate of Good Conduct)が要る。生活費・ビザ・IHS は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| クイーンズ大学ベルファストの医学部は北アイルランド唯一の医学部(大学の留学の紹介サイトの日本語のコースページ) | GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に Ulster University も載っている(大学卒向けの医学の課程)。高校卒で入る5年の課程は北アイルランドではこの大学だけと読める(判断)が、「唯一の医学部」は言いすぎ | 誤り(大学卒向けの医学部が別にある) |
| 授業料は年 38,400ポンド(同じページ) | 留学生の学費は年 £39,990 で、ほかに臨床実習の課金 £12,133(2026/27)を5年とも払う。合わせて年 約 £52,000 | 誤り |
| すべての出願とお問い合わせはこのサイトを通じて行ってください(同じページ) | 大学のコースのページは「Apply via UCAS」。出願は UCAS で、代理店を通す決まりは無い | 誤解を招く |
| 面接は MMI で 7〜9 の部屋(同じページ) | 入学の決まり(2027年入学):留学生はオンラインの MMI で7つの部屋、英国の人はベルファストで9つの部屋 | 正しい |
| A-Level は化学を含む A*AA または AAA、および生物・人間生物・数学・物理から1科目以上(同じページ) | 留学生への条件は AAA(化学と生物を含む)か AAB+4つ目の AS で A。A*AA の条件は英国の人向け。生物は A-Level で取らないなら AS で要る | 一部正しい |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。