2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
マンチェスター大学 医学部(The University of Manchester)の医学の課程です。学位は The University of Manchester(イギリス(イングランド))が出します。学ぶ場所は「マンチェスター(臨床の病院の割り振りは未確認)。5年とも英国」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MBChB(Bachelor of Medicine, Bachelor of Surgery)・UCAS コード A106 |
| 学位を出す大学 | The University of Manchester(イギリス(イングランド)) |
| 年数 | 5年(1〜2年が前期=Pre-Clinical、3〜5年が臨床) |
| 学ぶ場所 | マンチェスター(臨床の病院の割り振りは未確認)。5年とも英国 |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に The University of Manchester が載っている=卒業すると英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)で GMC の仮登録に進める。オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(席の数は公表なし)。留学生の席の数はページに書かれていない=未確認。2026年入学の5年課程の海外の人(大学の出願のデータ):出願 1,036・面接 191・内定 40。留学生は別に審査するが手順は国内と同じ(本文は未確認)。IMU(マレーシア)から:「International Medical University, Malaysia; a few graduates annually from their 2-year, 6 months phase 1 course in medical sciences. Apply via IMU.」=IMU の2.5年を終えた人が毎年数人3年に入る(IMU の 2026年の案内も 2.5年+3年)。日本から直接入る人は5年とも英国、IMU から移る人も英国で学ぶ期間(3年)が過半=どちらも英国の研修で優先される側の読み(判断) |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 5年とも英国で学んで英国の基礎医学資格を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:英国の基礎医学資格を持つ人。ただし学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人は除く)。第1条で Foundation Programme(研修医の2年)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無い)。UKFPO は、この優先は国籍・働く権利を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。大学も「International students are currently considered in the same way as UK nationals in the allocation of Foundation Training posts.」と書く(国の決まりなので大学は変えられない、とも)。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された(優先されない 738人は補欠に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった)。F1 を終えると GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。働くビザは Health and Care Worker ビザ(医師=職業コード 2211)で、配属が決まったあと国のスポンサーの担当が CoS を手配する。2027年1月1日以降に申請する Graduate ビザは18か月で、2年の研修には足りない(判断) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国で認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。登録の道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認 |
| アイルランド | 枠が狭い | アイルランドの医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医の登録の対象にした。HSE の研修医の募集の手引きも英国の医学部の卒業生を応募できる人に入れる。ただし配る順番は、働く許可の証明が無い EEA 外の人が後ろの段で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろの段(判断)。英国で F1 を終えて本登録を受けたあとにアイルランドで働く場合も、職の申し出と就労許可が要る(判断) |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | AAA(生物/人間生物か化学+化学・生物/人間生物・物理・心理・数学・上級数学から1つ+1科目)。条件は A-Level 3科目だけで出す。実験:「will be a requirement to pass the practical element of any science A Level taken」=理科の A-Level は実験の評価の合格が要る。再受験:「Grades A*A*A」、12年か13年のどちらか1回だけ、13年で受けた人は1回目 ABB 以上。試験が3年にまたがる課程の人は出願前に相談。日本での私費受験・Pearson IAL の記載は無い=未確認(実験の評価が無い受け方は出願前に確かめる:判断) |
| IB | 36点・HL 6,6,6(化学か生物+指定の理科+もう1つの HL)。IBCP の人は事前に問い合わせ |
| 日本の高校の卒業資格 | 記載なし=未確認。「contact us at ug.medicine@manchester.ac.uk to check specific requirements for your country」。GCSE 相当:7科目を A(7)以上、英語・数学・理科2科目を 6 以上 |
| ファウンデーション | 公式の資料で確かめられていません(留学生向けの準備課程から入る道の記載は見つからない) |
| 英語 | IELTS 平均 7.0・各 6.5 以上(ほか PTE Academic 65・各 65、Cambridge C1 Advanced / C2 Proficiency 185・各 185)。試験の結果は入学の日に有効であること。英語に心配があれば追加の試験を条件にすることがある |
| 試験・面接 | UCAT 必須(出願の年に受ける・1周期だけ有効)。「Please note that we do not consider applicants who achieve Band 3 or 4 in the Situational Judgement Test (SJT) element of the UCAT.」2026年入学の UCAT の目安は 2060(海外の人 2250)。面接は5つの station の MMI(各8分)。「Applicants selected for interview will select their preferred option of online via Zoom, or on campus.」=オンライン(Zoom)か来校かを選べる(枠は先着)。12月〜3月初め。2026/7 の周期で1つの station をグループの課題に替える案あり。「We do not make any offers without interview.」 |
| 入学の時期 | 9月(年1回) |
| 出願の締切 | ページに日付の記載なし(UCAS 経由)=未確認 |
「Fees for 2027 entry have not yet been set.」=2027年入学の学費は未定。参考(2026年入学):留学生の前期(1〜2年)年 £39,900(2026/27)、臨床の年は 2026年に臨床に入る人で年 £60,900(2026/27)。臨床の学費は臨床に入る年の額になる。「reserves the right to increase the tuition fee by up to 7% each year」=毎年最大7%上げることがある。2026年入学の額で計算すると5年で約 £262,500 以上(南数塾の判断:£39,900×2+£60,900×3、実際は上がる)。生活費・Student ビザ・医療の上乗せ料(IHS)・海外の人の犯罪歴の証明は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| 英国の医学部に進んだ日本人の留学体験の記事で、マンチェスター大学の後期の臨床の課程の学費を年 £60,000(約1,100万円)前後と書く(前期の£35,000は別の大学の額) | マンチェスターの臨床の年の留学生の学費は、2026年に臨床に入る人で年 £60,900(2026/27)。円の額は記事の時点の換算 | 正しい(臨床の年の額について) |
| 同じ記事で、統一試験(UKMLA)に受かって卒業と同時に医師免許が出るが「仮免許(Provisional License)」で、1年の研修医(FY1)を経て正式な免許になる、と書く | 卒業すると GMC の仮登録で、仮登録で働けるのは英国の認可された F1 の職だけ。F1 を終えて certificate of experience が出ると本登録(full registration)を申請できる(Medical Act 1983 第3条1項(a))。2024-25 年度以降の卒業生は MLA を含む学位が要る | 正しい |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。