2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)医学部(King's College London)の医学の課程です。学位は King's College London(イギリス(イングランド))が出します。学ぶ場所は「5年ともロンドン(Guy's と Denmark Hill のキャンパス)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MBBS(Bachelor of Medicine, Bachelor of Surgery)・UCAS コード A100 |
| 学位を出す大学 | King's College London(イギリス(イングランド)) |
| 年数 | 5年(希望して途中で別の学位(intercalated)を取ると6年) |
| 学ぶ場所 | 5年ともロンドン(Guy's と Denmark Hill のキャンパス) |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に King's College London が載っている。コースのページ「Reviewed, inspected and accredited by the General Medical Council (GMC)」。なお GMC の審査中の一覧にある「King's College London (Graduate Entry Programme - the University of Portsmouth Branch)」は大学卒の別の課程で、この A100 とは別。オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。最近の回で A100 は約 2,960 の出願に 347席・約1,200人を面接(全課程では毎年 約5,000 の出願に 約520席)。留学生の席の数は公表されていない=未確認。留学生(Overseas)の入学の延期は受けない(「We are unable to defer Overseas fee paying applicants for this programme」・兵役などを除く) |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 5年とも英国で学び、英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人だけが外れる)。第1条で、研修医の2年(UK Foundation Programme)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無く、2027年以降も続く)。UKFPO は、この優先は国籍・在留の資格を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された(優先されない 738人は補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった)。F1 を終えると GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。ビザ:研修医は Health and Care Worker ビザ(医師の職業コード 2211)。配属が決まってから国ごとのスポンサーの担当が CoS を手配する。Student ビザから英国内で切り替えられる。Graduate ビザは 2027年1月1日以降の申請だと18か月で、2年の研修には足りない(判断) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国の認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認 |
| アイルランド | 枠が狭い | 医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医(intern)の登録の対象にした。ただし HSE の研修医の配属の順番で、働く許可の証明が無い EEA 外の人は後ろの段で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろ(判断)。席は保証されない。英国で F1 を終えてからアイルランドの本登録に移る道は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A*AA(生物と化学で A を含む)。実験:「If you are taking linear A-levels in England, you will be required to pass the practical endorsement in all Science subjects. This is with the exception of private candidates who are unable to take the practical component.」=私費受験生で実験を受けられない人は例外と明記。再受験:考えうる(「we are able to consider applicants who have retaken their qualifications」)が、2年で取った人が有利に見られうる。2回目の再受験は大きな事情がある時だけ。同じ科目を別の資格で同じ段で取り直すのも再受験と数える。国際版(CAIE・Pearson IAL)の記載は大学のページに無い=未確認 |
| IB | 38点(または HL 3科目で 19)。HL の生物と化学で 6 |
| 日本の高校の卒業資格 | 日本の高校の卒業資格だけで A100 に直接は出せない読み(判断)。代わりに King's International Foundation(Health, Life & Biosciences Pathway):自国の高校の卒業資格(例「your country’s national high school diploma」)では英国の大学に直接入れず、A-Level・IB を終えていない人が対象。この準備課程から Medicine MBBS に出せて、UCAT などの条件を満たして出願すれば「Eligible students that successfully apply to Medicine are guaranteed an interview for the 5-year MBBS programme.」(面接の保証。合格の保証ではない) |
| ファウンデーション | King's International Foundation(Health, Life & Biosciences Pathway)→ MBBS の面接が保証。準備課程の学費は 2026/27 で £28,150(本文は未確認) |
| 英語 | 公式の資料で確かめられていません(コースのページに英語の帯の記載が無く、KCL の英語の帯の表は未確認) |
| 試験・面接 | UCAT 必須(出願の年に受ける)。最近の回は「No minimum UCAT threshold score was applied.」=足切りなし。UCAT の合計・GCSE・WP の指標で順位をつけ、UCAT の小科目と SJT は使わない。面接:「During the current Admissions cycle, interviews will be conducted remotely.」12月から順に招待、ふつう12〜4月。面接なしの合格は無い。最終の結果は5月まで |
| 入学の時期 | 9月(2027年9月開始) |
| 出願の締切 | UCAS 2026年10月15日(南数塾の判断:英国の医学の共通の締切。KCL のページの締切の欄は空)。合格した人は入学の年の8月初めまでに条件を満たした証明を出す |
留学生:年 £60,200(2027/28。「The International tuition fee for the 2027-2028 academic year is £60,200 per year.」)。5年で約 £301,000(南数塾の判断:毎年同じ額なら)。続く年は KCL の規約に沿って上がる。留学生は確定の合格(unconditional)を受けた時に £5,000 の前金(初年度の学費に充当)。臨床の年で額を分ける記載は無い。生活費(ロンドン)・ビザ・IHS は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| KCL の医学部の留学生の学費は、臨床の前の年が £40,470、臨床の各年が £49,980、全体で約 £235,000(2026年4月25日更新の留学ガイド) | 2027/28 の留学生の学費は年 £60,200 で、臨床の年で額を分けていない。5年で約 £30万(判断) | 誤り |
| MBBS の定員は年 約450名(同じ留学ガイド) | 公式:最近の回で A100(5年の課程)は 347席。全課程あわせると 約520席 | 誤り |
| 留学生の枠は通常 30〜40席(同じ留学ガイド) | KCL は留学生の席の数を公式のページで公表していない | 確かめられない |
| 生物と化学のトップの評価が要る(IB の HL は 7,7)(同じ留学ガイド) | 公式:A-Level は A*AA(生物と化学で A)、IB は 38点で HL の生物と化学は 6 | 誤り(IB の HL 7,7 は公式より高い) |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。