2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
インペリアル・カレッジ・ロンドン 医学部(Imperial College London)の医学の課程です。学位は Imperial College London(イギリス(イングランド))が出します。学ぶ場所は「6年ともロンドン。臨床は Imperial の病院のキャンパス(Charing Cross・Hammersmith・St Mary's・Chelsea and Westminster など)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MBBS/BSc(医学士と理学士を両方取る・BSc は必修)・UCAS コード A100。ほかに AICSM(Associateship of the Imperial College School of Medicine) |
| 学位を出す大学 | Imperial College London(イギリス(イングランド)) |
| 年数 | 6年(全日制・2027年10月開始) |
| 学ぶ場所 | 6年ともロンドン。臨床は Imperial の病院のキャンパス(Charing Cross・Hammersmith・St Mary's・Chelsea and Westminster など) |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:GMC の「Who can award UK medical degrees?」の一覧に Imperial College London が載っている。コースのページは GMC の認定を書く。なお GMC の審査中の一覧にある「Imperial College London (the Pears Cumbria School of Medicine)」は別の新しい課程で、この A100 とは別。オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(Overseas 74席)。目標の入学 345人は政府の上限で、Home 271・Overseas 74(2026年入学・Imperial の公表文「This number is capped by the government and consists of 271 Home and 74 Overseas places.」)。面接に呼ばれた留学生:2022年 146・2023年 135・2024年 226・2025年 280・2026年 253人(全体は 870人・2026年)。応募と席の比は 6:1(2025) |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 6年とも英国で学び、英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人だけが外れる)。第1条で、研修医の2年(UK Foundation Programme)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無く、2027年以降も続く)。UKFPO は、この優先は国籍・在留の資格を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された(優先されない 738人は補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった)。F1 を終えると GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。ビザ:研修医は Health and Care Worker ビザ(医師の職業コード 2211)。配属が決まってから国ごとのスポンサーの担当が CoS を手配する。Student ビザから英国内で切り替えられる。Graduate ビザは 2027年1月1日以降の申請だと18か月で、2年の研修には足りない(判断) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国の認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認 |
| アイルランド | 枠が狭い | 医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医(intern)の登録の対象にした。ただし HSE の研修医の配属の順番で、働く許可の証明が無い EEA 外の人は後ろの段で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろ(判断)。席は保証されない。英国で F1 を終えてからアイルランドの本登録に移る道は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A*AA:生物と化学で A* と A(どちらかが A*)+3科目めで A。「All qualifications must be taken in the same sitting.」(全科目を同じ回で)「We will not accept resit qualifications.」(再受験の成績は受けない。大学全体のページも「With the exception of our MBBS Medicine programme」と医学だけ例外にしている)。実験:医学のページは「you will be required to achieve a pass in the practical endorsement in all science subjects」「Students taking English exam board science A-levels will be required to pass the practical endorsement.」=イングランドの試験団体の理科は実験の評価の合格が条件。Imperial の化学科の説明は「There is no practical endorsement for A-levels taken in Wales, nor international versions taken in other countries (e.g. CAIE, Pearson).」=日本で受ける CAIE・Pearson の国際版(IAL)にはそもそも実験の評価が無い。医学のページは国際版について書いていない=国際版なら実験の評価を求められない読み(判断)。私費受験生(学校に通わず試験だけ受ける人)を受けるかの記載は無い=未確認。英国の試験団体の A-Level(例:Pearson Edexcel の英国版)を日本で私費で受けると、実験の評価が取れず条件を満たせない恐れ(判断) |
| IB | 38点以上(典型の条件は 39)。HL の生物と化学がそれぞれ 6 |
| 日本の高校の卒業資格 | 公式の資料で確かめられていません(医学のページに日本の資格の記載なし)。A-Level か IB が前提(判断) |
| ファウンデーション | 公式の資料で確かめられていません(医学への準備課程の記載は未確認) |
| 英語 | 高い方の基準(higher level):IELTS 7.0(どの技能も 6.5 以上)(「7.0 overall (minimum 6.5 in all elements)」)。GCSE の英語 6(B)も条件(Imperial の公表文) |
| 試験・面接 | UCAT(出願の年に受ける)。面接に呼ぶ人は UCAT の点だけで決める(「Candidates are selected for interview based on their UCAT scores.」)。2026年入学の足切り:留学生・EU は合計 2310 以上・SJT は Band 3 以上(Band 4 は外す)、英国の人は 2320、WP は 2170(抽象推論が無くなった満点 2700 の方式)。毎年変わる。面接は MMI(2026年は6つの部屋:チームワークとリーダーシップ・医学を学ぶ動機・医師の役割・共感と悪い知らせ・倫理・資料の読み取り。1部屋 内容6点+伝え方4点)。面接を受けない人に合格は出さない。MMI はふつう1〜2月。海外の人がオンラインで受けられるかは公式のページに書かれていない=未確認 |
| 入学の時期 | 10月(2027年10月開始) |
| 出願の締切 | UCAS 2026年10月15日 18:00(英国時間)。2027年入学の受付は終わった |
留学生(Overseas):年 £61,550(2027年入学)。6年で約 £369,300(南数塾の判断:毎年同じ額なら)。入学後の上がり方は未確認。生活費(ロンドン)・ビザ・IHS は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| インペリアルの医学の留学生の学費は約 £53,000〜(2026/27年度の参考値として。医学コースの一覧ページ) | 2027年入学の留学生の学費は年 £61,550(コースのページ)。約 £8,500 低く書いている | 誤り |
| 医学のプログラムは IELTS のハイヤーレベル(総合 7.0・各技能 6.5)を求める(IELTS の大学別の案内ページ) | Imperial の英語の条件の higher level は「7.0 overall (minimum 6.5 in all elements)」で、医学のコースのページは higher level を求めると書く | 正しい |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。