2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|イギリスの医学部
グラスゴー大学 医学部(University of Glasgow)の医学の課程です。学位は University of Glasgow(イギリス(スコットランド))が出します。学ぶ場所は「5年ともスコットランドのグラスゴー」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MBChB(Bachelor of Medicine, Bachelor of Surgery)・UCAS コード A100 |
| 学位を出す大学 | University of Glasgow(イギリス(スコットランド)) |
| 年数 | 5年 |
| 学ぶ場所 | 5年ともスコットランドのグラスゴー |
| GMC(英国の医師の登録の機関)とほかの国の扱い | 英国:GMC の「Who can award UK medical degrees?」(英国の医学の学位を出せる団体)の一覧に The University of Glasgow が載っている。コースのページ「Holding a PMQ entitles you to provisional registration with the General Medical Council」(適性の確認つき)=卒業すると英国の基礎医学資格で GMC の仮登録に進める。オーストラリア:英国で F1 を終えて GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway(Category B)。アイルランド:英国で学んだ課程なので研修医の登録の対象(医師法 第49条・2023年改正) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(席は少ない)。留学生の枠の数はコースのページに書かれていない。大学が公表した1年目の入学の数(International & EU):2025年 出願 568・面接 119・合格 97・入学 33(全体の入学 341)/2024年 466・160・113・43(全体 362)/2023年 533・164・95・44(全体 350)/2022年 543・91・52・21(全体 296)。最近3年の入学は全体の約10〜13% |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| イギリス | 制度上なれる | 5年とも英国で学び、英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)を取るので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」に入る(第4条1項:学ぶ期間のすべてか過半を英国諸島の外で過ごした人だけが外れる)。第1条で、研修医の2年(UK Foundation Programme)の席はこの人たちに先に出す(年の限りの文は無く、2027年以降も続く)。UKFPO は、この優先は国籍・在留の資格を見ず、学位を取った国で決まると書く=日本国籍でも優先される側。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、最初の配属の 10,810人は全員が優先の人で、優先の人は全員が配属された(優先されない 738人は補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった)。F1 を終えると修了の証明が出て GMC の本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。ビザ:研修医は Health and Care Worker ビザ(医師の職業コード 2211)。応募の時に働く権利の証明は要らず、配属が決まってから国ごとのスポンサーの担当が CoS を手配する。Student ビザから英国内で切り替えられる(仕事の始まりが課程の修了の後など)。Graduate ビザは 2027年1月1日以降の申請だと18か月で、2年の研修には足りない(判断)。スコットランドの配属にこの法がどう効くかの条文(適用範囲)は未確認(南数塾の判断:UK Foundation Programme は英国全体の募集なので同じ扱いと読む) |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国(GMC)は Competent Authority pathway の対象の国。英国の認定課程を修め(Category B)、英国で12か月の研修(F1=internship 相当)を終えて GMC の本登録を受ければ、AMC の試験なしで仮の登録に進み、豪州で12か月の監督つきの勤務をして一般登録へ。道は書かれているが、豪州で監督つきの職と就労ビザを自分で得る必要がある=就労の許可が別に要る。職とビザの取りやすさは未確認。先に英国で F1 を終えることが前提 |
| アイルランド | 枠が狭い | アイルランドの医師法 第49条(2023年の改正後)は、アイルランド・EEA・英国で全部か大半を学んだ課程の人を研修医(intern)の登録の対象にした。ただし HSE の研修医の配属の順番は、①CAO で入った EEA の国民 → ②EEA の国民と、働く許可の証明を出した EEA 外の人 → ③④許可の証明が無い EEA 外の人、で、日本国籍の英国の卒業生は一番後ろの段(判断)。席は保証されない。英国で F1 を終えてからアイルランドの本登録に移る道は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 国際版の A-Level(International A-Levels)を名指しして AAA。化学と生物が必須+物理か数学。IGCSE の英語(文学か言語)が B 以上。「Re-sits or additional time to sit qualifications is not permitted.」「The required grades and subjects must be obtained at one sitting and at the first attempt.」=1回の受験で、しかも初回の成績だけ。同じ段の資格を混ぜることも受けない(「We do not accept a mix of qualifications undertaken at the same level.」)。Pearson の IAL・私費受験生・実験の評価(practical endorsement)の記載は無い=未確認(国際版を名指しで受けるので、実験の評価が無い CAIE・IAL でも出せる読み:判断) |
| IB | 38点(HL 6,6,6)。HL に化学と生物、SL の物理か数学が 6(HL を勧める)、SL の英語が 6 |
| 日本の高校の卒業資格 | 大学の国ごとの資格の一覧(International Entry Requirements)に日本の資格は載っていない(2026-10-23 時点の公式の頁で確認)=日本の高校の卒業資格だけでは出せない読み(判断)。A-Level か IB が要る |
| ファウンデーション | 公式の資料で確かめられていません(医学部の入学のページに Pre-med の Certificate や Gateway の名前は並ぶが、留学生が使えるかは未確認) |
| 英語 | IELTS Academic 7.0(どの技能も 7.0 未満なし)。出願を見る時点で2年以内のもの。One Skill Retake を受ける |
| 試験・面接 | UCAT 必須(受けていない人は考えない)。合格点の公表は無く、UCAT は「used for allocation of interview for those that meet all requirements」。大学の公表の「面接に呼んだ最低点」:留学生・EU は 2025年 2950・2024年 2800・2023年 2800(英国内の Home は 2520・2450・2440)=留学生は英国の人より高い点が要る。ただしこの数字は満点 3600 の旧方式で、2026年入学から抽象推論が無くなり満点 2700 になった(Imperial の公表文)=そのまま比べられない(判断)。面接は 2027年入学はオンライン(「For 2027 entry, interviews are being conducted online.」)。30分・面接官2人。Panel A(医師になる動機・チームワーク)と Panel B(伝える力・短い倫理の場面を2つから1つ選んで話す)。書く課題は無い。2026年11月下旬〜2027年3月。約1,100人を面接 |
| 入学の時期 | 公式の資料で確かめられていません(英国の医学部はふつう9月入学) |
| 出願の締切 | UCAS 2026年10月15日(2027年入学)。コースのページ「15 October: if including Dentistry, Medicine, Veterinary Medicine or also applying to Oxford or Cambridge」。遅れた出願はふつう考えない |
留学生:年 £67,112(2027/28 入学・見込みの額として公表)。2026/27 入学は年 £62,730。5年で学費だけ約 £335,560(南数塾の判断:毎年同じ額なら)。MBChB の留学生の学費は NHS での臨床の教育の費用(Overseas levy)を含む(「This contribution is already included within the published tuition fees」)。スコットランド政府がこの levy を変えると学費も変わりうる(「Tuition fees may be revised if there are future changes to the Overseas levy set by the Scottish Government.」)。入学後に毎年上がるかは書かれていない。生活費・ビザ・医療の上乗せ料(IHS)は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| グラスゴーの医学部では、留学生は全体の 7.5% までという決まりがあった(卒業生の留学記) | 7.5% はイングランドの OfS が資金を出す医学部への目標で、スコットランドの決まりは未確認。グラスゴーの公表では留学生・EU の入学は 2023年 44/350人(約12.6%)・2024年 43/362人(約11.9%)・2025年 33/341人(約9.7%)=最近は 7.5% を超えている | 確かめられない(当時の決まり。いまの数字とは合わない) |
| 卒業後は最初は仮の免許で働き、2年目は本免許になる(卒業生の留学記) | 英国の卒業生は GMC の仮登録で F1 に入り、F1 の修了の証明で本登録(Medical Act 1983 第3条1項(a))。2年目(F2)は本登録で働く | 正しい |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。