2026年9月18日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|アジア・オセアニア
Hong Kong
A-Level で出願できる6年制の医学部が2校ありますが、卒業後に香港で研修医になれるかが分かりません。

香港の医学部は、高校を出て直接入る6年制です。HKU(MBBS)と CUHK(MBChB)の2校が、香港の外の生徒を A-Level で受け付けます。どちらも A-Level は4科目で、生物か化学が要ります。HKU は中国語の実用力を入学の条件にしていて、広東語か普通話のどちらかが流暢であることを求めます。CUHK は、中国語・広東語の力は合否に影響しないと書いています。ただし6年のうちに広東語を身に付ける必要があります。卒業すると、法律でインターンのための仮登録を受けられ、1年のインターンのあとに香港医務委員会(MCHK)に本登録します。香港の外から来た学生がこのインターンに採用されるかは、公式の文で確かめられていません。学費は HKU の MBBS が年 HK$590,000(2027/28)と高い一方、CUHK は全学の非地元の額で年 HK$230,000(2027-28)です。
Hong Kong trains doctors through a 6-year undergraduate programme entered straight from high school. Two universities, HKU (MBBS) and CUHK (MBChB), accept non-local applicants with A-Levels; both require four A-Level subjects including Biology or Chemistry. HKU makes a working knowledge of Chinese an admissions requirement and expects fluency in either Cantonese or Putonghua. CUHK states that proficiency in Chinese or Cantonese does not affect admission, but students must pick up Cantonese during the six years. Graduates of the two schools are eligible by law for provisional registration for internship, and after a one-year internship they apply for full registration with the Medical Council of Hong Kong (MCHK). Whether non-local students are taken on for this internship could not be confirmed in official text. Fees are high at HKU, where the MBBS costs HK$590,000 a year (2027/28), while CUHK's university-wide non-local fee is HK$230,000 a year (2027-28).
南数塾の Tier(3つの指標をまとめた見立て)
Tier 1b その国の言葉を身に付ければ、その国で医者になれる
授業は英語でも、研修と診療はその国の言葉。言葉の試験を通れば、その国で医師になれる道がある(日本の本試験の審査にも進める見込み)。ただし外国籍の研修医の枠は狭い。
HKU も CUHK も A-Level は4科目で、生物か化学が要る。HKU の目安は 4A*。CUHK は香港の外の出願者に「非常に優秀であること」を求める。
香港の2校の卒業生は、法律でインターンのための仮登録を受けられる。ただし香港の外から来た学生(日本人)がインターンに採用されるかは、公式の文で確かめられていない。患者の多くは広東語で話す。
6年制で、年数は本試験の基準に当たる。香港でインターンを終えて本登録できれば本試験の審査に乗りうるが、日本人がインターンを受けられるかは未確認。受けられなければ予備試験。総時間数も未確認。
研修と診療の言葉:広東語(授業は英語)。公式の文で確かめ切れていない点があります。指標の決め方は医学部進学ガイドに。南数塾の見立てで、合否や審査の結果を約束するものではありません。
HKU:2027/28 の MBBS は年 HK$590,000(ほかの医学部の課程は STEM の HK$280,000)。6年の目安(値上げなしの単純な掛け算)は約 HK$3,540,000。2026-27 入学の MBBS の額は未確認。生活費は年 HK$50,000 まで、寮は HK$17,290〜37,940 が大学の目安。CUHK:2027-28 の非地元の学費は年 HK$230,000、2027年入学者の値上げは毎年3%まで。MBChB だけの別の額は書いておらず、MBChB もこの額かは未確認。6年の目安は約 HK$1,380,000。
The University of Hong Kong, Li Ka Shing Faculty of Medicine(HKU)香港
受入:A-Level 4科目(生物か化学)・目安 4A*・UCAT は2028-29から必須 ・ 学費:MBBS HK$590,000(2027/28・年額)
中国語の実用力(広東語か普通話の流暢さ)が入学の条件。
公式The Chinese University of Hong Kong, Faculty of Medicine(CUHK)香港
受入:A-Level 4科目(化学か生物)・UCAT は任意・英語の面接 ・ 学費:非地元の全学の額 HK$230,000(2027-28・年額・MBChB の別額は未確認)
中国語・広東語は合否に影響しないが、在学中に広東語が要る(大学の広東語講座は無料)。
公式WDOMS(世界の医学部の名簿)に載る香港の医学部は2校(2校とも運営中・2026-10-23 に検索)。HKU か CUHK の医学の学位試験に通った人は、医師登録条例第12条でインターンのための仮登録を出せる(立法会の答弁 2021-04-21)。インターンを終えて経験の証明を得ると、MCHK に本登録(full registration)を申請する。
香港のインターンの枠を出すのは病院管理局(HA)だけで、要件を満たす人は同じに扱う、と政府は答弁している。ただし国籍や在留資格がインターンの採否に関係するかは、この答弁にも大学のページにも書いていない=未確認。香港の外から来た学生が卒業後に働くときの在留資格(IANG)が医師に当てはまるかも未確認。患者の多くは広東語で、HKU は広東語ができない学生への配慮をどの学年でもしないと書いている。
日本で医師になるには / Route back to Japan
日本で医師になるには、厚生労働大臣の受験資格の認定が要る。審査は1人ずつで、学校ごとの認定は無い。香港の医学部は6年制なので、4,500時間以上の一貫した教育と香港の医師免許(本登録)がそろえば本試験の審査に乗りうる。香港で免許が取れなければ予備試験(5年以上・3,500時間以上・通算17年以上)になる。総時間数は未公表。日本の中学・高校を出ていない人は日本語能力試験 N1 も要る。
医師免許の国際コンバート完全ガイド日本人の現実性:難あり
A-Level で直接入れる英語の6年制がある点は魅力。ただし A-Level 4科目で最上位の成績が要り、HKU は中国語の力も求める。いちばん大きな問題は、日本人の卒業生が香港でインターンを受けて医師になれるかが公式で確かめられていないこと。ここが分かるまでは、香港で医師になる前提では勧めにくい。学費は HKU と CUHK で大きく違う。
・香港の外から来た学生がインターンを受けられるかは未確認(大学に直接確かめる必要がある)。・HKU は中国語の実用力が入学の条件。CUHK は合否に関係ないが、在学中に広東語が要る。・A-Level は4科目が必要(3科目では足りない)。・HKU の UCAT は2028-29入学から必須。・HKU の MBBS の学費は2027/28で年 HK$590,000。CUHK の MBChB の額が全学の額と同じかは未確認。・CUHK の面接は A-Level の結果が出たあとの8月下旬で、予想の成績だけでは決まらない。
⚠️ 学費・成績・必須科目・英語基準・各校の受入可否・厚労省の個別認定・ECFMG の取り扱いは毎年変わります。「公式で確認中」と書いた項目は、出願前に必ず各大学公式・WDOMS・厚労省でご確認ください。
医学部は「理数と英語の地力」から
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