2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|スロバキアの医学部
コメニウス大学 医学部(ブラチスラバ)(Comenius University Bratislava, Faculty of Medicine)の医学の課程です。学位は Comenius University Bratislava(Univerzita Komenského v Bratislave)(スロバキア)が出します。学ぶ場所は「ブラチスラバ(学部の所在地・Špitálska 24)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | General Medicine(英語の課程・6年・MUDr.)。同じ学部にスロバキア語の一般医学の課程(2026/2027 の受け入れ予定 487・Portal VS)と、英語の歯学(Dentistry・5年・MDDr.・受け入れ 50)がある |
| 学位を出す大学 | Comenius University Bratislava(Univerzita Komenského v Bratislave)(スロバキア) |
| 年数 | 6年(joint 1st and 2nd Degree・full time)。総時間数を1つの数で書いた公式の文は見つからない。2026/2027 の学習計画(Study Plan)は、1〜5年を科目ごとの講義/実習(L/P)の数で、6年を時間で書く(Internal Medicine 6 が 400 hours・Surgery 5 が 200 hours・Paediatrics 3 が 280 hours・Gynaecology and Obstetrics 3 が 72 hours など) |
| 学ぶ場所 | ブラチスラバ(学部の所在地・Špitálska 24) |
| スロバキアで医師として登録する機関とほかの国の扱い | スロバキア:国の評価機関 SAAHE(Slovak Accreditation Agency for Higher Education)。WDOMS は、この学部が SAAHE の評価を受けたと書き、英語の課程の欄に SAAHE の認定(2024-06-19)を載せる。SAAHE は WFME の認める認証機関(2034年8月まで)。EU:指令 2005/36/EC の自動の承認は EU の国民の権利(第2条1項) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(Univerzita Komenského v Bratislave, Lekárska Fakulta・FAIMER School ID F0001349・1919年から)。スロバキア語の課程 Všeobecné Lekárstvo(General Medicine・MUDr.・6年)と、英語の課程 General Medicine (English Language Program)(1993年から)が載る。ECFMG の注記:卒業年が 1953年以降(WDOMS の表記は「1953 - Current」)の卒業生は ECFMG の認定に申し込める。カナダの注記もある |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。英語の一般医学の受け入れ予定 240(2027/2028)。EU の外の出願者は、ビザの手続きに数週間かかるので3月の入試だけに申し込むよう学部が書く。代理店:「It is possible to apply as an individual applicant or through the agency」(本人で出すことも、代理店を通すこともできる)。学部の代理店の一覧(List of our contract partners)に日本の窓口が1つ載る(学部は一覧の順に意味は無く、どこも優先しないと書く)。Portal VS の英語の課程の数:2025/2026 は出願 505・合格 381・入学 199、2024/2025 は出願 548・合格 368・入学 255 |
| 授業の言葉 | 英語(入試も英語)。英語の課程の学習計画(2026/2027)に Slovak Language 1〜5 が入る:1年に Slovak Language 1・2(L/P の欄 0/48・0/48)、2年に Slovak Language 3・4(0/48・0/48)、3年の冬学期に Slovak Language 5(0/24・試験あり) |
| スロバキアで医師として働くのに要る言葉 | スロバキア語。外国人がスロバキアで医療職に就くには、仕事に必要な範囲のスロバキア語が要る(法律 578/2004 第31条4項)。英語の課程を出た人は、保健省の「スロバキア語の確認」を受ける(第34b条・年2回以上)。確認は筆記(書き取りと試験・100点中60点で合格)と口頭(専門の文を読み上げ・自分の言葉で言い直し・専門の話し合い・90点中50点で合格)(保健省の省令 132/2022)。省令に CEFR の水準は書かれていない |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| スロバキア | 枠が狭い | 医師として働く条件は、行為の能力・健康・職業の資格(MUDr.)・無犯罪・スロバキア医師会への登録と、外国人は仕事に必要な範囲のスロバキア語(法律 578/2004 第31条)。英語の課程を出た人は保健省のスロバキア語の確認を受ける(第34b条・筆記と口頭)。医師会は届け出から10日以内に登録し、国籍で断る条文は無い(第63条)。国の費用の専門研修(レジデント)は雇い主が申し込み、国籍の条件は条文に無い(第39b条)。卒業後は職探しのために一時滞在を9か月に延ばせる(法律 404/2011 第34条1項b)。医師として雇われるための在留(就労)の条件は確かめていない |
| ほかの EU の国 | 未確認 | スロバキアの医師の学位(DIPLOM všeobecné lekárstvo・MUDr.)は EU の指令 2005/36/EC の付属書 V に載る。ただし自動の承認は EU の加盟国の国民の権利(第2条1項)。日本国籍の人がスロバキアの学位でほかの EU の国の医師になる条件は、その国の国内法で決まる |
| アメリカ | 未確認 | WDOMS の ECFMG の注記で、卒業年 1953 - Current の卒業生は ECFMG の認定に申し込める。米国の研修医の席と在留の資格は別で、公式の数では確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A-Level で入試を免除する記載は無い(入試なしの道は IB ディプロマだけ)。高校の卒業の証明は、欧州資格枠組み(EQF)の4段に当たること。EU・スイス・ノルウェー・リヒテンシュタイン・英国・ウクライナ・ロシア・中国で中等教育を終え、学校が国の登録簿に載る人はノストリフィケーションが要らない(教育省のサイトの Recognition statement と、公証した卒業証明のスロバキア語訳を出す)。南数塾の判断:英国の学校で A-Level を終えた人は Recognition statement の側、日本やマレーシアなどの学校で A-Level を取った人はノストリフィケーションの側 |
| IB | 2027/2028 入学で、IB ディプロマによる入試なしの条件つき入学ができる。条件:合計 33点以上(45点中)、HL の生物と化学がそれぞれ 6以上(SL の成績の条件は無い)。出願 2026-11-15〜2026-12-31。出願の時は Predicted Grades でよく、IBO の Transcript of Grades を 2027-07-31 までに出す(出さないと入学の権利が無くなる)。この道で入れるのは受け入れ予定の 33% まで(超えたら IB の合計点、HL の生物と化学の成績の合計などの順)。枠に入れなかった人は通常の入試に回り、入試の点に 12点を足す。スロバキアの外で出た IB ディプロマはノストリフィケーションが要る |
| 日本の高校の卒業資格 | ノストリフィケーションが要る(要らない国の一覧=EU・スイス・ノルウェー・リヒテンシュタイン・英国・ウクライナ・ロシア・中国に日本は無い)。地方の教育局(Regional School Administration Office)に申し込み、入学の日(enrolment)までに出す。出願の時は高校の卒業の証明のスキャン(英語かスロバキア語)か、卒業の日などを書いた高校の公式の文書でよい |
| ファウンデーション | 準備の課程は学部の入学の頁に載らない。入試の準備は学部の冊子2冊(生物と化学・各500問・各問に答えの候補8つ・答えつき):英語の PDF 版 31,98 €、印刷版 33,60 €(印刷版はスロバキアの中だけに送る) |
| 英語 | 英語の資格の証明は求めない(学部の文「We do not require English language proficiency certificate.」) |
| 試験・面接 | 筆記:生物 100問・化学 100問、各問4択で正解は1つ、180分。誤りでも減点しない(前の年から採点を変えると学部が書く)。問題は学部の準備の冊子(生物 500問・化学 500問、各問に答えの候補8つ)からだけ出て、各問は冊子の8つの候補から4つを無作為に選ぶ。2027/2028:3月の回は 2027-03-15(オンラインだけ)、8月の回は 2027-08-16(オンラインかブラチスラバで対面を、出願の時に選ぶ)。オンラインは SCIO 社が AI を使う試験の画面で行う。面接の記載は無い。1つの課程に出せるのは1年に1回で、日の変更はできない。結果は入試から30日以内に出る |
| 入学の時期 | 9月(2027年9月に入学の手続き) |
| 出願の締切 | 2027/2028 入学:3月の回は登録・書類・出願料の締切 2027-02-21(登録は 2027-01-01 から)、8月の回は 2027-07-25(登録は 2027-03-17 から)。IB で入試なしの道は 2026-11-15〜2026-12-31。ノストリフィケーション(か Recognition statement)・出生証明(公証とスロバキア語訳)・健康の証明・B型肝炎の予防接種の証明は入学の日までに出す |
13 500 €/年(2027/2028 入学・General Medicine)。標準の年数(6年)の間、毎年同じ額を払うと学部が保証する。学期ごとには払えない(入学が決まってから8月末までの分割は可・入学の手続きの日までに全額)。出願料 85 €(返さない)。歯学は 15 900 €/年。生活費は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| コメニウス大学医学部の英語コースの1年間の学費は 9,500ユーロ(在学生の寄稿のコラム・2021年の情報) | 2027/2028 入学は 13 500 €/年で、標準の年数の間は毎年同じ額。2021年の額は古い | 誤り(2021年の額) |
| 入試は答えつきの800問の問題集から100問が出て、400点満点・合格は正答率70%以上(在学生の寄稿のコラム・2021年の情報) | 2027/2028 は生物 100問・化学 100問の 180分で、学部の冊子2冊(各 500問)からだけ出る。各問4択で正解は1つ・誤りでも減点しない。合否は点の順で受け入れ予定の数まで(Portal VS) | 誤り(古い) |
| コメニウス大学の英語の医学の課程の費用は年 約 €7,500〜€9,500(欧州の留学の案内サイトの日本語版・2026年の情報) | 2027/2028 入学は 13 500 €/年 | 誤り |
| コメニウス大学医学部などの医学の課程は、IELTS 6.0〜6.5 か TOEFL iBT 80〜90 が標準の語学の条件(欧州の留学の案内サイトの日本語版・2026年の情報) | 学部は英語の資格の証明を求めないと書く。出願に付けるのは旅券・高校の卒業の証明・出願料の払込の証明 | 誤り |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。