2026年11月5日時点の情報です。内容を正確に保つよう努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|セルビアの医学部
ベオグラード大学 医学部(University of Belgrade Faculty of Medicine)の医学の課程です。学位は University of Belgrade(セルビア)が出します。学ぶ場所は「6年ともベオグラード」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Doctor of Medicine(医学の統合課程・6年・360 ECTS)。英語の課程(WDOMS では 1995年から)とセルビア語の課程 |
| 学位を出す大学 | University of Belgrade(セルビア) |
| 年数 | 6年(360 ECTS) |
| 学ぶ場所 | 6年ともベオグラード |
| セルビアで医師として登録する機関とほかの国の扱い | セルビア:卒業後に6か月の研修・専門試験・医師会(Лекарска комора Србије)の免許(保健法 25/2019)。課程はセルビアの国の認証機関 NAT が認証(2024-12-17・WDOMS の記載)。NAT は WFME の認める認証機関(2035年5月まで・WFME の一覧)。セルビアは EU の外=指令 2005/36/EC の自動承認の対象外 |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(University of Belgrade Faculty of Medicine・FAIMER School ID F0000351・1920年から・Serbian, English・「The English portion of this program was added in 1995」)。学校が報告した入学者は 2019年 533人・卒業 458人。ECFMG の注記:1953年〜現在の卒業生は ECFMG の認定に申し込める |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。2026/27 の英語の課程の定員=自費 80人(セルビア国民と外国籍)と、国の間の特別な取り決めによる自費 50人(相手国は書かれていない)。セルビア語の課程の国費の席は 470(政府の決定・セルビア国民の席) |
| 授業の言葉 | 英語(同じ学部にセルビア語の課程) |
| セルビアで医師として働くのに要る言葉 | セルビア語。保健法 第153条で、外国籍は「患者と支障なく話せる水準」のセルビア語が要る(CEFR の段の数字は法律に無い)。外国籍の専門研修の申し込みはセルビア語 B2 の証明が要る(ノヴィ・サド大学の告示・2026年9月) |
日本国籍の卒業生が、研修を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。その国の国籍・永住権がない人を対象にしています。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| セルビア | 枠が狭い | 保健法(官報 25/2019):卒業後に6か月の研修(第165条)、研修のあと12か月以内に保健大臣の委員会の専門試験(第168条)、医師会の免許(第153条)。外国籍はこれに加えて、患者と支障なく話せる水準のセルビア語と、外国人の雇用の決まりを満たす(第153条3項)。国籍の条件は無い。外国籍の専門研修は、セルビア語 B2・専門試験の合格・学位の認定に加えて、自国の病院・保健省・大使館から派遣されることが条件で、外科・小児科・精神科など多くの分野はこの枠で認めない(ノヴィ・サド大学の告示)。雇用の許可の条件は公式の文で確かめていない |
| ほかの EU の国 | 未確認 | セルビアは EU の外。学位は指令 2005/36/EC の自動承認の対象にならず、EU の国で働くには、その国で「EU の外で取った資格」の審査を受ける(試験や実習はその国の法律しだい) |
| アメリカ | 未確認 | WDOMS の ECFMG の注記で、卒業生は ECFMG の認定に申し込める(卒業年 1953年〜現在)。米国の研修医の席と在留の資格は別で、公式の数では確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 名指しは無い。出願の資格は「4年制の中等教育」の卒業。高校の成績は各学年の平均の合計×2(16〜40点)で点にする。A-Level の成績の直し方は書かれていない |
| IB | 名指しは無い(2026/27 の募集) |
| 日本の高校の卒業資格 | 出願の資格は「appropriate four-year secondary education」(ギムナジウム・医療系の高校など)。日本の3年制の高校がこれに当たるかは書かれていない。外国籍は4年制の高校の卒業証書と全学年の成績を、セルビア語に訳し(法務省が任命した法廷の通訳)、国の資格庁(Agency for Qualifications)で認定を受ける。認定は大学に書類を出す前に始めるよう大学が書いている |
| ファウンデーション(大学進学準備課程) | 準備の年は無い。大学がオンラインの入試準備の講座(生物・化学)を出している |
| 英語 | B2 の証明(Cambridge Advanced=CAE か IELTS)、または英語で学んだ中等教育の卒業(2026/27 の募集)。英語を母語とする国の人は証明が要らない(入学の頁) |
| 試験・面接 | 化学・生物の選択式(各20問・各1点。化学は濃度・pH などの計算あり)と英語の面接(0〜20点。動機・人と接する力・英語を見る)。入試60点のうち31点以上で入学の資格。高校の成績(40点)と合わせて100点で順位を決める。国の間の取り決めの枠は面接なしで、化学・生物の60点満点のうち31点以上。全国・国際の大会の上位3位以内はその科目が満点扱い。入試料 €140 |
| 入学の時期 | 1年に1回(7月と9月の受付) |
| 出願の締切 | 2026/27 は7月と9月に受付(3回目の受付の最終結果は 2026-09-21 に公表)。2027/28 の日程は新しい募集で確かめる |
€8,000/年(€4,000 ずつ2回に分けて払える・2026/27)。6年で €48,000。入試料 €140。入学の手続きで在留の登録の証明と健康保険の証明が要る。生活費は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| セルビアの医学部は6年制 | 英語の課程は6年・360 ECTS の統合課程(2026/27 の募集) | 正しい |
| セルビアの医学部の学費の目安は年 7,500 ユーロ | ベオグラードの英語の課程は年 €8,000(2026/27)。セルビアの英語の課程は大学で €6,000〜8,000 と差がある | 一部正しい |
| WHO の認定を受けている医学部もある | WHO が医学部を認定する仕組みは無い。世界の医学部の名簿(WDOMS)は WFME と FAIMER が運営し、載っていることは認定の意味ではないと名簿に書いてある。ベオグラードの課程を認証しているのはセルビアの NAT(WFME が認める機関) | 誤り |
| セルビアの学位はヨーロッパ全域で認められる | セルビアは EU の外。医師の資格は EU の自動承認の対象にならず、働きたい国での審査になる | 誤り |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月5日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月5日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。