2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|ニュージーランドの医学部
オタゴ大学 医学部(MB ChB)(University of Otago)の医学の課程です。学位は University of Otago(ニュージーランド)が出します。学ぶ場所は「HSFY と2〜3年目はダニーデン。4〜6年目は学年をダニーデン・クライストチャーチ・ウェリントンの3つの校に分ける(大学の規程:留学生も3つの校に等しく分ける)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MB ChB(Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery) |
| 学位を出す大学 | University of Otago(ニュージーランド) |
| 年数 | 6年(1年目の Health Sciences First Year=HSFY を含む。学費の表は MB ChB を6年・726点とし、HSFY を含める。医学部の課程そのものは HSFY のあとの5年) |
| 学ぶ場所 | HSFY と2〜3年目はダニーデン。4〜6年目は学年をダニーデン・クライストチャーチ・ウェリントンの3つの校に分ける(大学の規程:留学生も3つの校に等しく分ける) |
| NZ 医師会(MCNZ)とほかの国の扱い | NZ:卒業生は Medical Council of New Zealand(MCNZ)に登録して働く。NZ の医学部の認定の基準は AMC(オーストラリア医学評議会)の基準で、MCNZ が 2023-06-13 に承認したもの。豪州:AMC が認定した NZ の課程なので、豪州医師会の PGY1 の登録基準の「Australian or New Zealand medical graduate」に入る。英国:英国の外の卒業生なので、GMC の仮登録には PLAB の合格(2年以内)が要る。シンガポール:医師登録法の第2附則(登録できる外国の学位)に載るかは未確認 |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(2年目の席は限られる)。留学生(NZ で学ぶのに学生ビザが要る人)の出願は大学の International Office が扱う。2027年に2年目に入る留学生の席は MB ChB で最大25(2026年に HSFY を取った人・全ての国の合計・大学の評議会の確認しだい)。席の数は毎年7月ごろに評議会が決め、NZ 政府の医療人材の方針と、外国政府との契約で変わる。2027年の国内生の席は約322。留学生が出せるのは HSFY の区分と Graduate の区分(Graduate は NZ の大学の学位が条件)で、Alternative の区分の対象外。大学が情報公開法に基づいて出した文書では、HSFY から医学部に入った留学生の最低の点(平均の点)は 2019年 67.58・2020年 74.14・2021年 78.29・2022年 72.71・2023年 80.43。2022年の留学生の席は最大20 |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| ニュージーランド | 制度上なれる | NZ で働くには MCNZ の登録が要り、そのために NZ の認定病院で研修の席(PGY1)を得る。PGY1 の割り振り(ACE)は Category 1(NZ の医学部を出た NZ・豪の国籍・永住者)→ Category 2(豪の医学部を出た国籍・永住者)→ Category 3(NZ の医学部を出た永住権の無い人)の順で、日本国籍の Otago の卒業生は Category 3。Health NZ は2026年から NZ の医学部を出た留学生も PGY1 の席の対象にする方針で、2026年の研修では Category 3 の28人のうち22人がマッチし、残りから5人が後で採用された。永住権の無い人は内定のあと移民局に就労の許可を申し込む。ただし Otago のページは今も「留学生の席はあってもごく少なく、ふつうは自分の国で登録する」と書く(南数塾の判断:方針が変わったばかりで、確かな数字は2026年の1年分) |
| オーストラリア | 枠が狭い | NZ の課程は AMC の認定なので、豪州医師会の PGY1 の登録基準の「Australian or New Zealand medical graduate」に入り、豪州で47週以上の研修(PGY1)を終えれば本登録に進める。ただし研修の席は州ごとに配り、国籍・永住者が先。たとえばクイーンズランド州は、NZ の大学を出た国籍・永住権の無い人を Group C に入れ、病院ごとに選ぶ。就労ビザも別に要る。各州で NZ の大学を出た日本国籍の人が何人採られているかは未確認 |
| イギリス | 枠が狭い | 英国の外の卒業生は、GMC の仮登録に PLAB の合格(2年以内)が要る。英国の研修医(Foundation)の席は、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 で英国の卒業生が先(2026年は優先されない738人のうち188人が席を得られなかった)。この学位が GMC の認める学位か、NZ で研修と登録を終えてから英国の本登録に移る道の細かい条件は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 高校の資格で医学部に直接は入れない。まず HSFY(1年・ダニーデンだけ)に入り、その年に7科目を全部通り、良い7科目の平均が65%以上で医学部(2年目)に出せる。留学生は毎年決める最低の水準も満たす。HSFY(大学)に入る線:Cambridge International の A Level は NZ の Tariff で A・AS あわせて120点以上、かつ3つ以上の科目群で D 以上。Pearson Edexcel International A Level も同じ形。英国の A Level は C 以上を3科目。HSFY に入る科目の条件は無いが、化学・物理・微積分を強く勧める。予測の成績で出せるか、私費の受験生の扱いは未確認 |
| IB | IB Diploma 24点以上で大学(HSFY)に入れる。医学部へは HSFY の成績で進む |
| 日本の高校の卒業資格 | 日本の高校を、学業の全科目の評定平均 3.5 以上で卒業すれば大学(HSFY)に入れる(日本の大学で1年学んだ人・短大を出た人も可)。医学部へは HSFY の成績で進む |
| ファウンデーション | Foundation Studies Certificate(University of Otago Foundation Year)を修了すると大学に入る資格になる。医学部への保証の文は無い |
| 英語 | 医学部に出すには HSFY の English Diagnostic か ENGL 128 に合格していること。大学に入るときの英語の点(IELTS など)は未確認 |
| 試験・面接 | UCAT ANZ:2027年入学のページは、HSFY と Graduate の区分の欄では「国内の出願者」に出願の年の UCAT を求め、選考の節では両区分の全員に UCAT を求めると書いており、留学生に要るかがはっきりしない(2022年は留学生に UCAT を求めなかった、と大学が情報公開法に基づく文書で書いた)。2027年入学の一般の足切り=Verbal Reasoning 20パーセンタイル以上・Situational Judgement 10パーセンタイル以上で、足切りを越えたあとは UCAT の点を使わない。HSFY の区分は面接の記載が無く、学業の点の順位で決まる。留学生の面接の有無は未確認 |
| 入学の時期 | HSFY は年1回(2月下旬)。医学部の2年目は HSFY の翌年の初め |
| 出願の締切 | 医学部(2年目)の出願:HSFY の年の 2026-07-01〜2026-08-13(2027年入学)。結果は12月18日までに。大学(HSFY)に入る留学生の出願の締切は未確認 |
留学生(2027年・年額・NZ$):HSFY 45,415、2〜3年 101,567、4〜6年 116,080。6年で約 NZ$596,789(南数塾の判断:2027年の額のまま足した)。大学は「目安で、実際の額と違うことがある」と書く。毎年の値上げは未確認。生活費・保険・ビザは別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| MB ChB を終えると MCNZ の仮登録を経て、卒業後の就労ビザ(最長3年)で公立病院の研修医として働ける(日本語の留学の案内サイト・2026年) | 留学生の研修の席は ACE の Category 3(国籍・永住者の後)で、約束は無い。2026年は28人中27人が席を得たが、Otago は「留学生の席はあってもごく少ない」と書く。卒業後に研修医として働くビザの種類と年数は未確認 | 誤解を招く |
| NZ の医学部は UCAT ANZ の受験が必須(同じサイト) | Otago の2027年入学のページは国内の出願者に UCAT を求める書き方で、留学生に要るかがはっきりしない。2022年は留学生に UCAT を求めなかった(大学が情報公開法に基づく文書で書いた) | 一部正しい |
| 英語は IELTS 7.5 以上(各7.0 以上)が臨床の課程の目安(同じサイト) | Otago の医学部のページに IELTS 7.5 の条件は無い。医学部に出す条件は HSFY の English Diagnostic か ENGL 128 の合格 | 誤解を招く |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。