2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|リトアニアの医学部
リトアニア健康科学大学(LSMU)医学部(Lithuanian University of Health Sciences)の医学の課程です。学位は Lithuanian University of Health Sciences(リトアニア)が出します。学ぶ場所は「6年ともカウナス(大学の病院と、国内の32の病院が実習先として認められている)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Medicine(一体型の課程・6年・360 ECTS)の英語の課程。修了すると Master of Health Sciences の学位と Medical Doctor の資格。同じ学部にリトアニア語の課程がある |
| 学位を出す大学 | Lithuanian University of Health Sciences(リトアニア) |
| 年数 | 6年(360 ECTS)。6年目に病院での臨床の実習と研究(680時間・30単位)がある。授業計画(2026/2027)の時間の合計は 5,293時間 |
| 学ぶ場所 | 6年ともカウナス(大学の病院と、国内の32の病院が実習先として認められている) |
| リトアニアで医師として登録する機関とほかの国の扱い | リトアニア:卒業後に国の医療活動認定庁(VASPVT)に医師(medicinos gydytojas)の免許を申し込む。外国人は、身分・国籍の証明、リトアニアに住み働く権利を示す有効な書類、国語の水準が政府決議 No.1688 に合う書類を足して出す(VASPVT・2026-10-05 更新)。免許は電子だけ。課程は国の高等教育の質の評価センター(SKVC)が7年の認証(2023-06-29・WDOMS の記載)。SKVC は WFME の認める認証機関。EU:指令 2005/36/EC の自動の承認は EU の国民の権利(第2条1項) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(Lithuanian University of Health Sciences Faculty of Medicine・FAIMER School ID F0000288)。リトアニア語と英語の課程。入学者 449人・卒業者 426人(2024年・2つの言葉の合計)。ECFMG の注記:1953年〜現在の卒業生は ECFMG の認定に申し込める。カナダの州の医師の登録の機関も学位を受け付けるという注記がある |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。英語の課程は自費。リトアニア語の課程にも外国の資格で入れるが、国費の席はリトアニア・EU・EEA の国民、永住許可を持つ外国人、リトアニア系の人などに限られ、ほかの外国籍の人は自費の席を争う(大学の入学の頁) |
| 授業の言葉 | 英語(同じ学部にリトアニア語の課程)。1〜3年にリトアニア語の授業がある |
| リトアニアで医師として働くのに要る言葉 | リトアニア語。医師の免許には国語の2級(B1)の証明が要り、証明は国の教育機関(NSA)の試験で取る。在学中の授業のリトアニア語では足りない。専門研修(rezidentūra)は、リトアニア国籍も永住許可も無い人に3級(B2)の証明を求める(LSMU とヴィリニュス大学の 2026年の共通の研修の入学の原則) |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| リトアニア | 枠が狭い | 卒業すると医師(medicinos gydytojas)の免許を申し込める。外国人は、住み働く権利の書類と、国語の2級(B1)の証明が要る(VASPVT)。卒業後は仕事探しのため12か月の一時在留許可を受けられる。専門研修は LSMU とヴィリニュス大学の共通の入学で、医師の免許とインターン(一次研修)の修了の証明のほか、国籍・永住許可の無い人はリトアニア語 B2 の証明が要る。国費の席の学費の決まりはリトアニア・EU・EEA の国民と永住許可を持つ外国人について書かれ、永住許可の無い EU の外の人の自費の席は医学で年 13,000 ユーロ(2026年) |
| ほかの EU の国 | 未確認 | EU の指令 2005/36/EC の自動の承認は EU の加盟国の国民の権利(第2条1項)。リトアニアの国(VASPVT)は、指令に合うことの証明と Certificate of Good Standing を出すが、Certificate of Good Standing はリトアニアの免許の名簿に載っているかを示すもの。日本国籍の人がほかの EU の国の免許を得る条件は、その国の国内法で決まる |
| アメリカ | 未確認 | WDOMS の ECFMG の注記で、卒業生は ECFMG の認定に申し込める。米国の研修医の席と在留の資格は別で、公式の数では確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A-Level の生物と化学が C・C 以上なら、大学の選択式の試験が免除される(課程の頁・2026年の入学の規則 表8)。志望動機と一般の知識の面接は免除されず、10点中5点に届かないと成績に関係なく不合格になる(規則 4.5.5.1)。免除された人は、高校の生物・化学の成績を10点法に直した値と面接の点で順位が決まる |
| IB | IB の生物と化学が HL で 5 以上なら選択式の試験が免除される(面接は残る) |
| 日本の高校の卒業資格 | 政府が認めた高校の卒業証明(英語か英訳・日本はアポスティーユ)と、生物・化学の成績で出願できる。日本の成績で試験が免除になる決まりは無く、面接と選択式の試験を受ける。卒業証明の平均点が、その国の合格の点の平均から20%を引いた値を下回ると、最初の書類の審査で落ちる(規則 4.2) |
| ファウンデーション | 準備の年は要らず、6年の課程に直接入る。入学の頁に Pre-Med course の項目はあるが、中身は確かめられていない |
| 英語 | 少なくとも B1:TOEFL iBT 4.0 以上・IELTS 5.5 を超える・PTE Academic 55〜67・Duolingo 95 以上・LanguageCert IESOL など。証明が無い人は大学の英語の試験(50%以上)を受ける |
| 試験・面接 | 面接(志望動機と一般の知識)と、生物30問・化学30問の選択式(あわせて90分)。オンラインで行い、オープンデーにはカウナスでも行う。面接は筆記の数日前で、面接に出ないと試験は取り消し。UCAT 2100・NEET 650・MCAT・IMAT の点でも試験に代えられる(MCAT と IMAT の点は、2026年の規則が 511・57、2027年入学の頁が 505・62 と書く) |
| 入学の時期 | 9月(9月1日から。登録の週はその1週前) |
| 出願の締切 | 2027年入学:出願 2026-11-01〜2027-07-06(7月6日の0時に閉じる)。書類の審査は 2026-11-10 から、面接と試験は 2027-01-12〜07-15 |
年 12,800 ユーロ(1〜3年)・年 13,300 ユーロ(4〜6年)(2026/2027 学年度の額)。出願料 150 ユーロ(書類の審査に通ったあと)と登録料 250 ユーロ(合格の通知のあと)。どちらも返金なし。医学は1年分の学費の半分を預り金として払う。EU の外の新入生は入国の前に一時在留許可(TRP)を申し込む(日本は VFS Global の窓口で申し込める国に入る)。生活費は別。2027/28 の額は大学の頁で確かめる
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| 卒業後にリトアニアの国家医師資格試験(年2回・英語で受けられる)に受かれば医師免許が取れる(医学部留学の会社のブログ・2025年) | 国の医療活動認定庁(VASPVT)の免許の申請の書類は、卒業の証明・健康診断の証明に、外国人は住み働く権利の書類と国語の水準(医師は2級=B1)の書類を足すもので、国の試験の合格の証明は無い。リトアニア語の証明は国の教育機関の試験で取り、在学中の授業のリトアニア語では足りない | 誤り |
| EU の外の医師はリトアニア語を少なくとも B2 で証明する(同じブログ) | 免許は国語の2級(B1)。専門研修は、国籍・永住許可の無い人に3級(B2)を求める(2026年の研修の入学の原則) | 一部正しい |
| リトアニアの医師の資格は EU 全域で認められ、ほかの EU の国で診療しやすい(同じブログ) | 指令 2005/36/EC の自動の承認は EU の国民の権利(第2条1項)。日本国籍の人には自動では当たらない | 誤解を招く |
| 入試で重視される科目は生物・化学・数学(同じブログ) | LSMU の医学の選択式の試験は生物30問・化学30問。数学の問題は健康心理学の課程の試験だけ | 一部正しい |
| 面接重視で、入試もある(海外の医学部の相談の note・2025年) | 面接(志望動機と一般の知識)は10点中5点に届かないと成績に関係なく不合格。選択式の試験は A-Level の生物・化学 C・C 以上などで免除される | 正しい |
| リトアニアの医学部の学費は年 13,000 ユーロ(医学部留学の会社のブログ・2025年) | LSMU は年 12,800 ユーロ(1〜3年)・13,300 ユーロ(4〜6年)(2026/2027)。1校の額ではない | 一部正しい |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。