2026年9月18日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|ヨーロッパ
Cyprus
英語で入りやすいが、日本国籍のままではキプロスで医師になれない。

キプロス共和国では、私立のニコシア大学(University of Nicosia)などが英語で医学を教えている。ニコシア大学の MD は6年・360 ECTS で、入学は A-Level ABB(生物を含む)とオンライン面接。筆記の試験は無い。学費は年 €24,000。ただし卒業後、キプロスで医師として登録できるのはキプロス国民とその家族、EU 加盟国の国民に限られ、ギリシャ語 C1 も要る(キプロス政府の公式の説明)。日本国籍のままではキプロスで医師になれない。大学自身も、自分の国で働きたい人はその国の当局に確かめるよう書いている。日本で医師になるには、厚労省の受験資格の認定(1人ずつの審査)を受けてから、予備試験の道に進むのが基本になる。
In the Republic of Cyprus, private universities such as the University of Nicosia teach medicine in English. The University of Nicosia MD lasts six years (360 ECTS), and entry is by A-Levels at ABB (including Biology) plus an online interview, with no written entrance exam. Tuition is EUR 24,000 a year. However, after graduation, registration as a doctor in Cyprus is limited to citizens of the Republic and their spouses and children, and to citizens of other EU Member States; Greek at C1 level is also required (official Cyprus government guidance). A Japanese national therefore cannot become a doctor in Cyprus. The university itself advises applicants to check with their own national authorities if they wish to practise in their home country. To become a doctor in Japan, a graduate would first need approval from the Ministry of Health, Labour and Welfare (case-by-case review), and the realistic route is the preliminary examination.
南数塾の Tier(3つの指標をまとめた見立て)
Tier 2 その国では医者になれないが、日本の予備試験に進める
外国籍はその国の医師免許が取れない(または見込みが薄い)。6年以上・WDOMS に掲載などの条件を満たせば、日本の予備試験の道は残る。
ニコシア大学は A-Level ABB とオンライン面接で、筆記の試験は無い。
キプロスで医師として登録できるのは、キプロス国民とその配偶者・子、EU 加盟国の国民に限られる(キプロス政府の公式の説明)。日本国籍のままでは登録できない。
6年制で年数は届くが、本試験に要るその国の医師免許がキプロスでは取れないため、予備試験の道。
研修と診療の言葉:ギリシャ語(C1)。指標の決め方は医学部進学ガイドに。南数塾の見立てで、合否や審査の結果を約束するものではありません。
ニコシア大学:年 €24,000。6年で約 €144,000。最後の2年を国外の提携先で実習すると、場所に応じた追加料金がかかる。生活費は別。
University of Nicosia Medical School(ニコシア大学 医学部)Nicosia(ニコシア)
受入:A-Level ABB(生物+化学・物理・数学から1つ+もう1科目)+オンライン面接 ・ 学費:年 €24,000(最後の2年を国外で実習すると追加料金)
6年・360 ECTS の MD。筆記の試験は無い。付属書 V のキプロスの行に大学名が載る。
公式WDOMS(世界の医学部の名簿)で国を Cyprus にして検索すると 11 校(11 校とも運営中・2026-10-23)。北キプロスの学校がこの数に入るかは未確認。ニコシア大学が載っているかも未確認。付属書 V のキプロスの行には、University of Cyprus・EUC・ニコシア大学の3校が載る。ただしこの行はキプロスの医師の登録証が付くことが前提で、日本国籍の人はその登録ができない。EU の自動承認は加盟国の国民が前提で、日本国籍の人は EU の長期居住者になって初めて国民と同じ扱いになる(指令 2003/109/EC 第11条)。
キプロス政府の説明では、医師の登録ができるのは、キプロス国民、キプロスに住むキプロス国民の配偶者と子、ほかの EU 加盟国の国民。登録には卒業後 12 か月の病院での勤務(内科系 6 か月・外科 6 か月)と、ギリシャ語 C1 の証明が要る。日本国籍の人はこの条件に当たらない。別の例外の条文があるかは未確認。英語のまま働くことはできない。
日本で医師になるには / Route back to Japan
6年の課程+日本の高校までの12年=18年で、年数は本試験の基準に届きうる。しかし本試験には、その国の医師免許を取っていることが要る。キプロスでは日本国籍の人は登録できないので、予備試験(5年以上・3,500時間以上・17年以上・免許は要らない)の道が基本。審査は1人ずつで、学校ごとの一律の認定は無い。日本の中学・高校を出ていない人は日本語能力試験 N1 が要る。
医師免許の国際コンバート完全ガイド日本人の現実性:難あり
A-Level ABB と面接だけで入れる点は入りやすい。しかしキプロスで医師になる道は国籍で閉じていて、卒業後の研修先を別の国で探すことになる。日本に戻るなら予備試験から。入りやすさだけで選ばない。
・キプロスの医師の登録は、キプロス国民・その家族・EU 加盟国の国民だけ(キプロス政府の公式の説明)。 ・登録にはギリシャ語 C1 が要る。 ・最後の2年を国外の提携先で実習すると追加料金。 ・このページはキプロス共和国の話。北キプロスの大学は付属書 V に載っておらず、EU の自動承認の外。日本は北キプロスを国として承認していない。厚労省の審査での扱いは未確認なので、とくに慎重に扱う。 ・EU の自動承認は加盟国の国民のもの。「EU のどこでも働ける」とは言えない。
⚠️ 学費・成績・必須科目・英語基準・各校の受入可否・厚労省の個別認定・ECFMG の取り扱いは毎年変わります。「公式で確認中」と書いた項目は、出願前に必ず各大学公式・WDOMS・厚労省でご確認ください。
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