2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|オーストラリアの医学部
モナシュ大学(クレイトン・高校から入る課程 M6011)(Monash University (Clayton))の医学の課程です。学位は Monash University(オーストラリア(ビクトリア州))が出します。学ぶ場所は「1〜2年はクレイトンのキャンパス、3〜5年は病院と地域(ビクトリア州の都市と地方。地方で臨床の大半を過ごす Monash Extended Rural Cohort もある)。入学は2月(第1学期)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Bachelor of Medical Science and Doctor of Medicine(MD)・課程コード M6011 |
| 学位を出す大学 | Monash University(オーストラリア(ビクトリア州)) |
| 年数 | 5年(全日制) |
| 学ぶ場所 | 1〜2年はクレイトンのキャンパス、3〜5年は病院と地域(ビクトリア州の都市と地方。地方で臨床の大半を過ごす Monash Extended Rural Cohort もある)。入学は2月(第1学期) |
| AMC・豪州の医師の登録の機関とほかの国の扱い | 豪州:AMC の認定校の一覧に Monash University の Bachelor of Medical Science / Doctor of Medicine(BMedSc / MD)が載っている(認定の期限 2028-03-31・2027年に再認定)。NZ:NZ 医師会(MCNZ)は豪州の医学部の卒業生で豪州で研修医を終えた人の一般の登録の道を用意している。英国・アイルランド:豪州の学位は英国の基礎医学資格ではなく、アイルランドの研修医の対象の学校でもない |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。クレイトンの高校から入る課程に、毎年 約90人の留学生が入る(「Approximately 90 international students are accepted into the direct entry medicine program at Clayton campus each year」・2026-08-26 更新)。同じ課程はマレーシア校にもあり、大学は留学生にマレーシア校への出願も強く勧めている。出願中に豪州・NZ の国籍や永住権を得ると、留学生の席の出願は打ち切られる |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| オーストラリア | 制度上なれる | 国の法律(Health Practitioner Regulation National Law)と医師会の登録基準に国籍の条件は無い。AMC 認定の課程を出れば仮登録を受け、豪州で研修医(PGY1)を 47週以上つとめて一般の登録(general registration)に進む。研修医の席は州が配る。ビクトリア州(PMCV)の 2027年の研修の割り振りで、ビクトリア州の大学を出た一時滞在者(留学生)は VIA Group 2(Group 1=ビクトリア州の大学を出た国籍・永住者・NZ 国籍の次)。Group 2〜4 は約束が無い。2026年の研修(2025年の Match)では VIA Group 2 の 134人全員が配属された。大学は「在学中に永住者になれば PMCV の割り振りで上の群になる」と書く。ビザ:豪州で5年学ぶので、卒業生ビザ(485。豪州の中で申請・6か月以内に学生ビザ・CRICOS の課程の学位・申請時35歳以下など)の対象になりうる(判断)。研修のあとに長く残るビザは別に要る(未確認)。Monash は留学生に豪州の病院の研修の席を約束していない |
| ニュージーランド | 枠が狭い | NZ の研修医の割り振り(ACE・2027年の研修)の区分は、Category 1=NZ の医学部を出た NZ・豪の国籍・永住者、Category 2=豪州の医学部を出た NZ・豪の国籍・永住者、Category 3=NZ の医学部を出た永住権の無い人。豪州の医学部を出た日本国籍の人はどれにも当たらない=NZ で研修医から始める道は無い(判断)。一方、NZ 医師会(MCNZ)は「NZ と豪州の医学部の卒業生で、豪州で研修医を終えた人」の一般の登録の道を書いている=豪州で研修医を終えれば NZ の登録に進む道はある。NZ の職と就労ビザは別に要る(未確認) |
| イギリス | 枠が狭い | 豪州の学位は英国の基礎医学資格ではないので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」にも、優先のグループ(アイルランドとアイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー・スイスの医学部)にも入らない=研修医の2年(UK Foundation Programme)で優先されない側。2026年は優先されない 738人が補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった。英国の外を卒業した人が GMC の仮登録を受けるには PLAB の合格が要る。豪州で研修医を終えたあと英国で働く場合も、GMC の登録と就労ビザ(Health and Care Worker ビザ)が要る(その細かい道は未確認) |
| アイルランド | 未確認 | アイルランドの医師会は、EU・EEA の外の医学部の卒業生は研修医(intern)の席と研修医の登録に申し込めないと書く。研修医の募集(HSE)の手引きが対象に挙げるのは EEA と英国の医学部、それに RCSI & UCD Malaysia Campus の卒業生で、豪州の医学部は入っていない=アイルランドで研修医から始める道は閉じている。豪州で研修医を終えたあとにアイルランドの一般の登録に移る道と、就労の許可は確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A-Level(シンガポール以外)で 15点。点は「2年以内の上位3科目」で A*=5・A=5・B=4・C=3・D=2・E=1、A* があれば最大1点を足す。化学は A-Level で D 以上が必須。英語は O レベルの English Language で B、AS の English General Paper で B、A-Level の English General Paper で D のどれか(無ければ下の英語の試験)。仮の成績(予測)では合格を出さない(「conditional offers are not issued for this course and we do not consider incomplete, predicted, or provisional results」)。最終の成績・卒業の証明・化学と英語の条件の証明がそろってから合格。8月から年末まで順に合格を出し、最終の書類が1月以降になる人は席が埋まっている場合がある。私費の受験生・国際版(CAIE・Pearson IAL)の扱いは書いていない=未確認 |
| IB | 39点。化学は SL 5 か HL 4。英語は English SL 5・HL 4・English B SL 6・HL 5 など |
| 日本の高校の卒業資格 | 日本の高校の卒業資格は入学の条件の表に無い(表に載るのは MUFY・VCE・IB・シンガポールと他国の A-Level)。南数塾の判断:日本の高校の卒業資格だけでは出せない読み。代わりに Monash University Foundation Year(MUFY)で 92%(英語 75%・化学 75%)。日本の高校の卒業資格で MUFY に入れるかは未確認 |
| ファウンデーション | MUFY 92%(英語 75%・化学 75%)。MUFY の点・ISAT・面接の点を満たしても席は保証されない。MUFY を 11月に終え、条件つきの合格(packaged offer)を持つ人は 12月に結果 |
| 英語 | IELTS 7.0(各 6.5 以上)/TOEFL iBT 94(Reading 19・Listening 20・Speaking 20・Writing 24 以上)/PTE Academic 65(各 58 以上)。上の A-Level・O レベルの英語の科目でも満たせる |
| 試験・面接 | ISAT 必須(合計 170 以上・2つの部門とも 165 以上)。2027年入学で面接に呼ぶ線は合計 178 以上(面接への選抜は ISAT だけで決める)。選考は高校の成績・ISAT・面接を同じ重さで見る。面接は4つの部屋の MMI を Zoom で(2027年入学は 2026年7月21・22日)。MMI は1人1回しか受けられない(2回目の出願では受けられない)。入学の時に17歳以上 |
| 入学の時期 | 2月(第1学期)。2028年入学の日程は未公表 |
| 出願の締切 | 2027年入学:出願の締切 2026年6月30日(Monash に直接か、自国の代理店から)。ISAT は 2026年5月8日までに受ける(第2回の登録の締切 2026年4月13日)。面接の知らせ 2026年7月10日。2028年入学の日程は未公表=未確認 |
留学生:2027年の学費 年 A$107,240(48単位=全日制の1年分)。5年で約 A$536,200(南数塾の判断:毎年同じ額なら。学費は毎年変わる)。留学生は全額自費の席。在学中に永住権を得ても国の補助の席(CSP)には移れず、国内の自費の額になる。保険(OSHC)・住まい・交通・生活費・教科書は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| モナシュ大学の直接進学は5年制(BMedSc/MD)で、留学生は「高校(Year 12 相当)を終えてから一定の期間内」「大学などの高等教育を始めていない」など厳しい条件がある(2026年版の進学ルートの記事) | 公式:5年制。高校を終えて2年以内で、その間に大学の勉強(Certificate IV 以上)を始めていない人だけが出せる | 正しい |
| 医学のトップ大学の表で、Monash University の合格率は 40%(医学のコース一覧の記事) | Monash は医学の合格率を公式に出していない。公式に出ているのはクレイトンの高校から入る課程に毎年 約90人の留学生が入ることと、面接に呼ぶ ISAT の線(2027年は 178)だけ | 確かめられない |
| 豪州で医師免許を目指すなら最終的に卒業しなければならないのは Doctor of Medicine(MD)で、MD の最低の入学条件は大学の学士課程を卒業していること。高校を出てすぐなら、まず学士の課程に入るのが第1歩(医学の分野別コース情報の記事) | Monash の M6011 は高校から直接入る5年の課程で、その中で学士と MD を続けて取る=別の学士を出てから MD の選考を受け直す必要はない。AMC の認定校の一覧に載っている | 誤解を招く |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。