2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|オーストラリアの医学部
アデレード大学(Adelaide University)医学部(学士3年+MD 3年)(Adelaide University)の医学の課程です。学位は Adelaide University(オーストラリア(南オーストラリア州))が出します。学ぶ場所は「アデレード・シティのキャンパス。3年目から病院と地域での実習、4〜6年目は南オーストラリア州の各地(地方・遠隔地を含む)で監督つきの実習。入学は2月」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Bachelor of Medical Studies(課程コード BMSTU・CRICOS 115733G)→ Doctor of Medicine。6年の一続きの医学の課程(AMC の一覧では Bachelor of Medical Studies and Doctor of Medicine(BMD)) |
| 学位を出す大学 | Adelaide University(オーストラリア(南オーストラリア州)) |
| 年数 | 6年(Bachelor of Medical Studies 3年+Doctor of Medicine 3年。学士を終えると MD に直接進む) |
| 学ぶ場所 | アデレード・シティのキャンパス。3年目から病院と地域での実習、4〜6年目は南オーストラリア州の各地(地方・遠隔地を含む)で監督つきの実習。入学は2月 |
| AMC・豪州の医師の登録の機関とほかの国の扱い | 豪州:AMC の認定校の一覧に Adelaide University の Bachelor of Medical Studies and Doctor of Medicine(BMD)が載っている(認定の期限 2029-03-31)。課程のページも「This program is accredited by the Australian Medical Council (AMC).」。NZ:NZ 医師会(MCNZ)は豪州の医学部の卒業生で豪州で研修医を終えた人の一般の登録の道を用意している。英国・アイルランド:豪州の学位は英国の基礎医学資格ではなく、アイルランドの研修医の対象の学校でもない |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。留学生は 約160人を面接に呼ぶ。留学生の席の数は書いていない=未確認。豪州の一時滞在者・NZ の永住者・他国の人は留学生として出す。出願料 A$150(返金なし) |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| オーストラリア | 制度上なれる | 国の法律(Health Practitioner Regulation National Law)と医師会の登録基準に国籍の条件は無い。AMC 認定の課程を出れば仮登録を受け、豪州で研修医(PGY1)を 47週以上つとめて一般の登録に進む。大学も「この2つの学位で豪州のどこでも研修医として働ける資格になる」と書く。研修医の席は州が配る。南オーストラリア州(SA MET)の 2027年の研修の指針では、群(Category)の順に仮の申し出をし、州の大学を出た一時滞在者(留学生)は Category 2(2.3)=Category 1(州の大学を出た国籍・永住者・NZ 国籍)の次。学生ビザの人は研修の前に働けるビザを取る。2025年の研修では Category 2 の 94人全員に申し出があった。ビザ:豪州で6年学ぶので、卒業生ビザ(485。豪州の中で申請・6か月以内に学生ビザ・CRICOS の課程の学位・申請時35歳以下など)の対象になりうる(判断)。研修のあとに長く残るビザは別に要る(未確認) |
| ニュージーランド | 枠が狭い | NZ の研修医の割り振り(ACE・2027年の研修)の区分は、Category 1=NZ の医学部を出た NZ・豪の国籍・永住者、Category 2=豪州の医学部を出た NZ・豪の国籍・永住者、Category 3=NZ の医学部を出た永住権の無い人。豪州の医学部を出た日本国籍の人はどれにも当たらない=NZ で研修医から始める道は無い(判断)。一方、NZ 医師会(MCNZ)は「NZ と豪州の医学部の卒業生で、豪州で研修医を終えた人」の一般の登録の道を書いている。NZ の職と就労ビザは別に要る(未確認) |
| イギリス | 枠が狭い | 豪州の学位は英国の基礎医学資格ではないので、Medical Training (Prioritisation) Act 2026 の「UK medical graduate」にも、優先のグループ(アイルランドとアイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー・スイスの医学部)にも入らない=研修医の2年(UK Foundation Programme)で優先されない側。2026年は優先されない 738人が補欠の名簿に回り、476人が席を得て 188人は得られなかった。英国の外を卒業した人が GMC の仮登録を受けるには PLAB の合格が要る。豪州で研修医を終えたあと英国で働く場合も、GMC の登録と就労ビザが要る(その細かい道は未確認) |
| アイルランド | 未確認 | アイルランドの医師会は、EU・EEA の外の医学部の卒業生は研修医(intern)の席と研修医の登録に申し込めないと書く。研修医の募集(HSE)の手引きが対象に挙げるのは EEA と英国の医学部、それに RCSI & UCD Malaysia Campus の卒業生で、豪州の医学部は入っていない=アイルランドで研修医から始める道は閉じている。豪州で研修医を終えたあとにアイルランドの一般の登録に移る道と、就労の許可は確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | UK / Global の GCE A-Level で 12(2027年入学の医学の国別の表)。前提の科目は南オーストラリア州の12年生の生物・化学・Mathematical Methods のどれか1つ(または相当)。高校卒の人は大学の学士以上に一度も入学していないこと。成績は最低の線を満たせばよく、合格の順位では同点を分けるときだけ使う。予測の成績で出せるか・私費の受験生・国際版(CAIE・Pearson IAL)の扱いは書いていない=未確認 |
| IB | 33(2026-11-01 に公式の頁で確認) |
| 日本の高校の卒業資格 | 医学の国別の表に日本は無い。大学全体の国別の表には「Japan:大学入学共通テスト+高校の卒業の証明・1人ずつ審査」とあり、医学の線は無い(2026-11-01 に公式の PDF で確認)=日本の高校の卒業資格で医学に出せるかは未確認 |
| ファウンデーション | 公式の資料で確かめられていません(大学の別の課程を1〜2年学んでから出す道はあるが、Adelaide University かその前身の大学で学んだ人に限る。準備課程からの道は公式の頁に無い) |
| 英語 | IELTS 7(Reading・Listening・Speaking・Writing も各 7)。英語の力が高いことが前提 |
| 試験・面接 | UCAT ANZ 必須(英国の UCAT は使えない:2026-10-23 に公式の頁で確認)。面接に呼ぶかは UCAT ANZ の点だけで決める(1〜3部が同じ重さ・4部の状況判断は下位の同点のときだけ)。面接は全部 Zoom(対面・電話・ほかの方法は受けない)で、少なくとも2つの部屋。合格の順位は ①面接 ②UCAT ANZ ③学業の成績(同点のときだけ) |
| 入学の時期 | 2月 |
| 出願の締切 | 2027年入学:留学生の出願の窓口(StudyLink)2026年4月6日〜6月30日。UCAT ANZ の登録 2026年3月3日〜5月15日、試験 2026年7月1日〜8月5日。面接の可否の知らせ 2026年9月17日、面接 2026年9月下旬〜10月上旬、合格 2026年10月中旬〜2027年2月(席が埋まるまで)。大学の公式の代理店からか、大学の出願の窓口から。国籍によっては代理店から出さなければならない。2028年入学の日程は未公表 |
留学生:Bachelor of Medical Studies の年の学費の目安 A$103,000(2027年入学の頁)。MD の3年の学費は未確認。6年で約 A$618,000(南数塾の判断:毎年同じ額なら)。学費以外の費用・生活費・保険・ビザは別。実習の地方・遠隔地への移動も要る
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| アデレード大学は Doctor of Medicine の課程の大学の例で、学歴・英語の試験以外の試験は GAMSAT・MCAT(オーストラリアの医学部進学の基礎情報の記事・2026年10月28日更新) | Adelaide University の留学生の入り口は高校から入る Bachelor of Medical Studies で、学士を終えると MD に直接進む。試験は UCAT ANZ(英国の UCAT は不可)。MD に GAMSAT・MCAT で出す道は公式ページに無い | 誤解を招く |
| 医学のトップ大学の表で、The University of Adelaide の合格率は 75%(医学のコース一覧の記事) | 大学は医学の合格率を公式に出していない。公式に出ているのは留学生を 約160人面接に呼ぶこと。また、いまの大学の名は Adelaide University(前身は The University of Adelaide と University of South Australia) | 誤解を招く |
| 豪州で医師免許を目指すなら最終的に卒業しなければならないのは Doctor of Medicine(MD)で、MD の最低の入学条件は大学の学士課程を卒業していること。高校を出てすぐなら、まず学士の課程に入るのが第1歩(医学の分野別コース情報の記事) | Adelaide University では高校から Bachelor of Medical Studies に入り、終えれば MD に直接進む(別の学士を出てから MD を受け直す形ではない)。6年の一続きの課程として AMC の認定校の一覧に載っている | 誤解を招く |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。