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日本の学校・留学生ガイド
日本の中学・高校・高専で学びたい外国籍の生徒と、その家庭に向けたページです。外国人を受け入れている学校と入り方を、国際高専(ICT)、国立高専の留学生ルート、寮のある学校、東京・大阪の公立高校、在留資格の決まりの順にまとめました。数字と日付は学校・国立高等専門学校機構・文部科学省・教育委員会・法令などの公式資料で確かめ、各項目に出典を付けています。
海外から出願できる学校と、日本に住む家庭向けの公立高校の選抜を分けて紹介します。海外に住む日本人の家庭に関係する条件も含めています。
| 選択肢 | 入る段階 | 言語 | 寮 | 外国籍の生徒の入り方 |
|---|---|---|---|---|
| 国際高専(ICT) | 9年の学校教育を終えて入る5年課程 | 理数を英語で学ぶ | 1・2年は全寮制 | 英語の面接と書類(筆記試験なし)[8][1][9] |
| 国立高専(全国51校) | 留学生は3年次に編入学 | 授業はすべて日本語 | 全校に寮あり | 国費・政府派遣・私費の3ルート[4][3][10] |
| UWC ISAK Japan(長野県軽井沢) | Grade 10 か Grade 11 から | — | 全生徒が学内の寮 | Grade 10 は直接出願、Grade 11 は UWC 国内委員会など[11][12][13] |
| 広島県立広島叡智学園(HiGA) | MYP・DP(外国籍の選抜は中学卒業後) | 出願書類は英語 | 全寮制 | 外国籍向けの選抜(書類と Zoom 面接)[14][15][16] |
| 立命館宇治中学校・高等学校(京都府宇治市) | 中学 IP コース・高校 IB コース | 面接は主に英語か日本語 | 保護者と日本に住まない留学生は原則入寮 | 海外在住者向けのオンライン国際入試[17][18][19] |
| 東京都立・大阪府立の高校 | 高校入学時 | 作文・面接を日本語か英語で(東京) | — | 外国人生徒の選抜(保護者と都府内に住む)[20][6][7] |
「—」は出典で確認できなかった項目で、制度がないという意味ではありません。条件は年度ごとに変わるため、出願する年度の募集要項で確認してください。
文部科学省の令和5年度(2023年度)調査では、高校などが受け入れた3か月以上の外国人留学生は1,864人で、令和3年度の859人から増えました(平成29年度は2,621人)。出身は多い順に中国・アメリカ・タイ・ドイツ・モンゴルです。[21]
国の第4期教育振興基本計画は、高校段階の外国人留学生を2033年に2万人とする目標を置いています(令和5年度は3か月未満の研修旅行生を含めて約4,500人)。47都道府県すべてが高校生の留学支援や環境整備に取り組み、取組として2番目に多いのが「外国人高校生の高校への受入れ」です。[21]
国際高専の課程、海外からの出願(2027年入学)、学費、卒業後の進路をまとめました。
国際高専は、数学・物理・化学・IT・AI・ロボット技術などを英語で学ぶ5年課程の高専です。留学生向けには日本語の集中授業があります。[9][8]
キャンパスは白山麓キャンパスと金沢キャンパスの2つです。1・2年は白山のふもとの白山麓キャンパスで全寮制の生活を送り、3年はニュージーランドの Otago Polytechnic で学び、4・5年は金沢の扇が丘キャンパスで金沢工業大学(KIT)の施設・設備を大学生と共有します。[22][8][9][2][1]
| 学年 | 学ぶ場所 | 住まい | 費用の合計 |
|---|---|---|---|
| 1・2年 | 白山麓キャンパス | 全寮制 | 年 約3,036,000円[8][9][2] |
| 3年 | ニュージーランドの Otago Polytechnic | ホームステイ | 約4,224,960円(円で一括払い)[8][2] |
| 4・5年 | 金沢キャンパス(扇が丘) | — | 年 約1,636,000円[1][22][2] |
1・2年は授業料1,824,000円、寮費546,000円、食費630,000円、PTA・学生会・同窓会費36,000円の合計で、施設利用料は授業料に含まれます。3年は授業料 NZ$25,831(2,324,790円)、ホームステイ NZ$20,713(1,864,170円)、諸会費36,000円の合計で、別に教材費が約6万円かかる場合があります。4・5年は授業料1,600,000円(半期800,000円)と諸会費36,000円で、寮費・食費は学費ページに載っていません。「—」は出典で確認できなかった項目です。
2026年7月1日〜11月12日
出願期間(2027年入学)[1]
2026年7月25日
第1回の試験
合格発表は7月30日 15時(日本時間)。[1]
2026年9月26日
第2回の試験
合格発表は10月1日 15時(日本時間)。[1]
2026年11月21日
第3回の試験
合格発表は11月26日 15時(日本時間)。[1]
2026年12月10日
入学手続きの締切
回ごとの手続き期限は募集要項で確認してください。[1]
国際高専の5年と金沢工業大学の学部・大学院の4年をつなぐ「5+4」の9年一貫の課程があり、これを選ぶと金沢工業大学の3年次に編入して学士まで進めます。[23][8]
国立高等専門学校機構は、高専の本科を卒業すると「準学士」の称号が得られ、大学3年次への編入学資格を得られると説明しています。国際高専での扱いは、出願前に学校に確認してください。[3]
2025年度の入学者は24名で、そのうち3名が海外(ノルウェー・ドイツ・インドネシア)からの入学でした。[9]
国立高専に留学生が入る3つのルートと、私費留学生の2027年度の選抜、学費と寮をまとめました。
国立高専の留学生は、国費留学生、外国政府の派遣留学生、私費留学生の3種類で、どのルートでも高専の3年次に編入学します。国立高専は28か国から留学生を受け入れており、2025年5月1日現在の在籍数は516人です。[4][3]
| ルート | 来日までの流れ | 主な条件・選考 | 費用の扱い |
|---|---|---|---|
| 国費留学生(MEXT) | 来日後に1年の予備教育を受けて3年次へ | 大使館などの第1次選考、原則2002年4月2日以降生まれ(2027年) | 授業料など免除、月117,000円[4][10] |
| 外国政府の派遣留学生 | 自国で予備教育を受けて来日し3年次へ | マレーシア・モンゴルの政府派遣(2025年5月時点) | —[4][3] |
| 私費留学生 | 共同選抜に出願して3年次へ | 外国で11年以上の学校教育、EJU・英語試験・面接 | 入学料84,600円、授業料 年234,600円(予定額)[4][3] |
「—」は出典で確認できなかった項目です。
マレーシア政府派遣の留学生は、母国で予備教育を受けてから来日し、3年次に編入学します。2025年5月1日現在の在籍者の表では、国費留学生が239人、マレーシア政府派遣が108人です。[3]
在マレーシア日本国大使館の奨学金ページでは、2027年度の高専(KOSEN)留学生の募集は締め切られています。[24]
国立高専は2011年度から、私費留学生を対象に全国立高専の編入学共同選抜を行っています。2027年度は全国立51高専の募集学科で受け入れます。[3]
海外に住む生徒も出願できる、寮のある学校の例です。学校の公式資料で確認できた範囲をまとめています。
出願前に学校に確かめたいこと
日本に住む、または住む予定の外国籍の生徒が受けられる公立高校の選抜です。
東京都の「在京外国人生徒対象の入試」は外国籍の人が対象で、日本に入国して3年以内などの資格を満たせば受けられます。検査は作文と面接で、それぞれ日本語か英語を選べます。一般入試より前に行うため併願できますが、合格したら一般入試は受けられません(令和6年度入試の内容)。[20]
令和6年度(2024年)の4月入学では、竹台・田柄・南葛飾・府中西・飛鳥・六郷工科・杉並総合・国際の8校でこの入試が行われました。また国籍を問わず、入国後6年以内で日本語指導が必要な志願者は、申請するとルビつきの問題で受検できます。[20]
大阪府は令和9年度(2027年度)入学者選抜で、「日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒入学者選抜」を東淀川・長吉・福井・門真なみはや・布施北・八尾北・成美・大阪わかばの8校で行います。[7]
海外から日本の学校に通う生徒の在留資格と、高校・中学校で学ぶときの基準です。
在留資格「留学」には、日本の大学・高専のほか、高校・中学校・小学校などで教育を受ける活動が含まれます。[26]
| 学校 | 年齢 | 主な基準 |
|---|---|---|
| 高校 | 20歳以下 | 教育機関で1年以上、日本語の教育か日本語による教育を受けたこと[5] |
| 中学校 | 17歳以下 | 日本の監護者、生活指導の常勤職員、職員が常駐する寄宿舎など[5] |
基準は法務省令の要約です。原文の条件をすべて載せてはいないため、手続きは学校と出入国在留管理庁の案内で確認してください。
高校の基準のうち日本語教育の条件は、国・地方公共団体・独立行政法人・国立大学法人・学校法人・公益法人などが作った学生交換計画などで生徒として受け入れられる場合には当てはまりません。[5]
中学校で学ぶ場合は、日本に本人を監護する人がいること、学校に外国人生徒の生活指導を担当する常勤職員がいること、職員が常駐する寄宿舎などの宿泊施設が確保されていることも基準です。小学校で学ぶ場合の年齢の基準は14歳以下です。[5]
国費で高専に入る留学生は、来日前に「留学」ビザを新しく取る必要があります(2027年の募集要項)。国際高専の Global Admission では、海外にいる外国籍の人は2027年3月31日までに日本の留学ビザを取ることが求められています(2027年入学)。[10][1]
学校ごとの扱いは入学前に確認
このページの事実をもとに、学校を比べるときの観点を並べました。順位やおすすめを示すものではありません。
IB Diploma などで日本の大学に出願するときの条件は、「入試ルートと出願資格」のページにまとめています。
国際高専(ICT)は数学・物理・化学・IT などを英語で学び、海外からの出願者の面接も英語で行います。留学生向けの日本語の集中授業もあります。一方、国立高専の授業はすべて日本語で、私費留学生の選抜では EJU を日本語で受けます。
Global Admission の出願期間は2026年7月1日〜11月12日で、試験日は2026年7月25日・9月26日・11月21日の3回です。選考は英語の面接(ビデオ通話・30分)と出願書類の総合評価で、筆記試験はありません。
マレーシア政府派遣の留学生として母国で予備教育を受けてから3年次に編入学する道、日本政府(MEXT)奨学金の高専留学生、私費留学生の共同選抜があります。私費留学生の2027年度入学の出願は2026年10月13日〜16日(必着)で、外国で11年以上の学校教育の修了、日本語で受けた EJU、英語試験の成績が必要です。
国際高専の1・2年は授業料・寮費・食費などで年 約3,036,000円です(学費ページの額)。国立高専は入学料84,600円・授業料 年234,600円(入学案内2027の予定額)に、寮の経費が食事代込みで月5万円程度かかります。UWC ISAK Japan は2026-27年度で年7,225,000円で、生徒の70%が何らかの支援を受けています。
在留資格「留学」で中学校に通う場合の基準は、17歳以下であること、日本に本人を監護する人がいること、学校に生活指導を担当する常勤職員がいること、職員が常駐する寄宿舎などが確保されていることです。立命館宇治は中学の IP コースの入試を英語サイトで案内しています。
東京都立高校の2026年9月入学の募集は、保護者とともに都内に住所があること(入学日までに住所を持つことが確実な場合を含む)を条件にしていました。大阪府の全日制の選抜も、原則として本人と保護者の住所が府内にあることが条件です。家族で東京や大阪に住む家庭向けの制度です。
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2026-09-18 に各出典を確認して整理しました。入試の条件・締切・学費は毎年変わるため、出願する年の募集要項を必ず公式サイトで確認してください。