2026年11月5日時点の情報です。内容を正確に保つよう努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|ポルトガルの医学部
ポルトガル・カトリック大学(カトリカ)医学部(Universidade Católica Portuguesa)の医学の課程です。学位は Universidade Católica Portuguesa(ポルトガル)が出します。学ぶ場所は「シントラ校舎(リスボン近郊の Rio de Mouro・Tagus Park の隣)。臨床はリスボンの Hospital da Luz ほか Luz Saúde グループの施設・Hospital Beatriz Ângelo・リスボンとテージョ谷の保健所・ミゼリコルディア連合の施設」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Mestrado Integrado em Medicina(Integrated Master in Medicine・医学の統合修士)。最初の3年(180 ECTS)で Bachelor in Basic Sciences of Medicine、残りの3年で Master in Medicine(Mestre em Medicina) |
| 学位を出す大学 | Universidade Católica Portuguesa(ポルトガル) |
| 年数 | 6年(12学期)・360 ECTS。カリキュラムはマーストリヒト大学医学部と組んで作った問題解決型の学び(PBL) |
| 学ぶ場所 | シントラ校舎(リスボン近郊の Rio de Mouro・Tagus Park の隣)。臨床はリスボンの Hospital da Luz ほか Luz Saúde グループの施設・Hospital Beatriz Ângelo・リスボンとテージョ谷の保健所・ミゼリコルディア連合の施設 |
| ポルトガルで医師として登録する機関とほかの国の扱い | ポルトガル:医師の名乗りと仕事は医師会(Ordem dos Médicos)の登録が前提。登録規則 第10条で、ポルトガルで学位を取った人は市民カード・旅券・在留許可のどれかで登録でき、国籍の条件も語学の証明も無い。EU:ポルトガルの医学の統合修士の証明(Certificado de mestrado integrado em medicina)は指令 2005/36/EC の付属書 V に載る種類。ただし自動の承認は EU の国民の権利(第2条1項)。大学は国の資金を受けない非営利の公益の機関(大学の学費の頁) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(Universidade Católica Portuguesa Faculdade de Medicina・FAIMER School ID F0007778)。課程は Mestre em Medicina・2021年〜・6年・授業は英語。ECFMG の注記:卒業年 2027〜現在。WDOMS の学校の種類の欄は Public |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる(EU の外の人の特別の入学=Special Admissions - International Students。2026年は9席)。出せるのは、EU の国民でなく、EU の国民の家族でもなく、入学の年の1月1日までにポルトガルに2年を超えて続けて住んでいない人。2025年から医学の定員は100(大学の発表)だが、EU の外の人の席はその一部 |
| 授業の言葉 | 英語(臨床の部分はポルトガル語) |
| ポルトガルで医師として働くのに要る言葉 | ポルトガル語。ポルトガルの学位の人は、医師会の登録に語学の証明が要らず(登録規則 第10条)、研修医の前の医療のことばの試験も外国の学位の人だけ(DL 13/2018 第34条5項)。ただし臨床・研修・全国試験はポルトガルの病院と制度の中で行う。大学は「授業は英語、臨床の部分はポルトガル語」と書く。入学の条件にポルトガル語は無いが、臨床の学年までにポルトガル語を身につけることが前提 |
日本国籍の卒業生が、研修を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。その国の国籍・永住権がない人を対象にしています。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| ポルトガル | 制度上なれる | ポルトガルで学位を取った人は、旅券などで医師会に登録でき、国籍の条件も語学の証明も無い(登録規則 第10条)。研修医(internato médico)は「医学の学位を持つすべての市民」が応募でき(DL 13/2018 第33条3項)、一般研修を終えると独り立ちの診療が認められる(第24条3項)。医療のことばの試験は外国の学位の人だけ(第34条5項)。ただし外国籍の人は応募の書類に「雇われて働くための査証・在留許可」が要る(2027年の研修の募集の告示)。ポルトガルで高等教育を終えた人は、査証なしで仕事・職探し(最長1年)の一時在留を申し込める(移民の機関 AIMA の頁)。研修と全国試験はポルトガル語の世界。最初の卒業の年は2027年で、卒業生の研修の実績は公表されていない。南数塾の判断:ポルトガル語と、仕事の在留への切り替えの2つを越えれば、道は法令に書かれている |
| ほかの EU の国 | 未確認 | EU の指令 2005/36/EC の自動の承認は、EU の加盟国の国民の権利(第2条1項)。日本国籍の人がポルトガルの学位でほかの EU の国の医師の免許を得る条件は、その国の国内法で決まる。どの国で働くにも、その国の言葉が要る(第53条) |
| アメリカ | 未確認 | WDOMS の ECFMG の注記で、2027年以降の卒業生は ECFMG の認定(米国の研修に応募する前提)に申し込める。米国の研修医の席を得られるか・在留の資格は別で、公式の数では確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | A/AS Level がポルトガルの全国試験の3科目の代わりになる:生物=Biology、物理化学=Chemistry(AS か A)と Physics(AS か A)、数学=Mathematics(AS か A)か Further Mathematics。各科目、ポルトガルの尺度に直して200点中140点以上(Deliberation No. 619/2026) |
| IB | IB Diploma の科目が代わりになる:生物=Biology SL/HL、物理化学=Chemistry SL/HL と Physics SL/HL、数学=Mathematics(AA・AI の SL/HL)か Further Mathematics。各科目 140/200 以上 |
| 日本の高校の卒業資格 | 高校の卒業の同等の証明をポルトガルの教育総局(DGE)で取る。そのうえで、A-Level・IB・AP などの点か、大学の学内の筆記(英語・対面・数学・物理・化学・生物)か、ポルトガルの全国試験の点が要る。学内の筆記は第1期だけで、2026年の第3期は無かった。日本の高校の名指しは無い |
| ファウンデーション(大学進学準備課程) | 準備課程から入る道の記載は無い |
| 英語 | 英語 B2(Cambridge First 160・IELTS Academic 5.5・TOEFL iBT 72・Aptis B2・大学の語学の試験 B2)。英語が第一言語の人と、英語だけで教える高校を出た人は免除。入学にポルトガル語の条件は無い |
| 試験・面接 | オンラインで志望の文とポートフォリオ(大学を選んだ理由・問題解決型の学び・ボランティア)を出したあと、英語の短い面接を何回か受ける MMI を、シントラの校舎で対面で受ける(必須)。学内の筆記(第1期だけ)。健康の申告(適・不適)。手続きは書くのも話すのも全部英語 |
| 入学の時期 | 9月 |
| 出願の締切 | 2026年の第3期:出願 2026-07-08〜08-31・ポートフォリオ〜09-02・MMI 09-03・発表 09-07・登録 09-07〜09-09・授業の初日 09-08。2027年入学の日程は大学の頁にない |
月 €2,435 × 年10回=年 €24,350(EU とポルトガル語圏の国の国民でない留学生・2026/2027 年度)。入学と年の登録料:1年目 €1,710・2年目から €1,680。出願料 €430(返金なし)。額は毎年決める。EU・ポルトガル語圏の国の国民は月 €1,920。新入生には出願の点と世帯の経済の状況で、年の学費の全額の奨学金がある(2026/2027 の規則)。6年の学費は 2026/2027 の額のままなら約 €146,100。生活費は別
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| カトリカはポルトガル初の、全課程を英語で学べる医学の学位(留学の案内の医学部ガイド・2026年) | 大学は「授業は英語、臨床の部分はポルトガル語」と書く。臨床の学年はポルトガル語で、全課程が英語ではない | 誤り |
| 学費は EU・ポルトガル語圏の国の学生が年約 €19,200、ほかの留学生は €24,350(留学の案内の医学部ガイド・2026年) | 2026/2027 年度の月の学費(年10回)が EU・ポルトガル語圏の国の国民 €1,920、留学生 €2,435 で、年にすると同じ額。ほかに入学と年の登録料(1年目 €1,710)と出願料 €430 がかかる。額は毎年決める | 正しい(2026/2027 年度の額) |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月5日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月5日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。