2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|マレーシアの医学部
UCSI 大学(UCSI University)の医学の課程です。学位は UCSI University(マレーシア)が出します。学ぶ場所は「5年ともマレーシアのヌグリスンビラン州。1〜2年(Pre-Clinical Phase)は Bandar Springhill のキャンパス、3〜5年(Phase 2)は州内の病院と保健所。学部は UCSI Hospital(Bandar Springhill)の中にある(公式:「The Faculty of Medicine and Health Sciences is now fully operational at UCSI Hospital, Bandar Springhill.」)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Doctor of Medicine (MD) |
| 学位を出す大学 | UCSI University(マレーシア) |
| 年数 | 5年 |
| 学ぶ場所 | 5年ともマレーシアのヌグリスンビラン州。1〜2年(Pre-Clinical Phase)は Bandar Springhill のキャンパス、3〜5年(Phase 2)は州内の病院と保健所。学部は UCSI Hospital(Bandar Springhill)の中にある(公式:「The Faculty of Medicine and Health Sciences is now fully operational at UCSI Hospital, Bandar Springhill.」) |
| マレーシア医師会(MMC) | 第2附則に掲載(Doctor of Medicine・認定日 2010-03-26)。WDOMS の頁では、MMC がこの課程に最も新しく Accredited を出したのは 2026-05-12。MQA の認定番号 MQA/FA4671(公式の頁) |
| ほかの国の認定 | 大学は「Accredited by:Malaysian Medical Council/Maldives Medical and Dental Council」「Listed by:World Health Organisation/World Federation of Medical Education/Bangladesh Medical and Dental Council」と書く。モルディブとバングラデシュの規制当局の側の一覧は確かめられていない(モルディブの MMDC のサイトは 2026-11-04 に 522 で開けず)=未確認。パキスタンの PMDC の外国校の一覧(2023-03-28 作成の PDF)に「UCSI University Faculty of Medicine and Health Sciences — MD」が載る(南数塾の判断:マレーシアのほぼ全校が載っている一覧で、UCSI だけの特徴ではない。PMDC 自身が 2024-25 年度の入学までの一覧と告知している=抜粋)。シンガポール SMC の第2附則には無い。GMC・AMC の認定の対象ではない(英国・豪州の大学の学位ではない) |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(UCSI University Faculty of Medicine and Health Sciences・FAIMER School ID F0002385・2005年開始・運営中・外国人の入学あり・「An entrance exam is required」)。ECFMG の注記あり(Graduation Years: 2010 - Current)。カナダの注記あり。Intealth の Recognized Accreditation Policy を満たすと表示 |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。公式の頁に留学生の学費と英語の条件がある。WDOMS も「Foreign students are admitted」。留学生は一般教養(MPU)に Bahasa Melayu Komunikasi 3 などがある |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| マレーシア | 実質なれない | 医師法の仮登録の条件は「国民・国民の配偶者・永住者」(第12条1項(aaa))で、国内の医学部で学んだ外国人の例外(第13条4A項)もあるが、先に公的機関から研修医としての採用の申し出を受けることが要る(MMC の仮登録の手引き)。保健省が公に示す採用の道は国民と配偶者・永住者だけ。南数塾の判断:UCSI の公式の頁の「卒業すると MMC の仮登録→研修医1年→本登録」は国民の流れで、外国籍の条件を書いていない。これを読んで留学生も研修医になれると思わないこと |
| 米国 | 枠が狭い | WDOMS に ECFMG の注記があり、卒業生は ECFMG の認証に申し込める。そのあと USMLE(Step 1・Step 2 CK)→研修医のマッチ→研修のための就労ビザが要る。外国籍の外国の医学部の卒業生は、マッチとビザが関門。UCSI の卒業生の米国のマッチの実績は公表を見つけていない=未確認 |
| シンガポール | 実質なれない | SMC の登録できる学位の一覧(第2附則)に載るマレーシアの学位は国立の UM・UKM・USM だけで、UCSI は無い |
| カナダ | 実質なれない | WDOMS にカナダの注記(学位はカナダの州の規制当局に受け入れられる)はあるが、研修医の選考(CaRMS R-1)は出願の時点で市民か永住者が条件 |
| オーストラリア | 実質なれない | マレーシアの学位だけの人は AMC の Standard pathway になり、研修医の割り振りに入れるのは QLD の Group D くらい。マレーシアで研修医ができない日本国籍の人には特に狭い |
| モルディブ | 未確認 | UCSI は Maldives Medical and Dental Council の認定と書くが、MMDC の一覧(Medical-Institutes5.pdf)は 2026-11-04 にサイトが 522 で開けず、規制当局の側で確かめられなかった。抜粋では、一覧の学校の卒業生もモルディブの国の免許試験に受かることが要るとある(抜粋)。外国籍の登録・就労の条件も未確認 |
| バングラデシュ | 未確認 | UCSI は Bangladesh Medical and Dental Council に「Listed」と書く。BMDC の側の一覧と、外国籍の登録の条件は未確認。南数塾の判断:バングラデシュ国籍の留学生のための掲載と読むのが自然で、日本国籍の人の出口にはならない見込み |
| イギリス | 枠が狭い | 南数塾の判断:学位はマレーシアの大学のもの=英国の外の学位。GMC の仮登録には PLAB の合格が要る(GMC がこの学位を受け付けるかは、出願の前に GMC で確かめる)。仮登録で働けるのは英国の研修(F1)だけで、その席は 2026年の法律で英国の卒業生が先に配られる。2026年は優先されない側の 738人のうち 476人が補欠から席を得て、188人は席を得られなかった。英国の就労ビザも別に要る。マレーシアで研修医になれない日本国籍の人には、英国の研修に入れなかったときの受け皿が無い |
| アイルランド | 実質なれない | アイルランドの研修医の募集(HSE)に応募できるのは、アイルランドと EEA の12か国の医学部・英国の医学部・RCSI & UCD Malaysia Campus の卒業生だけで、この学校は入っていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 「Grades BBB, ABC or AAC in 3 subjects i.e.: Biology; and Chemistry; and Physics or Mathematics」 |
| IB | 合計 33 点以上、生物・化学・数学を HL で各 5 以上(2024年1月から) |
| 日本の高校の卒業資格 | 公式の頁に日本の高校の記載なし=未確認。MMC の最低要件(Appendix 5)にも日本の資格は無い(2026-11-・先行)。南数塾の判断:日本の高卒だけでは出せない前提で、A-Level か1年以上の準備課程を考える |
| ファウンデーション | Matriculation・Foundation in Science・Pre-Medical:生物・化学・物理か数学で CGPA 3.0 以上(各科目 C 以上)、1年以上で同じ学校で修了。MUFY・UNSW Foundation などは B 相当か ATAR 80%。公式の表には SPM・O-Level の5科目 B(生物・化学・物理・数学か上級数学・ほか1科目)の行もある |
| 英語 | 留学生:1119 English/O-Level English B3、MUET Band 4、TOEFL 213(CBT)か 550(PBT)、IELTS Academic 6.0。中等教育が英語で行われた証明があれば免除。満たさない人は条件付きの入学許可で、UCSI の英語の課程(CETE)を1年以内に満たしてから本課程へ |
| 試験・面接 | 面接:「Academically-qualified candidates are required to attend an interview for admission. The outcome of the interview determines a candidate's successful admission into the programme.」。WDOMS は「An entrance exam is required」と書く(公式の頁は面接だけ=食い違い・未確認) |
| 入学の時期 | 9月(年1回) |
| 出願の締切 | 公式の資料で確かめられていません |
留学生 RM 539,043(公式の「Approximate Total Fees」=5年の総額の目安。何年入学の額かは書かれていない)。マレーシア人は RM 421,500。公式:「This is an estimated fee, as different countries have different visa processing charges and administrative fees.」。2025-07-01 から外国籍に 6% の service tax がかかると書くが、この総額に含むかは書かれていない=未確認。
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| マレーシア国内の私立医学部ランキングで1位 | どのランキングかが書かれておらず、公式の根拠を見つけられない。QS の世界大学ランキング 2027 では UCSI は 282 位(UCSI の発表・本文は未確認)で、同じ私立の Taylor's は 272 位(Taylor's の公式の頁)。QS の分野別 2026 の医学は「Top 650」(UCSI の発表・抜粋) | 確かめられない |
| 大学が自前の総合病院をポートディクソン郊外で運営し、医学部も病院の中にある | 公式の頁に「The Faculty of Medicine and Health Sciences is now fully operational at UCSI Hospital, Bandar Springhill.」とある。ただし臨床の3〜5年は州内の病院と保健所で学ぶと書く(自前の病院だけではない) | 正しい |
| 上位の学生は2年次のあとハーバード大学の研究プログラムに1年参加できる | UCSI の発表に、成績上位の学生が1年の研究でハーバード大学医学部・Brigham and Women's Hospital に行った記事がある(2014年から12人など)。ハーバードの側の公式の募集要項は見ていない。人数はごく少なく、全員が行ける制度ではない | 一部正しい |
| USMLE の Step 1・2 の試験も開催しているので、米国で医師を目指す人にもおすすめ | UCSI の古い学部の案内に USMLE Step 1・Step 2 CK の「facilitation」(受験の支援)とある(本文は未確認)。試験の会場を UCSI が持つかは確かめられない。米国への道は、卒業生が ECFMG の認証に申し込める(WDOMS の注記)ことが前提で、その先のマッチとビザが関門 | 確かめられない |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。