2026年11月4日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|マレーシアの医学部
ニューカッスル大学マレーシア校(NUMed)(Newcastle University Medicine Malaysia (NUMed))の医学の課程です。学位は Newcastle University(イギリス)が出します。学ぶ場所は「ふつうは5年ともマレーシア(ジョホール州・エデュシティ)。希望して選ばれた人だけ、3〜5年を英国の本校で学ぶ「2+3」がある」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MBBS(Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery) |
| 学位を出す大学 | Newcastle University(イギリス) |
| 年数 | 5年 |
| 学ぶ場所 | ふつうは5年ともマレーシア(ジョホール州・エデュシティ)。希望して選ばれた人だけ、3〜5年を英国の本校で学ぶ「2+3」がある |
| マレーシア医師会(MMC) | 第2附則に掲載(2014-05-14) |
| ほかの国の認定 | 英国:Newcastle University の学位=英国の基礎医学資格(Medical Act 1983 第4条3項)。オーストラリア:英国で研修を終え GMC の本登録を受ければ Competent Authority pathway の対象(マレーシアでの研修は数えない=NUMed の案内)。シンガポール:第2附則の一覧にマレーシアの分校は無い |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 公式の資料で確かめられていません(ECFMG の注記は未確認) |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。留学生はマレーシアで研修医になれない、と NUMed の案内冊子も母国で研修先を確かめるよう書いている |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| マレーシア | 実質なれない | 医師法(Act 50)第12条1項(aaa) は、仮登録(研修医になる前の登録)の条件を国民・国民の配偶者・永住者としている。国内の医学部で学んだ外国人を MMC の裁量で仮登録できる例外(第13条4A項)はあるが、その前に公的機関から研修医として採用する申し出を受けていることが要り(第12条1項(b)・MMC の仮登録の手引き 2025年)、保健省が公に示している採用の道は国民と配偶者・永住者だけ。法律が一律に禁じているのではなく、研修医の採用の段階で閉じている。NUMed 自身も「International graduates are not eligible to obtain a pre-registration internship in Malaysia」と書く。NUMed が案内する「GMC が認めたマレーシアの8病院で研修して英国の本登録」の道も「Malaysian graduates only」 |
| イギリス(5年ともマレーシアの場合) | 枠が狭い | 英国の研修(Foundation Programme)は 2026年の法律で、学ぶ期間の過半を英国で過ごした英国の卒業生を先に配る(第1条・第4条1項。第1条には年の限りが無く 2027年以降も続く)。5年ともマレーシアだと優先されない側(応募はできる)。2026年は応募資格のある 11,548人のうち、優先されない 738人が補欠の名簿に回り、476人(約65%)が補欠から席を得て、188人は席を得られなかった(UKFPO・需要が席を上回った)。NUMed だけの数は公表されていない。英国の Graduate ビザは英国で学んだ人のものなので使えず、英国の外から医療・介護の就労ビザを申請する。補欠から遅く(6〜8月)配られるとビザが研修の始まりに間に合わない恐れもある。落ちたときの受け皿がほぼ無い |
| イギリス(2+3 の場合) | 制度上なれる | 3〜5年を英国の本校で学ぶと、学ぶ期間の過半が英国=優先される側の読み。優先は国籍でなく学位を取った場所で決まる(UKFPO)。ただし 2+3 は希望して選ばれた人だけで、公式の文は「いまの1年生が申し込める」まで。人数と、2027年以降に入学する人にも開かれるかは確かめられていない |
| オーストラリア | 枠が狭い | 英国で研修を終えて GMC の本登録を受ければ、Competent Authority pathway で AMC の試験なしに進める。つまり先に英国で研修に入れることが条件。豪州で職とビザを得られるかは別 |
| シンガポール | 実質なれない | 5年ともマレーシアで学ぶ道は、シンガポール医師会の一覧の条件(臨床・最終試験・学位を一覧の医学部で)に当たらない読み。2+3 は未確認 |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | ABB(生物・化学+物理か数学)。2026年の案内冊子 |
| IB | 公式の資料で確かめられていません |
| 日本の高校の卒業資格 | 日本の高校の卒業資格で直接出願できるという公式の記載は無い。A-Level か NUMed の Foundation in Science を経る |
| ファウンデーション | NUMed の Foundation in Science(入る条件:IGCSE で生物・化学・物理・数学か Additional Maths+1科目が B)→ MBBS へは CGPA 3.50・平均75%、生物・化学 75% |
| 英語 | 公式の資料で確かめられていません(公式のページで確かめる) |
| 試験・面接 | 書類で絞り込んでから面接 |
| 入学の時期 | 9月(年1回) |
| 出願の締切 | 公式の資料で確かめられていません |
マレーシアで学ぶ年の学費は未確認(大学の公式の学費の表で確かめてください)。2+3 で英国の本校で学ぶ3〜5年目は 年 £61,045(NUMed の MBBS のページ)。2+3 は英国で3年学ぶので、総額は英国の本校に近づく
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| 卒業後の進路として「マレーシアでのハウスマン(研修医):保健省は卒業生全員の受け入れ準備を表明」 | これはマレーシア国籍の卒業生の話。日本国籍の卒業生は仮登録の条件(国民・配偶者・永住者)に当たらず、研修医になれない | 誤り(日本人には当てはまらない) |
| GMC の仮登録は UKMLA の合格後に引き続き可能 | 英国の学位なので仮登録の資格はある。ただし仮登録で働けるのは英国の認可された F1 の職だけで、その席が優先されない側になる | 一部正しい |
| オーストラリア・シンガポール等でも GMC 認定の学位をもとに医師資格へ | 豪州は英国で研修を終えてから。シンガポールは5年ともマレーシアだと一覧の条件に当たらない読み | 誤解を招く |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。