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国際医学部|チェコの医学部
カレル大学 第一医学部(Charles University, First Faculty of Medicine)の医学の課程です。学位は Charles University(カレル大学)(チェコ)が出します。学ぶ場所は「6年ともプラハ。学部はプラハ2区(Kateřinská 32)。臨床はプラハの5つの病院の診療科(General University Hospital=総合大学病院・Na Bulovce・Thomayer・Military University Hospital・Motol)。チェコ各地の病院での実習もできる(学部の紹介の頁「Clinics in 5 Prague hospitals」)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | MUDr.(Medicinae Universae Doctor=Doctor of General Medicine)。英語の課程「General Medicine」 |
| 学位を出す大学 | Charles University(カレル大学)(チェコ) |
| 年数 | 6年(全日制) |
| 学ぶ場所 | 6年ともプラハ。学部はプラハ2区(Kateřinská 32)。臨床はプラハの5つの病院の診療科(General University Hospital=総合大学病院・Na Bulovce・Thomayer・Military University Hospital・Motol)。チェコ各地の病院での実習もできる(学部の紹介の頁「Clinics in 5 Prague hospitals」) |
| チェコで医師として登録する機関とほかの国の扱い | 学部の課程の紹介の頁:「The diploma is recognised throughout the EU, UK ,U.S. as well as most of the world.」(日本国籍の人が EU のほかの国で働くときの扱いは「卒業したら」の表)。国の機関の名を挙げた個別の認定の記載は、学部の英語の頁に見当たらない |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(FAIMER School ID F0000515・1. Lékařská Fakulta, Univerzita Karlova)。公立・1348年開始。課程は General Practitioner(M.U.Dr.)・6年・教える言葉 English, Czech(1つの課程として登録)・Foreign students are admitted・entrance exam required。臨床は課程の50〜74%。NAÚ(Národní akreditační úřad pro terciární vzdělávání・WFME が認めた認定機関)が 2020-02-26 に Accredited。ECFMG の注記あり(卒業年 1953年以降・Intealth の Recognized Accreditation Policy を満たす)。カナダの注記あり(州・準州の医師の規制機関が学位を受け入れる) |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。英語の一般医学の席は 2027/28 年に150人(大学の出願の仕組み SIS:「150 students for the General Medicine study programme for the 2027/2028 academic year」)。前の年の入学の許可と出願の数は 119人/614人(SIS)。チェコ語の課程(Všeobecné lékařství)にも外国人は入れる。学費は無い(大学の頁「Studies in Czech are free of charge.」。標準の年数+1年まで)。条件はチェコ人と同じ入試に通ることと、高校の卒業試験(マトゥリタ)でチェコ語かスロバキア語を受けていない人は、入学の手続きのときに C1 のチェコ語の試験の証明を出すこと(チェコ国内の国の語学試験の資格がある学校のもの。チェコ語で学んだ大学の学位記は代わりにならない)。入試はチェコ語の筆記(化学・物理・生物 各30問の採点+採点しない10問=100問・90点。2027-06-17、予備 2027-06-23)。出願は 2026-12-01〜2027-02-28、出願料 1,000 CZK。2027/28 年の予定の入学の数は680人、前の年の出願は3,459人。南数塾の判断:C1 は日本の高校生が出願の年までに取るのは難しく、チェコ語の課程は大学の語学と準備の課程(ÚJOP)などでチェコ語を学んでから受ける人の道。英語の課程の入試の数(学部の年報 2025・大学の入試の報告):2024/25 年入学=出願 546・合格 127(追加の回 8)・入学 64。2025/26 年入学=出願 662・筆記を受けた人 334・合格 226(追加の回 19)・入学 98。2026/27 年入学=出願 614・合格 119。チェコ語の課程:2025/26 年入学=出願 3,412・受けた人 2,392・入学 528 |
| 授業の言葉 | 英語の課程の1〜3年にチェコ語の授業が必修(2026/27 年の学年ごとの学修計画)。1年「Czech for English Parallel 1,2」週4時間(演習)を冬・夏の2学期、夏に試験。2年「Czech for English Parallel 3,4」週4時間を2学期と「Intensive Czech Course」40時間。3年「Czech for English Parallel 5,6」週4時間を2学期、夏に試験。4〜6年の表にチェコ語の科目は見当たらない。臨床実習で患者とチェコ語で話す必要があると書く学部の文は見つからない。大学の語学・準備の研究所(ÚJOP)の頁は「successful communication in Czech is required by all medical universities during their practical trainings at Czech hospitals」=チェコの医学部はどこも病院の実習でチェコ語の意思疎通を求める、と書く |
| チェコで医師として働くのに要る言葉 | チェコで医師として働くには、保健省がチェコ語で職業に必要な範囲で話せるかを面接で確かめる(法律 95/2004 Sb. 第35条)。同じカレル大学の第三医学部の頁:「they can practice their profession after verifying their ability to express themselves professionally in the Czech language. Verification of knowledge of the Czech language takes place through an interview at the Ministry of Health.」。保健省の頁(最終更新 2026-08-28):水準は「v rozsahu nezbytném k výkonu zdravotnického povolání」(職業に必要な範囲)、決定は申請から90日以内、手数料 2,000 Kč、申請は既にチェコ語で患者や医療者と話せる人だけ。第一医学部の英語の頁にこの手続きの説明は見当たらない。南数塾の判断:1〜3年の授業だけで保健省の面接に通る水準に届くかは、学部の頁に書かれていない。チェコで働く計画なら、授業の外でもチェコ語を伸ばす前提で考える |
日本国籍の卒業生(その国の国籍・永住権がない人)として、研修医を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| チェコ | 制度上なれる | 外国語の課程の卒業生も医師の職業の資格を持つ(法律 95/2004 第35条1項)。チェコで働く前に保健省がチェコ語の力を確かめる(語学試験の証明か面接・水準は「職業に必要な範囲」・決定は90日以内)。その決定を付けてチェコ医師会に入る(入会は義務)。専門研修に入る条件に国籍は無く、就労の許可も要らない(チェコの大学の卒業生=雇用法 第98条 o。日本国籍の人は 2024年7月の政府令でも)。ただし国が給料を補助する研修の席は、チェコ・EU の国民か EU の長期在留者などだけ(第21ad条)=日本国籍の人は病院が自分で雇う研修の席から入る。ひとりで診療するには、チェコ語で専門研修を受けて専門医の試験に通る(第5条) |
| EU のほかの国 | 未確認 | 学位 MUDr. は EU の指令 2005/36/EC の付属書 V に載るが、自動承認は加盟国の国民が対象(第2条1項)。日本国籍の人は、行き先の国の法律で1つずつ審査される。チェコで5年住んで EU の長期在留者になれば、資格の承認で国民と同じ扱いになる(指令 2003/109/EC 第11条1項 c)。学ぶための在留は半分に数える(内務省) |
| アメリカ | 枠が狭い | WDOMS の注記で ECFMG の認証に申し込める(卒業年 1953年〜現在)。米国で研修医になるには、USMLE と研修の選考に通り、働くための在留資格も要る。この学校の卒業生が米国で研修医になった数は公式の資料で確かめられていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 出願の資格は高校の卒業(学校を終える試験つき)だけで、A-Level の成績の条件は無い。2027/28 年の SIS の条件は、A-Level で3科目 A*AA 以上(1科目は化学か生物、もう1科目は生物・化学・物理・数学・Further Mathematics、この2科目の少なくとも1つが A*)を 2022年以降に終えた人に、1次(筆記)の免除の申請を認める。免除されても2次(MMI)は全員が受け、合否は2次の点だけで決まる。学部の 2027/28 年の入学の頁の免除の一覧には医学などを学んだ人の3つ(チェコか同等の医学・歯学の修士の卒業/EU・OECD の指定の分野の学士・修士の卒業/EU・OECD で医学・歯学を6学期以上)しか載っていない=出願前に学部に確かめる |
| IB | IB Diploma で出願できる(点の条件なし)。2027/28 年の SIS の免除(1次だけ):総点36以上、かつ HL 2科目で13点以上(1つは化学か生物、もう1つは生物・化学・物理・Mathematics AA か AI)、2022年以降の修了。学部の頁は、IB は European Baccalaureate と違い学歴の認定(学部の審査か役所のノストリフィケーション)が要ると書く |
| 日本の高校の卒業資格 | 出せる(日本の名を挙げた文は無い)。学部の頁:本国で同じ課程に入れる卒業資格の人が対象(「those, who could be admitted on the basis of the provided secondary school documents to the same study program in their home countries」)。入学までに①州の役所(プラハは市)の一般のノストリフィケーションか②学部の審査(その年・その学部の選考だけで有効。英語の頁は 990 CZK、2027/28 年のチェコ語の条件の冊子は 1,050 Kč)を出す。書類は公証の写し+アポスティーユ(日本はアポスティーユの国)、チェコ語か英語の公的な訳。学部の頁は「The documents have to reach our Study Department by August 31, 2026 before enrolment」と 2026年入学の日付のまま(2027年入学の締切は頁に出ていない)。Cambridge の結果が8月に出る人は、学校の予測成績の証明を先に出せる |
| ファウンデーション | 要らない。SIS の条件は大学の語学・準備の研究所(ÚJOP)の準備の課程や公式の代理人の準備の課程を「勧める」だけ。合格者向けの入学前の Induction Course は任意(2026年は参加費 EUR 150・3単位) |
| 英語 | 英語の資格は要らない。2027/28 年の入学の頁:「You do not need an English language certificate, any prior knowledge of Czech, letters of recommendation, a previous university degree or medical experience.」。英語の力は2次の MMI で確かめる |
| 試験・面接 | 2段階。1次=筆記の選択式。SIS の 2027/28 年の条件は生物・化学・物理と、論理・批判・分析・創造の考える力(1問1つの正解・減点なし・点は 0〜100% に直す)。学部の入学の頁は「Biology, Chemistry, and General Science」・90分・75点と書き、表記が違う。プラハの学部で紙か電子で対面(SIS:2027-05-24〜28、予備 2027-06-07〜11。学部の頁は「late May, 2027 - TBC」)。公式の代理人を通すと海外の会場で受けられる(これも対面)。海外の会場の頁は 2026 年の表のままで、2026 年の会場は香港・イスタンブール・トロント・プラハ・ロンドン・テルアビブ・ベルリン・アテネ・パルマ=日本は無かった。大学は日本の窓口(代理人)を1つ置いている。2次=オンライン(Zoom)の MMI(10分×5つ・各20点・計100点)を1次から30日以内に。合否は2次の点だけ(「The points, or percentages, for the first and second parts of the entrance examination are not added together.」)。1年に1回しか受けられない |
| 入学の時期 | 年1回(2027/28 年の学年に入る)。学年の始まりの月の明記は英語の入学の頁に無い |
| 出願の締切 | 2027-04-30(英語の課程・2027/28 年入学)。出願は 2026-11-01 から。出願料 285 EUR を払わないと受験できない。代理人を通す人は出願の前に代理人に連絡する。1次の免除の申請も SIS で出す |
年 24,250 EUR(2027/28 年入学=SIS の条件と学部の 2027/28 年の入学の頁)。2026/27 年入学の1年目も 24,250 EUR。南数塾の判断:毎年同じ額なら6年で 145,500 EUR。出願料 285 EUR(2027/28)。学歴の審査の手数料 990 CZK(英語の頁)/1,050 Kč(2027/28 年のチェコ語の冊子)。学費は EUR で学部の口座へ送る(銀行の手数料は払う人の負担)。任意の Induction Course は EUR 150(2026年)。生活費・寮・保険・ビザは別。チェコ語の課程は学費なし(標準の年数+1年まで)
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| 英語の課程は高校の卒業資格と英語の証明(IELTS 6.0〜6.5 か TOEFL iBT 80〜90、学部で違う)で出願する | 第一医学部は英語の資格を求めない(2027/28 年の入学の頁「You do not need an English language certificate」)。英語の力は2次の MMI で確かめる | 誤り(第一医学部には当てはまらない) |
| チェコの医学部は理科の筆記で選び、英語の課程の出願者の面接をしない学部がほとんど(小論文も面接も抽選も無く、筆記で高い点を取れば席が取れる) | 第一医学部は2次がオンラインの MMI(5つ)で、合否は MMI の点だけで決まる(筆記の点は足さない) | 誤り(第一医学部には当てはまらない) |
| チェコ語の課程は国籍を問わず無料で、条件は B2 のチェコ語の証明と入試 | 無料は大学の頁と合う。第一医学部のチェコ語の課程は、マトゥリタでチェコ語・スロバキア語を受けていない人に C1 のチェコ語の証明(チェコの国内で受けたもの)を求める=B2 では足りない | 一部正しい(言葉の水準は誤り) |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月4日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月4日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。