2026年11月5日時点の情報です。内容を正確に保つよう努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|ボスニア・ヘルツェゴビナの医学部
サラエボ大学 医学部(University of Sarajevo Faculty of Medicine)の医学の課程です。学位は University of Sarajevo(ボスニア・ヘルツェゴビナ(連邦・サラエボ県))が出します。学ぶ場所は「6年ともサラエボ(臨床はサラエボ大学の臨床センター)」。大事なのは入れるかより、卒業したあとにどの国で研修医になり、医師として登録できるかです。日本国籍の卒業生としての見込みを、国ごとに判定しました。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課程・学位 | Medical Doctor(MD・医学の統合課程・6年・12学期・360 ECTS)。英語の課程(International Medical Degree Program=Medical Studies in English・2015/16 から)とボスニア語の課程 |
| 学位を出す大学 | University of Sarajevo(ボスニア・ヘルツェゴビナ(連邦・サラエボ県)) |
| 年数 | 6年(12学期・360 ECTS・総時間 5,600時間=大学の頁) |
| 学ぶ場所 | 6年ともサラエボ(臨床はサラエボ大学の臨床センター) |
| ボスニア・ヘルツェゴビナで医師として登録する機関とほかの国の扱い | ボスニア・ヘルツェゴビナ(連邦):卒業後に研修と専門試験、医師会の免許(連邦の医師法 56/13)。大学は国の登録簿(HEA)で認定(2029-08-25 まで)。大学は英語の課程を「指令 2005/36/EC と 2013/55/EU に完全に合わせている」と書くが、これは課程の中身の話で、ボスニアは EU の外=EU の自動承認の対象外。WFME の一覧にボスニアの認証機関は載らない |
| 世界の医学部の名簿(WDOMS) | 掲載あり(University of Sarajevo Faculty of Medicine・FAIMER School ID F0000895・1946年から・Bosnian)。ECFMG の注記:1953年〜現在の卒業生は ECFMG の認定に申し込める |
| 留学生の受け入れ | 受け入れる。外国籍は、適切な高校の教育を終えていれば、ボスニアの国民と同じ条件で出せる(大学の頁)。17か国の学生が学ぶ(大学の頁) |
| 授業の言葉 | 英語(同じ学部にボスニア語の課程) |
| ボスニア・ヘルツェゴビナで医師として働くのに要る言葉 | ボスニア語・クロアチア語・セルビア語(連邦の公用語)のどれか。連邦の医師法 第11条で、外国籍は公用語の知識が条件。外国籍の専門医の研修は言葉の証明が要る(連邦保健省)。CEFR の段の数字は法律に無い |
日本国籍の卒業生が、研修を終えて医師の本登録まで進めるかを、国の法令と公式の手引きで判定しました。その国の国籍・永住権がない人を対象にしています。
| 国 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| ボスニア・ヘルツェゴビナ(連邦) | 枠が狭い | 連邦の医師法(官報 56/13):独立して医業をする条件の一つは国籍だが、第11条で外国籍はこの条件が外れ、代わりに連邦の公用語(ボスニア語・クロアチア語・セルビア語)の知識と、外国人の雇用・滞在の決まりに従うことが求められる。卒業後は6か月の研修のあと専門試験(ボローニャ方式の卒業生は卒業後すぐ専門試験を受けられる・第18条)、医師会の名簿に載って免許(第19条)。雇用の許可の条件は公式の文で確かめていない |
| ほかの EU の国 | 未確認 | ボスニア・ヘルツェゴビナは EU の外。学位は指令 2005/36/EC の自動承認の対象にならず、EU の国で働くには、その国で「EU の外で取った資格」の審査を受ける(その国の法律しだい) |
| アメリカ | 未確認 | WDOMS の ECFMG の注記で、卒業生は ECFMG の認定に申し込める(卒業年 1953年〜現在)。米国の研修医の席と在留の資格は別で、公式の数では確かめていない |
日本で医師になるには
この学校を選ぶなら
大学の公式の資料に書かれている条件です。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| A-Level | 名指しは無い。順位は中等教育4年の成績と、生物・化学・物理・英語の成績で決める(点の付け方は毎年の募集に書く)。A-Level の成績をどう当てるかは書かれていない |
| IB | 名指しは無い。入学の書類に「(international) state graduation exam diploma」(国際的な修了試験の証明)を出す |
| 日本の高校の卒業資格 | 出せるのは4年制の中等教育を終えた人、外国籍は「adequate high school education」を終えた人。日本の3年制の高校の扱いは書かれていない。外国の高校の書類は法廷の訳を付け、サラエボ県の教育・若者省で認定(nostrification・equivalence)を受ける。手続き中の証明があれば仮の入学もできる |
| ファウンデーション(大学進学準備課程) | 準備の年は無い |
| 英語 | 英語が母語でない人は TOEFL・IELTS などの標準の英語力。英語を母語とする人、英語で学んだ高校・大学を出た人は英語の試験が要らない |
| 試験・面接 | 大学独自の筆記は無い。入学の面接と、中等教育4年の成績(生物・化学・物理・英語を含む)で順位を決める。出願はサラエボ大学の情報システム(eUNSA)でオンライン |
| 入学の時期 | 1年に1回(募集は毎年6月中旬にサラエボ大学が出す) |
| 出願の締切 | 毎年6月中旬の募集で決まる(2026/27 の入学の手続きは 2026-09-21〜25) |
英語の課程 12,000 BAM/年(全額か、冬学期と夏学期の前の2回に分けて払う)。6年で 72,000 BAM。入学の書類の費用など 50 BAM ほど。入学の前の健康診断と衛生の検査が要る。生活費は別。円の額はその時の為替で計算する
日本語の留学の案内でこの学校について見かける言い方を、公式の資料で確かめました(案内した会社・サイトの名前は出しません)。
| よく見る言い方 | 実際は | 判定 |
|---|---|---|
| ボスニアの医学課程は6年制(360単位)でボローニャ方式に沿う | サラエボ大学の英語の課程は6年(12学期)・360 ECTS・総時間 5,600時間 | 正しい |
| ボスニアの医学部の学費の目安は年 11,000 ユーロ | サラエボ大学の英語の課程は年 12,000 BAM(南数塾の判断:約 6,100 ユーロ)。公立の英語の課程はどれもこの目安を大きく下回る | 誤り(公立の英語の課程について) |
出願の前に、大学に直接確かめてください。
2026年11月5日時点の情報です。このページの内容は、2026年11月5日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。