2026年9月26日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
Oxbridge の IB の条件はコースごとに違います(例:Cambridge の Economics は IB 41〜42 点・HL 776)。両校は UCAS の同時併願ができません。Year 12 が終わる時点で、学部別の相性を見て 1 校に絞るのが合理的です。
学部ごとの伝統的な強みは次の通りです。
マレーシア IB 校生は、Year 12 で志望コースの条件を満たす Predicted Score を確実に作ることが第一です。
そのうえで Year 13 の 10 月 15 日 UCAS 出願までに、学部に関連した Super-Curricular を積み上げることが鍵になります。
| 比較軸 | Oxford | Cambridge |
|---|---|---|
| 理系の伝統 | Math・Physics は強いが Cambridge にやや劣る | Newton・Hawking・Maxwell の伝統、Math/Natural Sciences で世界トップ |
| 文系の伝統 | PPE 発祥、Classics・English・History で世界トップ | Economics・HSPS で強いが Oxford にやや劣る |
| 学制 | Term 制(Michaelmas / Hilary / Trinity) | Term 制(Michaelmas / Lent / Easter) |
| 授業形態 | Lecture + Tutorial | Lecture + Supervision |
| IB の条件 | コースごとに違う。例:Economics and Management は HL の数学 6 か 7(合計点は大学の公式サイトで確認) | コースごとに違う。例:Economics は 41〜42 点・HL 776(数学は Analysis and Approaches) |
| 入試科目 | 2027 年入学から TMUA(数学・計算機科学)/ ESAT(物理学・工学・生物医学)/ TARA(PPE 等)。医学は UCAT、法学は LNAT | ESAT(工学・自然科学 等)/ TMUA(数学・経済学・計算機科学)。医学は UCAT、法学は LNAT。数学は合格の条件に STEP |
| 出願締切 | 10 月 15 日(UCAS 早期) | 10 月 15 日(UCAS 早期) |
| 面接(2027 年入学) | 選考を通った人が 12 月にオンラインで。ふつう教員 2 人・複数のカレッジで受けることも | 12 月 7〜18 日が中心。オンラインか対面かはカレッジとコースで決まり、多くは 1〜2 回・合計 35〜60 分 |
| 学費(International) | コース・年度ごとに違う(大学の公式サイトで確認) | コース・年度ごとに違う(大学の公式サイトで確認) |
| Need-Aware / Blind | Need-Aware(合否に経済力影響あり) | Need-Aware(合否に経済力影響あり) |
Oxbridge を特徴づけるのが「カレッジ制」。大学とは別に独立した多くのカレッジがあり、生活・学習・社交の全てがカレッジ単位で行われます。日本の大学にはない仕組みのため、出願時にどう選ぶかが重要です。
主要 8 学部について、Oxford / Cambridge の両校でどう戦うかを比較。マレーシア IB 校生にとっての「どちらを選ぶか」の判断材料に。
Math 単体は Cambridge の Tripos が世界最高水準。Math + 副専攻なら Oxford の自由度が魅力。STEP 対策に 6-12 ヶ月かかるため Year 12 から準備開始
両校とも工学全般を広く学んでから専攻を決める。Cambridge は分野選択肢が広い、Oxford は研究志向が強い。マレーシア IB 校で Physics HL を取っていれば両校狙える
International の募集人数・学費・課程の年数は、大学の公式サイトで確認。マレーシア IB 校生は Chemistry HL の高得点を固めつつ、出願の年の 7〜9 月に受ける UCAT の準備を早めに始めるのが現実的
Cambridge NST は、はじめに理系の複数分野を広く学んでから専攻を決める独自方式。複数分野の興味を持つ IB 生に最適。Oxford は学部別出願で 1 分野集中型
PPE は Oxford 独自の伝統プログラム。経済・哲学・政治を統合的に学ぶ。マレーシア IB 校から Economics HL の高得点 + 課外活動 + Personal Statement で勝負
HSPS は Cambridge 独自の総合社会科学プログラム。Sociology、Anthropology、Politics、Psychology を統合的に学ぶ。マレーシア IB 校からは Geography HL + Economics HL の組合せが有利
両校とも IB の数学に条件がある(Cambridge は Analysis and Approaches を指定、Oxford E&M は HL の数学 6 か 7)。Cambridge Economics は数理志向が強く、Oxford E&M は経営学とのハイブリッド。将来コンサル・IB 志望なら Oxford E&M が有利
両校とも数学的厳密性を重視。Cambridge は Theoretical CS の伝統が強い、Oxford は数学との組合せが豊富。マレーシア IB 校から AI / FinTech 志望なら両校が最適
Oxbridge は IB Predicted Score だけでなく、コースごとに入試科目(入試テスト)を課します。2027 年入学(2026 年に受ける試験)から、Oxford も UAT-UK の TMUA・ESAT・TARA を使い、医学は UCAT、法学は LNAT です。Oxford の数学・計算機科学の独自試験だった MAT は 2025 年が最後で、物理学も以前の試験 PAT に代わって ESAT を受けます。TMUA・ESAT・TARA は Pearson のテストセンターでコンピューターで受ける試験で、事前の予約が必要です(2027 年入学の 10 月の回は 2026 年 9 月 28 日締切)。
UAT-UK の数学の試験。Paper 2 つ(各 75 分・20 問の選択式)で、電卓は使えない。範囲は GCSE の Higher と AS レベルの数学がもと。結果は 1〜9 の点数(小数第 1 位まで)で出て、合否を決める基準点はない。Oxford の数学・計算機科学は、2025 年が最後だった独自試験 MAT に代わって、2027 年入学から TMUA を使う。Oxbridge 以外に LSE・UCL・Warwick・Durham なども使うため、併願先の準備にもなる。
OCR が実施する数学の筆記試験で、STEP 2 と STEP 3 の 2 つ。範囲は A-Level の Mathematics と Further Mathematics(または同等の課程)がもとで、IB の授業では習わない単元も出る。Cambridge の数学では、ほぼすべての条件付き合格(conditional offer)に STEP が入り、両方を受けるよう求められるのがふつう。成績は S・1・2・3・U の 5 段階。IB の最終試験の準備と時期が重なるため、合格が出る前の Year 12 後半から準備を始めるのが標準。マレーシア IB 校では学校では対応していないため、自前 or 専門塾で対策。
UAT-UK の工学・理学の試験。Mathematics 1・Mathematics 2・Physics・Chemistry・Biology の 5 つのモジュール(各 40 分・27 問の選択式)があり、全員が Mathematics 1 を受け、多くの受験者はコースに応じてさらに 2 つを受ける。電卓は使えず、結果はモジュールごとに 1〜9 の点数。Oxford の物理学は、2027 年入学から以前の試験 PAT に代わって ESAT を使う。マレーシア IB 校生は、志望コースが求めるモジュールを早めに確かめ、IB で取っていない科目の範囲を先に補う必要あり。
特定の教科によらない、学術的な推論の試験。Critical Thinking と Problem Solving(各 40 分・22 問の選択式)に、3 つの題から 1 つを選んで英語 750 語以内で書く Writing Task(40 分)が加わる。点数(1〜9)が出るのは前の 2 つで、Writing Task は UAT-UK が採点せず、答案が出願先の大学へ送られる。マレーシア IB 校で TOK を真剣に取り組んでいる生徒は親和性が高い。
医学部・歯学部の該当コースで使う、コンピューターで受ける試験。Verbal Reasoning・Decision Making・Quantitative Reasoning・Situational Judgement の 4 つで、全体は 2 時間弱。前の 3 つは各 300〜900 点、Situational Judgement は Band 1〜4 で結果が出る。短い時間で多くの設問に答える形式のため、IB の勉強とは別に形式に慣れる準備が必要。
法学のコースで使う試験で、Pearson VUE のテストセンターでコンピューターで受ける。文章を読んで答える選択式と、3 つの題から 1 つを選んで書く小論文があり、小論文は LNAT の点数には入らない。Oxbridge 志望者は 2027 年入学の場合、2026 年 9 月 15 日までに予約し、10 月 15 日までに受ける。
Oxbridge を特徴づけるのが面接です。12 月の面接で、「Tutorial / Supervision を模した擬似授業」を体験します。
マレーシア IB 校(MKIS、GIS、ISKL、JSKL、Nexus 等)から Oxbridge を目指す場合、Year 12 開始時点で 2 年間の逆算スケジュールを組む必要があります。
Oxbridge の費用は、コース・年度・カレッジで変わります。ここでは費用の内訳と、確かめる先を整理します。
Oxbridge 卒業生の進路は世界で最も選択肢が広いものの 1 つ。マレーシア IB 校から進学した日本人卒業生の典型的なキャリアパスを整理します。
London の Investment Banking(Goldman Sachs / JP Morgan / Morgan Stanley)、Management Consulting(McKinsey / Bain / BCG)、Tech(Google / Meta / DeepMind)に就職。Skilled Worker Visa → ILR(永住権)→ 英国籍ルートが定番。
MSc / MPhil → PhD ルート、または Harvard / MIT / Stanford への大学院留学。Oxbridge 学部卒は米国 Top 大学院での評価が高く、PhD Fellowship の獲得確率が大幅に上がる。
外資系 IB / 戦略コンサル / GAFAM 日本法人、または三菱商事 / 三井物産 / 経済産業省(総合職)等の日系大手。マレーシア IB 校 + Oxbridge のバックグラウンドは外資系で特に高評価。
Oxbridge は起業エコシステムも強い(Oxford Saïd / Cambridge Judge Business School)。Tech Startup 創業、Research Faculty への道、英国・米国 VC からの資金調達ルートが開ける。
南数塾は IB Math 指導に特化していますが、Oxbridge 受験生には Year 12 から 2 年間の継続伴走を行います。
※ 本記事は 2026 年 5 月時点の公開情報・University of Oxford 公式 / University of Cambridge 公式・UCAS 公式・各カレッジの International Student 募集要項をもとに整理しています。入試科目・志望理由書・面接の記述は、2027 年入学(2026 年秋に出願)について University of Oxford・University of Cambridge・UAT-UK・UCAS の公式情報で見直しました。IB の条件・学費などの数字は、公式の情報で確認できたものだけを載せています。学費・IB 要件・入試科目(TMUA / ESAT / TARA / STEP / UCAT / LNAT)は毎年改定される可能性があるため、必ず出願年の各大学公式募集要項をご確認ください。Oxford の MAT は 2025 年が最後で、物理学は PAT に代わって ESAT を使います。
お子様の Predicted Score・志望学部・準備期間をもとに、Oxford / Cambridge どちらを目指すかの判断軸と 2 年間の伴走計画をご提案します。三者面談(生徒・保護者・講師)は無料体験時から可能です。
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