2026年10月30日時点の情報です。内容の正確さに努めていますが、変更や誤りがある場合があります。正しい最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
国際医学部|大学を知る
シャリテ(Charité – Universitätsmedizin Berlin)は、ベルリン自由大学とフンボルト大学の2つの大学が共同で持つ医学部と大学病院です。始まりは1710年のペストの隔離所。QS 分野別ランキング 2026(医学)でドイツの1番目(18位)です。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 始まり | 1710年、プロイセン王フリードリヒ1世が町の門の外に建てたペストの隔離所。1727年に「シャリテ(Charité)」と名付けられた |
| いまの形 | ベルリン自由大学(FU)とフンボルト大学(HU)の共同の医学部と大学病院(2003年から)。大学の公式の頁は「ヨーロッパ最大の大学病院」と書く |
| 規模(2025年末) | 4つのキャンパス・17のセンター・約100の診療科と研究所。働く人 25,256人(133か国から)、教授 344人 |
| ノーベル医学賞 | ロベルト・コッホ、エミール・フォン・ベーリング、パウル・エールリヒの3人がシャリテで働き、それぞれ医学賞を受けた |
| ドイツでの立ち位置 | QS 分野別ランキング 2026(医学)18位=ドイツの1番目 |
| Tier(南数塾) | ドイツは 1b=ドイツ語を身に付ければ、ドイツで医師になれる国 |
シャリテ・ミッテのキャンパスの公式の歴史の頁から。
| 時期 | 何があったか |
|---|---|
| 1710年 | ペストの隔離所として建つ。ペストが町に来なかったため、その後17年は、貧しいお年寄りの家・物乞いの作業所・出産の場として使われた |
| 1727年 | 王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世が、病院と、軍医を育てる学校に。手紙の余白に「この家はシャリテと呼ぶ」と書いた。400床に広げ、患者1人に1つのベッドを用意した |
| 1727〜1945年 | 軍医を育てる臨床の学校の役目を持ち続けた(1795年に軍医の学校ペピニエールを置く) |
| 1810年 | ベルリン大学(いまのフンボルト大学)ができ、医学部も生まれる。大学の病院は、1828年から1927年にかけて、少しずつシャリテの敷地へ移った |
| 1896〜1917年 | 赤いれんがの建物に建て直す |
| 1933〜1945年 | ユダヤ人の研究者が追われ、戦争で建物の9割が壊れるか傷ついた |
| 1946〜1989年 | 東ドイツの「看板の施設」として再建(当時 2,000床)。1951年に、シャリテと大学の病院が正式に1つになり、フンボルト大学の医学部に |
| 1997〜2003年 | 統一後、西ベルリンの病院と合わさる。1997年に旧ヴィルヒョウ病院の医学部と、2003年に自由大学の病院(ベンジャミン・フランクリン)と合併し、いまのシャリテに |
| 2010年〜 | 300周年。2021年からは研究を病床へつなぐベルリン保健研究所(BIH)が、医学部と大学病院に並ぶ3本目の柱 |
東と西に分かれた町の、2つの大学の医学を1つにまとめた病院だということが、シャリテの今の形の出発点です。
シャリテの研究の頁「私たちはどこから来たか」と、ノーベル財団の受賞者の頁から。
| 年 | 人 | シャリテの頁の説明 |
|---|---|---|
| 1901 | エミール・フォン・ベーリング | コッホの弟子。血清で治す方法をつくり、ジフテリア(エールリヒと)と破傷風の薬を血清から作った |
| 1905 | ロベルト・コッホ | シャリテで結核の病原菌を見つけ、細菌学の土台をつくった。チフスとコレラの流行を抑えた |
| 1908 | パウル・エールリヒ | 細胞を染める方法をつくり、白血球の違いを示した。血清の効き目を測る基準をつくり、がんの免疫学の始まりともされる(1908年はメチニコフと共同) |
シャリテの頁は、19世紀の終わり、パストゥールのいたパリと並んで、ベルリンのシャリテが感染症と免疫の研究の中心だったと書いています。一方で、ナチスの時代の人種と政治による迫害で多くの研究者が国を出され、この分野はドイツで力を失った、とも書いています。
ベルリン自由大学とフンボルト大学の2つの大学が共同で持つ医学部と大学病院です(2003年から)。
シャリテの公式の頁では、コッホ・ベーリング・エールリヒの3人がシャリテで働き、それぞれノーベル医学賞を受けたと書いています(1901・1905・1908年)。
2026年10月30日時点の情報です。このページの内容は、2026年10月30日に下の公式の情報源と照らし合わせました。要件・学費・制度は変わることがあり、誤りがある場合もあります。出願の前に、必ず各大学・各国の公式サイトで正しい最新の情報を確かめてください。このページの情報だけをもとにした判断について、南数塾は責任を負いかねます。