| Paper | 内容 | 時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| Paper 1 | Non-calculator(Core)Core 受験者が受けます。電卓は使えません。構造化・非構造化の混在。 | 1 時間 30 分 | 80 点・50% |
| Paper 3 | Calculator(Core)Core 受験者が受けます。関数電卓が必要です。 | 1 時間 30 分 | 80 点・50% |
| Paper 2 | Non-calculator(Extended)Extended 受験者が受けます。電卓は使えません。 | 2 時間 | 100 点・50% |
| Paper 4 | Calculator(Extended)Extended 受験者が受けます。関数電卓が必要です。 | 2 時間 | 100 点・50% |
受験するのは 2 つだけです。Core は Paper 1 と Paper 3、Extended は Paper 2 と Paper 4 の組み合わせで、この 4 つ全部を受けるわけではありません。出典:Cambridge IGCSE Mathematics 0580 シラバス(2025・2026・2027 年試験用)。
IGCSE 数学 0580 は、ケンブリッジ系インター校でほぼ必修に近い扱いを受ける科目です。日本人生徒にとっては「内容そのものは日本の中学数学と大きく重ならない部分が少ない」科目である一方、英語の設問文・答え方の作法・電卓の扱いという 3 つの別軸でつまずきます。逆に言えば、この 3 つを外して数学の中身だけを見れば、日本の中学で普通に勉強してきた生徒には十分に A* が届く射程にあります。ここでは 0580 の制度と、点の取りこぼしが起きる場所を順に見ていきます。
0580 は 2 つの tier(難易度階層)に分かれていて、学校が生徒ごとにどちらで登録するかを決めます。ここは成績の上限に直結する、取り返しのきかない分岐です。
2025 年試験から適用されたシラバスで、Core・Extended のそれぞれに「電卓を使えない Paper」が 1 つずつ置かれました。Core は Paper 1、Extended は Paper 2 が電卓なしです。旧シラバスで勉強してきた家庭や、古い問題集・古い解説記事を参照している生徒は、この変更を知らないまま対策していることがあります。
0580 の内容は 9 つの領域に整理されています。Core と Extended は同じ 9 領域を扱いますが、Extended にはそれぞれの領域に上乗せ部分があります。
内容の重なりは大きいのですが、日本の教科書にほとんど出てこない、あるいは扱いが違う項目がいくつかあります。ここを知らずに「習ったところだから大丈夫」と流すと、本番で初見の設問に当たります。
実際に答案を見ていて多いのは、計算力の不足ではなく「答え方」の失点です。数学として正解にたどり着いているのに点が付かない、という形で起きます。
A-Level・IB に進む可能性が少しでもあるなら Extended です。Core で取れる成績は最高で C までで、Sixth Form の数学の入学条件(多くの学校が 0580 Extended の B 以上や A 以上を求めます)を満たせません。学校から Core を勧められた場合も、まずは Extended で受けられないか相談することをおすすめします。
Core・Extended のそれぞれに電卓が使えない Paper が新設されました。Core は Paper 1、Extended は Paper 2 が電卓なしで、いずれも全体の 50% を占めます。手計算の精度が直接成績に効く構成になったため、古い問題集だけで対策していると準備が片寄ります。
0607 はグラフ電卓の使用を前提に設計された別のシラバスで、IB の Mathematics に接続しやすい構成です。どちらを取るかは学校の開講次第で、生徒が自由に選べるとは限りません。なお 0580 と 0607 は同じ試験回で同時に受けることはできません。
取れます。両方開講している学校では、0580 Extended と 0606 を同時に取る生徒が多くいます。A-Level 数学に進むなら 0606 も取っておくと、初年度の段差がはっきり小さくなります。
計算の土台という意味では有利です。ただし内容が同じでも、英語の設問文、command word ごとの答え方、有効数字や単位の規定という別の軸で点を落とします。数学力より先に、この「試験の作法」を入れるほうが点は速く伸びます。
A-Level 数学との段差をいちばん小さくできる科目です。微分積分・対数・二項定理まで入る 14 領域の中身と、2025 年の改訂(指数と根号の削除・円の座標幾何の追加)を解説します。
この選択で成績の上限が決まります。数学は Core だと C が天井で、A-Level への道が事実上閉じます。科目ごとの違いと、学校との話し方まで。
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南数塾は海外・インター校生専門のオンライン塾です。概念は日本語で最短理解、答案は英語の採点基準どおりに訓練。数学・理科・英語・商業系まで対応し、Core と Extended の判断から A-Level・IB への接続まで、2 年間を設計ごと伴走します。