| Paper | 内容 | 時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| Paper 1 | Non-calculator(電卓なし)電卓は使えません。構造化・非構造化の混在。 | 2 時間 | 80 点・50% |
| Paper 2 | Calculator(電卓あり)関数電卓が必要です。構造化・非構造化の混在。 | 2 時間 | 80 点・50% |
0606 に tier(Core/Extended の分岐)はありません。全員が同じ 2 つの Paper を受け、成績は A* から E までです。出典:Cambridge IGCSE Additional Mathematics 0606 シラバス(2025・2026・2027 年試験用)。
Additional Mathematics(追加数学)0606 は、0580 の上に積む発展科目です。0580 が「中学数学を英語で仕上げる」科目だとすれば、0606 は「A-Level 数学の最初の 3 か月分を先に触っておく」科目にあたります。Cambridge 自身がシラバスの中で、この科目を A-Level 数学へのなめらかな移行のために設計したと明記しています。日本の学習歴で言えば、高校数学 I・II・A・B の入り口までを英語でやる感覚に近いです。
2025 年試験から適用されたシラバスで、内容と試験形式の両方に変更が入りました。0580 と同じく、電卓なし Paper の導入がいちばん大きい変更です。
0606 の内容は 14 領域に整理されています。日本の高校数学と重なる部分が多く、日本語で概念を入れてから英語の用語に置き換える学習が特に有効な科目です。
0606 をやっておくと、A-Level 数学の Pure Mathematics 1(P1)で扱う内容のかなりの部分に、すでに一度触れた状態で入れます。0606 を飛ばした生徒が Year 12 の最初の学期で失速する原因は、たいていここにあります。
学校が 0606 を開講していない、あるいは時間割の都合で取れないケースもあります。その場合でも A-Level 数学に進むことは可能ですが、埋めておくべき穴ははっきりしています。
別の科目として登録し、別の Paper を受けます。0580 Extended と 0606 を両方取る生徒が多く、同じ試験回で同時に受けることもできます。0606 は 0580 の代わりではなく、上に積む科目だと考えてください。
0580 Extended より明確に難度は上がります。ただし内容は日本の高校数学 I・II・A・B の入り口と大きく重なるため、日本で数学をやってきた生徒には取り組みやすい科目です。tier がなく全員同じ問題を解くため、平均的な難度は高めに設定されています。
制度上の必須ではありません。多くの学校は 0580 Extended の成績で Sixth Form の数学履修を判断します。ただし 0606 を取っている生徒とそうでない生徒では、Year 12 の最初の学期での負荷が明確に違います。取れるなら取ってください。
独立した出題領域から外れただけで、道具としては他の領域の中で普通に使われます。むしろ Paper 1 が電卓なしになったぶん、根号の整理や指数法則の手計算は前より重要になっています。
Core と Extended のどちらを取るかで到達できる成績の上限が決まります。2025 年からの「電卓なし Paper」新設を含めて、4 つの Paper の構成と対策の優先順位を日本語で解説します。
この選択で成績の上限が決まります。数学は Core だと C が天井で、A-Level への道が事実上閉じます。科目ごとの違いと、学校との話し方まで。
何科目取るか、理科をまとめるか分けるか、英語をどちらで取るか。2 年後の A-Level・IB から逆算した選び方を示します。
QP・MS・GT の意味、variant 番号(1・2・3)の読み方、そして「解く」より「採点する」ほうが伸びる理由を解説します。
南数塾は海外・インター校生専門のオンライン塾です。概念は日本語で最短理解、答案は英語の採点基準どおりに訓練。数学・理科・英語・商業系まで対応し、Core と Extended の判断から A-Level・IB への接続まで、2 年間を設計ごと伴走します。