南数塾 面談室から / 第4回
友だちとは英語で困らずに話しているのに、学校の英語の成績やクラス分けでは思うような結果が出ない。英語のご相談で最も多いのは、この食い違いです。
南数塾の面談でお話ししている内容を、ご家庭が特定されないよう対話形式に再構成しています。大学や試験の条件は、末尾の出典で確かめてから載せています。条件は年度ごとに変わるため、出願の前には最新の募集要項をご確認ください。
保護者(海外在住・中学生のお子さん)
小さい頃からインター校で、会話は問題ありません。それなのに、学校の英語のクラス分けで上のクラスに入れませんでした。
南数塾
珍しいことではありません。友だちと話す英語と、授業で読んで書く英語は、求められる力が違います。後者は、語彙や文法、文章の組み立てを意識して勉強しないと伸びにくいんです。
保護者
先生からも、会話はできるけれど学習のための英語が足りない、と言われました。
南数塾
中学に上がって読む量と書く量が一気に増えたときに表に出やすい課題です。気づいた今から手を打てば、十分間に合います。
南数塾
ひとつお願いしたいのは、クラス分けを学校が何で決めているかを確かめることです。特定のテストなのか、日々の課題の総合なのかで、対策がまったく変わります。学校の基準だけに合わせるより、その先の IGCSE を基準に力をつけるほうが、学校が変わっても無駄になりません。
保護者
学校の課題では、問いに沿って書けず、小さな文法の間違いも多いです。
南数塾
書く力は、いきなり長い作文を書かせるより、段階を踏むほうが伸びます。模範文の穴埋め → 並べ替え → 短い作文、と少しずつ難しくしていきます。
保護者(海外在住・中学生のお子さん)
この先 IGCSE に進んだとき、英語はどうなるのでしょう。
南数塾
Second Language は、読む・書くに加えて聞く試験があり、話す試験は成績に含める型と別枠で記載する型があります。コースの終わりに、ヨーロッパ共通の語学力の基準で B2 程度に届くことを目標にした科目です。[1]
保護者
どちらに進むかは、自分で選べるのですか。
南数塾
多くの学校では、クラス分けやテストで決まります。早めに学校の決め方を確かめておくと安心です。どちらの科目も英語力の証明として多くの大学に認められていますが、求められる成績は出願先によって違うので、志望先の条件で確かめます。[1]
保護者(海外在住・中学生のお子さん)
学校の英語と英検、両方やる意味はあるのでしょうか。
南数塾
英検は級がはっきりしていて、進歩が見えやすい物差しになります。級が上がるほど求められる語彙の幅が広がり、その語彙が学校の英語の読む・書く力の土台にもなります。
保護者
将来、日本に戻る可能性もゼロではありません。
南数塾
日本の大学入試には、英検の級を出願や得点に使う大学があります。進路が決まっていない時期に級を持っておくことは、どちらの道に進んでも無駄になりにくいと思います。使い方は大学ごとに違うので、志望校の募集要項で確かめます。[3]
保護者
英検は、いつまで続ければよいのでしょう。
南数塾
目標の級に届いたら、学習の中心を IGCSE の英語に移すのが一つの目安です。英検で身につけた語彙や読む力は IGCSE にも生きるので、切り替えるまでの間は、授業の半分を IGCSE に特有の読解や作文、半分を英検の対策に充てる、という組み方もよくします。
クラス分けの基準は学校ごとに違うので、まず学校が何を見て決めているかを確かめます。そのうえで、読む・書く・文法のうち点を落としている部分を中心に準備します。
IELTS は大学で学ぶことを前提にした試験で、中学生には内容が重く感じられることがあります。まず英検で語彙と読み書きの土台を作り、必要な時期に切り替える順番がご相談では多いです。最終的には出願先がどの試験を認めているかで決めます。
一概には言えません。0500 は読む・書くで成績が決まる国語に近い科目、0510 は聞く力も測る第二言語の科目です。学校の決め方と、志望する大学がどちらの科目でどの成績を求めるかで判断します。
入試・進学の相談は南数塾へ
学年・いまの科目と成績・志望校を伺い、必要なスコア・科目・出願の準備を整理します。入塾をご検討の方の受講相談は無料、入塾以外の進路相談は有料で承っています。
いずれも 2026-10-28 に内容を確かめました。