英語圏で自然に英語を習得した子は、会話表現は得意でも、語彙・語法を体系的に積んでいないことが多く、級が上がるほど語彙が穴になります。リーディングの短文穴埋めや語法問題は、地力ではなく『どれだけ体系的に語彙を入れたか』で差がつきます。逆に言えば、ここは努力が最も素直に点に変わる領域です。
英検協会は公式の必要語彙数を公表していないため、以下は旺文社・各塾の推計に基づく目安です。準1級以上で語彙の壁が一気に高くなることが分かります。
おすすめは旺文社「英検 でる順パス単」での体系暗記。会話で出会わない高頻度語を、頻度順に効率よく入れます。英語優位な子は『知っている語』を飛ばし、『見たことはあるが使えない語・フォーマル語』に集中すると伸びが速いです。
語彙が入ったら、語法・文法の選択問題(旺文社「文法・語法問題」等)で運用に落とします。会話では自然に使えるのに、ルールとして問われると迷う——この“感覚と知識のずれ”を、問題演習で埋めるのが英語優位な子の定石です。
英語優位な子は「見て分かる(受容語彙)」は多いのに「正しく選べる(産出語彙)」が弱い、という非対称が典型です。語彙サイズテスト(量)と、目標級の過去問・大問1(質)の2軸で診断し、誤答を「語を知らない/別義・語法で外した/句動詞・熟語で外した」に分類すると、時間を投下すべき場所が決まります。
間隔反復(SRS:1日・3日・7日…と間隔を空けて復習)は「知らない語の暗記エンジン」。ただし文脈から切り離すため「思い出せるが自然に使えない」という限界があります。だから多読(文脈での再会・定着)と、ライティングでの産出化(書いて初めて“使える語”になる)を必ず併用します。新規暗記はパス単+SRS、定着は文単+多読、と役割を分けるのが効率的です。
会話語彙と試験語彙は重なりが小さく、アカデミック・フォーマル語が穴になりがちです。でる順パス単で頻度順に体系暗記し、語法問題で運用に落とせば、最も素直に点が伸びます。
定番は旺文社「英検 でる順パス単」(級別)。形式慣れには「過去6回全問題集」、ライティングの語彙には「分野別ターゲット 英作文問題」を併用すると効率的です。
南数塾は、英語が得意な海外子女の“穴”である語彙・ライティングの型・要約・二次フォーマットを、マレーシア現地から日本式に一人ひとり指導します。数学塾発だからできる「英語 × 算数/数学」の二刀流帰国準備もご相談ください。まずは無料カウンセリングから。