会話で得た知識は「最頻義・最頻用法」に偏りがちで、別義・固い語法・句動詞・コロケーションが穴になります。 「見て分かる(受容)」は強くても「正しく選べる(産出)」が弱いという非対称が、大問1の誤答にそのまま出ます。 さらに現地校・インター校はディスカッション中心で文法を体系的に学ぶ機会が少ないため、感覚はあってもルールで説明できないことが多いのです。
大問1は短文の空所に最適な語句を選ぶ形式。準1級・1級は語彙・語法が中心(純粋な文法問題は少なめ)、3級〜2級は語彙に加えて文法・語法が問われます。いずれも「知っている」だけでなく「正確に選べる」ことが求められます。
大問1を解いたら、正解だけでなく不正解の選択肢の語も意味・語法を確認。1問で実質4語を回収できます。過去問の大問1を複数回回すと、選択肢の語ごと語彙が増えます。
会話で得た最頻義は既知のはず。狙うのは「知らない別義」だけ。1つの意味しか覚えていないと、別義を問う問題で外します。
現地校・インター校はディスカッション中心で文法学習が手薄になりがち。時制・仮定法・関係詞・準動詞・比較などを、会話の“なんとなく正しい”から、文法用語で説明できる“ルール”に変換します。
account for / dispense with のような硬い句動詞、自然な語の結びつき(コロケーション)は、単語のように1枚で丸ごと覚えると、本番で組み立てる負荷が消えます。
語彙が入ったら、旺文社「文法・語法問題 でる順」等の選択問題でルールを運用に落とす。会話では自然に使えるのに、ルールとして問われると迷う“感覚と知識のずれ”を演習で埋めます。
大問1は語彙・語法の即答勝負。迷う問題に時間を溶かさず、目安時間を決めて読解・記述(ライティング)に時間を残します。
次の項目は、会話の感覚を文法用語で説明できる状態にしておくと、大問1だけでなくライティング・二次でも崩れません。
大問1の語彙側は英単語学習法 完全ガイドと語彙対策ガイドに、語法・文法の要点は語法・文法(大問1)ガイドに。英語優位な子が落とす穴の全体像は話せるのに英検で落ちる子の共通点をどうぞ。
南数塾は、英語優位な子の会話の感覚を、英検の大問1で「選べる知識」に変える指導を得意とします。目標級までの逆算を、無料でご相談ください。