IGCSE Math と日本中学数学は『難易度の優劣』ではなく『深さの方向』が違います。
| 単元 | IGCSE Math | 日本中学数学 | ギャップ |
|---|---|---|---|
| 計算(四則・指数) | Year 7-9 で網羅、Year 10 で再確認 | 中1-中2 で習得、中3 で発展 | ほぼ同等。日本の方が分数計算の演習量が多い。 |
| 代数(方程式・不等式) | 二元連立まで・絶対値は浅め | 連立不等式まで・絶対値も扱う | 日本の方が深い。海外大進学にも有利な範囲。 |
| 関数(一次・二次) | グラフ重視・式変形は基本のみ | 式と判別式・最大最小まで踏み込む | 日本の方が解析寄り。IGCSE は応用問題寄り。 |
| 図形(合同・相似) | 性質中心・証明は限定的 | 証明問題が必須(論証文化) | 日本の方が証明力で大きく差をつける。 |
| 三平方・三角比 | Year 10-11 で本格導入 | 中3 で三平方、三角比は高1 | ほぼ同等。IGCSE は実用問題が多い。 |
| 統計(記述) | 箱ひげ図・累積度数まで標準 | 中3 で導入、深さは IGCSE がやや上 | IGCSE の方が広い。Statistics は IGCSE が強い分野。 |
| 確率 | ベン図・樹形図で実用的 | 中2 で概念、計算演習中心 | ほぼ同等。語彙差(mutually exclusive 等)が壁。 |
| 集合(Set Theory) | Year 9-10 で本格導入 | 高校数学Aで初登場 | IGCSE の方が早期。日本中学にはない。 |
| 金融・実用数学 | 複利・分割払い・税金 | ほぼ扱わない | IGCSE の独自分野。SPM 普通数学も同じ傾向。 |
| 証明・論証 | 1問程度(Show that) | 図形証明は必須・記述配点高い | 日本の方が圧倒的に強い。 |
IGCSE で A* を取っていても、図形の証明・連立不等式・関数の解析的扱いは日本の中学数学で別途学習が必要です。 帰国の1年前から、図形の証明問題+関数のグラフ書き起こしを中心に、日本の問題集(『新中学問題集』等)で補強しましょう。 逆に、統計と集合は IGCSE 側で先取りしているので、日本の中学数学のその部分は楽に進められます。
IGCSE Math は『A-Level Mathematics』への前段階。Year 10-11 で A* を取ることが、A-Level での選択肢を最大化します。 ただし IGCSE だけでは A-Level の負荷に対応できない場合があるため、Year 10 段階で『Additional Mathematics(0606)』も並行履修すべきです。 この判断は学校ごとに対応が違うので、お子様の在籍校の担任の先生に確認することをお勧めします。
南数塾の指導方針は、IGCSE と日本中学数学の『良いとこ取り』です。
※ 本記事は Cambridge IGCSE Mathematics(0580)の公式シラバスと日本の中学校学習指導要領(2017告示)を参考に作成しました。 実際の出題範囲・難易度は年度・コース・学校により異なる場合があります。
南数塾は日本中学数学の体系と IGCSE/IB/A-Level の英語表記を両方カバーする、マレーシアでは数少ない選択肢です。 まずは無料カウンセリングからご相談ください。