南数塾
English資料・記事一覧へ
ホーム/資料・記事一覧

A-Level はいつ受験する?2年間のスケジュールと受験回からの逆算 2026

現ホームページの公開情報を掲載しています(取得日:2026-09-19)。公開元の情報を独立に保証するものではありません。入試・資格・料金などの最新条件は、公式機関またはご相談時にご確認ください。

ホーム›A-Level対策›年間スケジュール
A-LEVEL 攻略ガイド · 年間スケジュール

A-Level は「いつ受けるか」を決めた瞬間に、2年間でやるべきことが逆算で決まります。CAIE の受験シリーズ・結果発表・出願締切を1本の時間軸に並べて、受験計画の土台を作りましょう。

A-Level の計画で最初に決めるべきなのは、教材でも学習時間でもなく「どのシリーズで受験するか」です。CAIE の試験は原則年2回、June シリーズ(4月下旬〜6月)と November シリーズ(10〜11月)に実施され、結果発表は例年それぞれ8月中旬と翌年1月です。このほぼ動かない時間軸に、UCAS の出願締切(10月中旬と1月)や日本の帰国生入試・英語学位プログラムの出願時期を重ねると、Year 12・Year 13 のいつまでに何を仕上げるべきかが自動的に決まります。逆にここを曖昧にしたまま学習を始めると、mock で実力が出ずに予測成績が伸びない、結果発表が出願に間に合わない、といったスケジュール起因の失点が起きます。この記事では、受験回から逆算する A-Level 2年間の年間スケジュールを、UK 出願・日本併願・retake の各パターン別に解説します。

受験チャンスは年2回 — June シリーズ(4月下旬-6月)と November シリーズ(10-11月)

CAIE の A-Level 試験は、June シリーズ(例年4月下旬〜6月に実施)と November シリーズ(例年10月〜11月に実施)の年2回が基本です。結果発表は June シリーズが8月中旬(2026年は AS & A Level が8月11日)、November シリーズが翌年1月と公表されています。このほかに March シリーズも存在しますが、CAIE がインド限定で運用しているシリーズのため、マレーシアを含む他の国のインター校生には選択肢に入りません。どのシリーズで受験できるかは在籍校(試験センター)の運用にも依存するため、計画を立てる前に学校の Exams Officer に確認しておくと確実です。

  • June シリーズ: 試験は4月下旬〜6月、結果発表は8月中旬(2026年の AS & A Level は8月11日発表)
  • November シリーズ: 試験は10〜11月、結果発表は翌年1月
  • March シリーズ: インド限定。マレーシア等のインター校生には関係しない
  • 受験できるシリーズ・科目は在籍校(試験センター)の運用で決まる場合がある

Year 12 の型 — AS を先に取って A* への貯金をつくる

多くのインター校では Year 12 で AS 範囲を学び、Year 12 の終わりの June シリーズで AS 試験を受けます。AS の得点はフル A-Level の総合判定に合算されるため、ここで高得点を積むことがそのまま A* への貯金になります。一方、AS を途中で受けず Year 13 の終わりに全 Paper を一括で受験する方式を採る学校もあり、どちらの型かで2年間の負荷配分は大きく変わります。AS を先に取る型は本番の負荷を分散でき、確定した AS 成績を出願の実績として使えるのが強みです。自分の学校がどちらの方式か、Year 12 の早い段階で確認しておきましょう。

  • AS 先取り型: Year 12 末に AS 受験 → 8月に確定成績 → Year 13 は A2 に集中
  • 一括型: Year 13 末に AS + A2 の全 Paper を受験。学校の方針で決まることが多い
  • AS の確定成績は predicted grades の最も強い根拠になる
  • AS 受験後に A2 で完成させる際の成績の引き継ぎ条件は、学校と CAIE の最新規定で確認する

Year 13 の型 — mock が predicted grades を決め、出願の武器になる

Year 13 は A2 範囲を学びながら、学校ごとに設定される mock 試験(模擬試験)を挟んで本番の June シリーズへ向かいます。ここで重要なのは、UCAS や日本の英語学位の出願時点では最終成績がまだ存在しないという事実です。出願書類に載るのは学校が発行する predicted grades(予測成績)であり、その根拠になるのが AS の実績と mock の結果です。つまり mock は校内テストではなく出願書類の一部であり、一度発行された predicted を後から上げてもらうのは簡単ではありません。「mock までに仕上げる」を Year 13 前半の目標に置くのが、逆算スケジュールの核心です。

  • 出願時点で使えるのは最終成績ではなく predicted grades
  • predicted の根拠 = AS の確定成績 + mock の結果 + 平常の学習状況
  • mock の時期は学校ごとに異なる。年度初めに日程を確認して逆算する
  • mock 対策の実体は過去問演習。本番と同じマークスキームで採点される前提で準備する

UCAS との噛み合わせ — 10月中旬と1月、2つの締切から逆算する

UK 出願の UCAS には大きく2つの締切があります。2026年入学サイクルでは、Oxford・Cambridge および医学・歯学・獣医学系のコースが2025年10月15日、その他の一般コースの equal consideration 締切が2026年1月14日でした。締切の日付は年により動くため、自分のサイクルの日程は必ず UCAS 公式サイトで確認してください。ここで効いてくるのが受験シリーズとの噛み合わせです。Oxbridge・医学部志望は Year 13 が始まって1〜2か月ほどで出願が来るため、predicted の根拠になる実績は Year 12 のうちに作り切る必要があります。Year 12 末の June シリーズで AS を取り、8月の結果を持って10月出願に臨む流れが最も自然です。

  • 10月中旬締切(Oxbridge・医歯獣医): Year 12 の AS 実績が事実上の勝負どころ
  • 1月締切(一般コース): Year 13 秋の mock まで predicted を伸ばす余地がある
  • November シリーズの結果は1月発表のため、出願年の武器としては使いにくい。前倒し受験か翌サイクル出願を前提に設計する
  • 締切の正確な日付・時刻は毎年 UCAS 公式で確認する(年により変動)

日本の帰国生入試・英語学位との併願 — June の結果が8月に出ることが軸

日本の帰国生入試や9月入学の英語学位プログラムは、出願時期も求められる成績も大学・学部ごとにばらばらです。ただし共通する軸が1つあります。June シリーズの結果が8月に出るという事実です。Year 13 の June で A-Level を完成させれば、8月に最終成績が手元に揃い、その後に出願時期が来る入試には確定成績で臨めます。逆に November シリーズで完成させる計画だと結果が翌年1月になり、日本の入試スケジュールと噛み合わない場面が増えます。併願を考えるなら「どの時点でどの成績が手元にあるか」を大学ごとの募集要項と突き合わせ、UK と日本のどちらのタイムラインを優先するかを Year 12 のうちに決めておくことが重要です。

  • Year 13 の June で完成 → 8月に最終成績 → 以降の帰国生入試に確定成績で出願
  • 書類選考型の英語学位は AS 実績や predicted grades で出願できる場合がある(各大学の募集要項で確認)
  • UK 併願の場合は UCAS の締切が先に来る。優先順位を先に決めてから年間計画に落とす
  • 出願時期・必要書類は大学ごとに毎年変わり得るため、必ず最新の募集要項で確認する

retake を組み込む — June と November は半年周期で回ってくる

A-Level は同じ科目を後続のシリーズで受け直すことができます。June 本番で目標に届かなかった場合、8月の結果発表を受けて November シリーズで retake し、結果を翌年1月に受け取るという半年サイクルが基本形です。UK 出願なら翌サイクルでの出願(実質的な gap year)を許容できるか、日本の入試なら1月の結果でも間に合う出願先があるかで、retake の価値は大きく変わります。大切なのは retake を前提に緩く計画することではなく、「もし足りなかったらどのシリーズで取り直し、その結果がいつ出て、どの出願に間に合うのか」をあらかじめ地図にしておくことです。この地図があるだけで、8月の結果発表日に感情ではなく計画で動けるようになります。

  • 基本サイクル: June 本番 → 8月結果 → November retake → 翌年1月結果
  • UK 出願との関係: 1月上旬の結果発表は1月中旬の UCAS 締切の直前=同サイクルで使うのは綱渡り。翌サイクル前提が安全
  • 日本併願との関係: 出願・入試が年明け以降の方式なら1月の結果が使える場合がある
  • retake の受験可否・手続きは在籍校または受験予定の試験センターに早めに確認する
NANSU A-LEVEL SUPPORT

南数塾のサポート — 受験回から逆算した2年間の設計を伴走します

  • 数学 9709・化学 9701・生物 9700 は日英併記のオリジナルテキストで、AS → A2 の各段階に合わせて単元を配列し、Year 12・Year 13 の年間計画に沿って学習を進められます
  • 実物過去問で編んだ重要過去問集とマークスキーム準拠の添削で、mock 前・本番前の答案を試験官目線で仕上げ、predicted grades の根拠になる結果づくりを支えます
  • June と November のどちらで受けるか、UCAS・帰国生入試の締切からの逆算、retake の要否判断まで、進路相談で一人ひとりの受験マップを一緒に作ります
  • 経済や物理など専用テキストのない科目についても、学習設計と数学の土台づくり、出願スケジュールの相談でサポートします

よくある質問

Q. A-Level はいつ受験するのが一般的ですか?

多くのインター校では Year 12 の終わり(4月下旬〜6月の June シリーズ)に AS を受け、Year 13 の終わりの June シリーズで A2 を受けて完成させる2段階型です。一方、Year 13 末に全 Paper を一括受験する学校もあります。November シリーズ(10〜11月)を使えるかどうかも含め、まず在籍校の方式を確認するのが出発点です。

Q. 試験の結果はいつ発表されますか?

June シリーズの結果は8月中旬(2026年は AS & A Level が8月11日)、November シリーズの結果は翌年1月に発表されます。March シリーズはインド限定です。発表日は年により動くため、受験する年の日程は CAIE 公式サイトで確認してください。

Q. predicted grades はいつ、何をもとに決まりますか?

出願に間に合うよう、多くは Year 13 の前半に学校が発行します。根拠になるのは AS の確定成績、mock 試験の結果、日々の学習状況です。発行後に上方修正してもらうのは容易ではないため、AS と mock の2つの山を「出願書類を作る試験」と位置づけて仕上げることが重要です。

Q. 目標成績に届かなかったら受け直せますか?

同じ科目を後続のシリーズで retake できます。June の結果が8月に出た後、November シリーズで受け直し、結果を翌年1月に受け取るのが基本サイクルです。ただし1月上旬の結果発表は UCAS の1月中旬締切の直前で、同サイクル出願で使うのは時間的にかなり厳しいため、翌サイクル出願や、年明け以降に出願できる日本の入試方式との組み合わせで設計します。

関連ページ

Predicted Grade シミュレーターA-Level で医学部へIGCSE から A-Level へ

あわせて読みたい A-Level ガイド

成績・評価

A-Level の成績制度(A*〜E)を理解する

A* の決まり方、AS と A2 の関係、grade thresholds、再受験の仕組み。「何点取れば何が付くのか」を日本語で整理。

日本の大学へ

A-Level で日本の大学に出願する

帰国生入試・総合型・英語学位プログラムでの A-Level の使われ方、受験回と出願時期の噛み合わせ、必要書類の考え方を整理。

UCAS出願

イギリスの大学へ出願する — UCAS 完全ガイド

1サイクル最大5校のルールから conditional offer、results day と clearing まで、A-Level でイギリスの大学へ出願する流れを一気に解説します。Oxbridge・医学部の早期締切と、日本の帰国生入試との併願戦略もカバーします。

過去問攻略

A-Level 過去問・マークスキーム攻略法

QP・MS・GT・ER の使い方、M1/A1/B1 など採点記号の読み方、答案の書き方まで。「過去問の回し方」を採点実務の目線で解説。

A-LEVEL 対策コース

A-Level を、日本語で
最短距離の学びに変える

南数塾は 9709・9701・9700 の日英併記オリジナルテキストと実物過去問ベースの重要過去問集を持つ、マレーシア発のオンライン塾です。概念は日本語で最短理解、解答は英語の採点基準どおりに訓練——医学部・海外大学・日本の大学まで、進路設計ごと伴走します。

A-Level 対策トップへ 入試・進学の相談を申し込む

入塾をご検討の方の受講相談は無料、入塾以外の進路相談は有料です。進路相談(有料)について

元ページを確認する(外部)資料・記事一覧へ戻る →