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南数塾の資料室/英文数学 単語帳

問題文の指示語(命令動詞)

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21語

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学習のポイント

数学の英単語(名詞)は分かるのに点が取れない——その原因はたいてい「動詞」です。Show that と Prove、Sketch と Plot は、求められている作業がまるで違います。問題文の最初の命令動詞(command word)を正しく読めば、答案の書き方そのものが決まります。

この単元について

IGCSE や A-Level の数学では、問題文が「Find …」「Show that …」「Hence …」のように命令動詞で始まります。この最初の一語が、あなたが何を・どこまで書けば満点になるかを指定する“指示書”です。Calculate なら計算過程を、Show that なら結論が分かっていても全ステップを、Hence なら直前の答えを必ず使って——というように、動詞ごとに採点者の期待が決まっています。英語が得意なお子さんほど内容は解けているのに、この動詞を読み飛ばして「答えだけ」「使うべき前問を無視」で失点しがちです。ここでは試験頻出の命令動詞を、読み方・日本語・そして「実際に何をすればよいか」つきで、最も紛らわしいペアの見分け方まで丁寧に整理しました。

つまずきやすい点

  • show that と prove の違い。show that は「答え(結論)が問題文に書いてある」状態で、そこへ至る計算・根拠を全ステップ見せること。答えが分かっているからと飛ばすと0点になりやすい。prove は一般的に正しいことを論理だてて証明すること(反例が一つもないと示す)。show that のほうが計算寄り、prove のほうが論証寄りです。
  • sketch と plot の違い。sketch は「だいたいの形」を描くこと。正確な目盛りは不要だが、切片・漸近線・頂点・全体の形など“特徴”は必ず示す。plot は与えられた方眼やグラフ用紙に、計算した点を正確に打って結ぶこと。sketch で方眼に几帳面に点を打つのは時間の無駄、plot で雑なフリーハンドは減点、と真逆です。
  • hence と hence, or otherwise の違い。hence は「直前の答えを必ず使って」次を解けという指示。前問の結果を使わない別解は、たとえ正解でも認められないことがある。hence, or otherwise は「前問を使ってもいいし、別の方法でもよい」——前の結果が使えなくても、自力の正しい方法なら満点。「or otherwise」が付くかどうかで、前問を使う義務があるかが変わります。
  • give your answer to 2 d.p. と 3 s.f. の違い。2 d.p.(decimal places = 小数第2位)は小数点以下の桁数を指定。3.14159 → 3.14。3 s.f.(significant figures = 有効数字3桁)は最初の0でない数字から数えて3桁。0.0031847 → 0.00318、12345 → 12300。指定どおりに丸めないと、答えが合っていても精度の点を落とします。
  • calculate / work out / find は近いが、calculate と work out は「計算過程を見せて数値を出す」ニュアンス、find は「(計算でも図からでも)値や対象を求める」と広め。いずれも“答えだけ”では途中点を取り逃すことがあるので、過程を残す習慣を。
  • evaluate と simplify を混同しない。evaluate は具体的な数値の答え(1つの数)を出すこと。simplify は式をできるだけ簡単な“式の形”に整えること(答えは数とは限らない)。

用語・読み方・意味・例文

  • 英語
    simplify
    読み方
    スィンプリファイ /ˈsɪm.plɪ.faɪ/
    日本語の意味
    簡単にせよ。同類項をまとめる・約分するなどして、式を最もすっきりした形にする(答えは数とは限らず“式”でよい)。
    例文
    Simplify 5a + 3a − 2a. → 5a + 3a − 2a を簡単にせよ。
  • 英語
    evaluate
    読み方
    イヴァリュエイト /ɪˈvæl.ju.eɪt/
    日本語の意味
    値を求めよ。式に数を入れるなどして、具体的な“1つの数値”を計算して出す。
    例文
    Evaluate 3² + 4 × 2. → 3² + 4 × 2 の値を求めよ。
  • 英語
    expand
    読み方
    イクスパンド /ɪkˈspænd/
    日本語の意味
    展開せよ。かっこを外し、かけ算を計算してかっこのない式にする。
    例文
    Expand and simplify (x + 3)(x + 2). → (x + 3)(x + 2) を展開して簡単にせよ。
  • 英語
    factorise
    読み方
    ファクタライズ /ˈfæk.tər.aɪz/
    日本語の意味
    因数分解せよ。展開の逆。共通因数でくくる、または積の形(かっこ×かっこ)にする。米つづりは factorize。
    例文
    Factorise fully 6x² + 9x. → 6x² + 9x を完全に因数分解せよ。
  • 英語
    solve
    読み方
    ソルヴ /sɒlv/
    日本語の意味
    解け。方程式や不等式を満たす文字の値(解)をすべて求める。
    例文
    Solve the equation 2(x − 1) = 10. → 方程式 2(x − 1) = 10 を解け。
  • 英語
    calculate / work out
    読み方
    キャルキュレイト/ワーク アウト /ˈkæl.kjə.leɪt/ /wɜːk aʊt/
    日本語の意味
    計算して求めよ。計算の過程を見せて数値の答えを出す。work out はより口語的だが意味はほぼ同じ。
    例文
    Calculate the area of the triangle. → その三角形の面積を計算して求めよ。
  • 英語
    find
    読み方
    ファインド /faɪnd/
    日本語の意味
    求めよ。値や対象を見つける一般的な指示(計算でも作図でもよい)。どの方法かは問わないことが多い。
    例文
    Find the value of x. → x の値を求めよ。
  • 英語
    show that
    読み方
    ショウ ザット /ʃoʊ ðæt/
    日本語の意味
    ~であることを示せ。答え(結論)はすでに与えられている。そこへ至る計算・根拠を“全ステップ”書いて成り立つと示す。途中を飛ばすと0点になりやすい。
    例文
    Show that the sum of the angles is 180°. → 角の和が 180° になることを示せ。
  • 英語
    prove
    読み方
    プルーヴ /pruːv/
    日本語の意味
    証明せよ。一般的に常に正しいことを、論理だてて(反例が一つもないように)示す。show that より厳密な論証が求められる。
    例文
    Prove that the product of two odd numbers is odd. → 2つの奇数の積が奇数になることを証明せよ。
  • 英語
    deduce
    読み方
    ディデュース /dɪˈdjuːs/
    日本語の意味
    (前の結果から)導け。すでに分かったこと・与えられた情報を根拠に、論理的に結論を引き出す。新たに一から計算し直す必要はない。
    例文
    Deduce the value of f(0) from the graph. → グラフから f(0) の値を導け。
  • 英語
    estimate
    読み方
    エスティメイト /ˈes.tɪ.meɪt/
    日本語の意味
    概算せよ・見積もれ。数を切りのよい値に丸めて、おおよその答えを出す。きっちりした正確な計算ではない。
    例文
    Estimate 19.7 × 4.1 by rounding each number. → 各数を丸めて 19.7 × 4.1 を概算せよ。
  • 英語
    round
    読み方
    ラウンド /raʊnd/
    日本語の意味
    四捨五入せよ・丸めよ。指定された位(小数第○位や有効数字○桁)まで数を丸める。
    例文
    Round 7.486 to 1 decimal place. → 7.486 を小数第1位に四捨五入せよ。
  • 英語
    express (… in terms of …)
    読み方
    イクスプレス /ɪkˈspres/
    日本語の意味
    (…を…で)表せ。指定された文字や形を使って書き直す。「in terms of y」なら答えを y を使った式にする。
    例文
    Express x in terms of y. → x を y を使って表せ。
  • 英語
    hence
    読み方
    ヘンス /hens/
    日本語の意味
    よって(これを使って)。直前で出した答え・結果を“必ず使って”次を解け、という指示。前問を無視した別解は認められないことがある。
    例文
    Factorise x² − 4. Hence solve x² − 4 = 0. → x² − 4 を因数分解せよ。よって(それを使って)x² − 4 = 0 を解け。
  • 英語
    hence, or otherwise
    読み方
    ヘンス オア アザワイズ /hens ɔːr ˈʌð.ə.waɪz/
    日本語の意味
    前問を使ってもよいし、別の方法でもよい。直前の結果が使えなくても、自力の正しい方法なら満点。or otherwise が付くかで前問を使う義務が消える。
    例文
    Hence, or otherwise, solve the equation. → 前問を使うか、または別の方法で、その方程式を解け。
  • 英語
    give your answer to … (d.p. / s.f.)
    読み方
    ギヴ ユア アンサー トゥ /ɡɪv jɔːr ˈɑːn.sər tuː/
    日本語の意味
    答えを…の精度で示せ。d.p.=decimal places(小数第○位)、s.f.=significant figures(有効数字○桁)。指定どおりに丸めないと精度の点を落とす。
    例文
    Give your answer to 3 significant figures. → 答えを有効数字3桁で示せ。
  • 英語
    sketch
    読み方
    スケッチ /sketʃ/
    日本語の意味
    概形をかけ。正確な目盛りは不要だが、切片・頂点・漸近線・全体の形など“特徴”は必ず示す手描きのグラフ。
    例文
    Sketch the graph of y = x². → y = x² のグラフの概形をかけ。
  • 英語
    plot
    読み方
    プロット /plɒt/
    日本語の意味
    (点を)正確に打て。与えられた方眼やグラフ用紙に、計算した点を正確に印(・や×)でとり、必要なら結ぶ。
    例文
    Plot the points from your table on the grid. → 表の点を方眼上に正確に打て。
  • 英語
    state
    読み方
    ステイト /steɪt/
    日本語の意味
    述べよ・答えよ(過程不要)。説明や計算は要らず、答えや事実を端的に書くだけでよい。
    例文
    State the coordinates of the turning point. → 頂点の座標を述べよ。
  • 英語
    determine
    読み方
    ディターミン /dɪˈtɜː.mɪn/
    日本語の意味
    (ただ一つの答えを)求めよ。計算や根拠をもとに、唯一定まる答えを確定させる。
    例文
    Determine the value of k for which the line is a tangent. → 直線が接線となる k の値を求めよ。
  • 英語
    the region bounded by
    読み方
    ザ リージョン バウンディッド バイ /ðə ˈriː.dʒən ˈbaʊn.dɪd baɪ/
    日本語の意味
    ~で囲まれた領域。指定された曲線・直線・軸などで囲まれた範囲のこと(面積や積分の対象になる)。
    例文
    Find the area of the region bounded by the curve and the x-axis. → 曲線と x 軸で囲まれた領域の面積を求めよ。

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